GHQが焚書処分した戦争に関する書物~~小林騏一郎『日・ソ・支戦争 : 世界大戦の前に来るもの』

GHQ焚書

 今回はGHQ焚書リストの中から「戦争」「大戦」をタイトルに含む本を集めてみたが、多くの書物で戦前の世界情勢に踏み込んで詳しく書かれている。そこには、今まで教科書やマスコミの解説ではお目にかかれないような内容が記されていることがよくあり、重要なことが戦後の長きにわたりタブーとされているのではないかと思うのは私ばかりではないだろう。

 今回は 小林騏一郎 著『日・ソ・支戦争 : 世界大戦の前に来るもの』という本の一節を紹介したい。ちなみに文中の「欧州大戦」は「第一次世界大戦」を意味している。

 経済的にシナと英国との関係を見ると、英国は上海と香港とを中心に、揚子江及び南支において強大な権益を有している。即ち航運、鉄道、炭鉱、紡績工場、煙草トラスト、電信会社、無線電信等のあらゆる事業に手をつけ、その投資額は約二億五千万ポンドと言われている。したがってシナに起こるすべての事件は、英国にとって重大な関心事となるのである。

 かかる関係から日本に対しては、出来る限り親善的な態度を示し、シナにおける事故の検疫を確保する政策を行ったのであるが、昭和七年満州国が独立して以来、わが国の力が次第に北支方面に伸びるに従い、在支英人は不安を感ずるようになった。ことに一九三四年のロンドン海軍予備会議が決裂し、日本が自主的態度を取るようになって後は、日本に対する従来の親善的態度を豹変し、積極的に日本に反対するが如き態度を示すに至った

 これより先欧州大戦後に於いて世界のいわゆる資本主義国は、生産過剰に苦しみ、その有り余る品物を、海外に売り付けんとして猛烈なる競争をはじめ、中でもシナを最も有望視し、各国ともシナに独占市場を設定せんと計った。たまたま南京政府が、国内統一に大童(おおわらわ)となっている状勢を見て取るや、英国はこれに接近して各種の軍需品、飛行機、タンク、機関銃などを供給する一方、道路の開通、鉄道の敷設等に対しても多大な援助を与えたが、シナもまたこれを利用せんとして英国と握手したから、ここに英支両国には、非常に深い因縁が出来上がったのである。

 同時に英国は日本に対しても、全面的に握手して友好的態度を示していたのであるが、満州事変以来、日本の製品がメード・イン・ジャパンの商標のもとに、洪水の如く全世界に行き渡るに及び、経済市場において、日英両国に正面衝突を来たし、ことごとに英国は日本を敵視するようになり、ことに最近において、日本を一敵国としてシナに進出を開始したのである。

 その最も顕著なる現われは、英国は国際連盟を通じてシナを技術的に援助し、カモンド将軍を派遣して鉄道を敷設せしめ、一九三五年九月にはまた、リース・ロスをしてシナの幣制改革を断行し、さらにカール・ペトリックを派遣して、各種資源の調査を行わしめる等、英国の勢力は八方よりシナに食い入って行ったのである。

 たまたま一九三六年西安事件の起こるや、英国は自国人のコナルドをして、巧みに蒋介石を張学良の手より救い出さしめ、南京政府と英国との関係はいよいよ親密なものとなったが、次いで一九三七年五月、英国に於いて皇帝の戴冠式の挙行されるに際し、支那財政部長孔祥熙(こうしょうぎ)はこれに列し、英国政府をして約七百万ポンドの対支借款を成立せしめ、これを以て多数の武器をシナに輸入せしめることになったのである。

 列国の対支投資額は、レーマーの計算による時は三十二万四千二百五十万ドルである。そのうち英国は十一億八千九百二十万ドルで、全額の三十六.七パーセントを占めていた。それに次ぐものは日本の十一億三千六百九十万ドルで、これは全体の三十五.一パーセントに相当するが、このうちの大部分は満州投資であって、支那本土に対するものは余程低率となっている。

(小林騏一郎 著『日・ソ・支戦争 : 世界大戦の前に来るもの』テンセン社 昭和14年刊 p.9~11)
国立国会図書館デジタルコレクション

 満州事変を契機としてわが国が北支に進出したことに警戒を強めて、その後イギリスは南京政権に接近して積極的に支援し経済的支配力を高めていくのだが、一般的な教科書では、シナの背後にイギリスが動いてことが記されることが無いのではないか。わが国の教科書は、いまだに戦勝国にとって都合の悪いことは伏せられたままなのである。

 GHQ焚書リストの中から「戦争」「大戦」をタイトルに含む本は340点あり、そのうち「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されているのは119点ある。興味のあるタイトル名や著者の作品があれば、是非覗いていただきたい。

タイトル著者・編者出版社国立国会図書館デジタルコレクションURL出版年
朝日東亜年報. 昭和17年版
(大東亜戦争特輯)
朝日新聞社
中央調査会 編
朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1109552昭和14
阿片戦争松崎啓次、
小国英雄
高山書院
アメリカの戦争力打村鉱三野田経済研究所
アロー戦争と円明園矢野仁一 弘文堂書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453300昭和14
異国の戦争小牧近江日本評論社
挑まれた戦争オットー.D.トルシュー橘書店
印度独立戦争波多野烏峰 錦正社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042555昭和17
英国戦争経済の分析池田林儀 報国社
英霊は戦争完遂を命ず
我等この命に従はん
ベニト・ムッソリーニ他中央出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273582昭和18
欧州戦争をどうする石丸藤太 国民新聞社
欧州戦争を繞りて
列国の態度並軍備比較
小山与四郎編海軍有終会
欧州大戦 上仲小路彰世界創造社
欧州大戦史の研究 第一巻石田保政 述陸軍大学校
欧州大戦における
仏軍自動車の作戦輸送
大谷清磨菊池屋書店
欧州大戦に於ける
独逸空軍の活躍
陸軍航空本部軍事界社
欧洲大戦の見透し渡辺翁記念
文化協会
渡辺翁記念
文化協会
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1036265昭和14
欧州大戦をめぐる
列強戦備の全貌
篠原武英人文閣
欧州の宣伝戦とは 
戦争は戦争でない
山口勝治 編厚生書院事業部
欧州大戦史の研究 第二巻石田保政 述陸軍大学校
欧州大戦と日本産業の将来小島精一千倉書房
音楽戦争牧定 忠深尾重光
海軍作戦史 :
大東亜戦争第一年
田口利介 西東社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450057昭和18
覚悟せよ!次の大戦宗孝社編輯部 編宗孝社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1465933昭和7
眼前に迫る世界大戦と
英米赤露の襲来
後藤誠夫 大京社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1442250昭和7
極東戦争と米国海軍平田晋策 天人社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464257昭和5
極東大戦実想観 :
協力一致要
武田邦治 編鳥取軍事普及会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466367昭和8
近代戦争論神田孝一 学而書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464317昭和9
近代戦争と森林淵 通義雄生閣
軍縮の不安と太平洋戦争平田晋策 天人社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464370昭和5
軍隊戦争国民組織白根孝之青山出版社
経済戦争史の研究寺田弥吉 富山房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453695昭和17
現代戦争読本長野 朗坂上書店
玄米食と戦争生活吉田 弘東華書房
玄米飯と生活戦争守屋磐村泉書房
興亜聖戦と世界大戦浅野利三郎現代社
抗英世界戦争武藤貞一高千穂書房
孔子教の戦争理論北村佳逸南郊社
国際政治と戦争水谷吉蔵平凡社
国策から見た戦争斉藤榮三郎モナス
国難大戦来る樋口麗陽 日本書院出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268812昭和8
国民精神読本第四輯
戦争と国家
大串兎代夫 国民精神
文化研究所 
子供のための戦争の話桜井忠温 一元社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464871昭和8
これぞ日本兵 
戦争実話読本
上沢謙二 新生堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169444昭和15
今次大戦と裏のニュース :
世界猶太情報
国際政経学会
調査部 訳編
政経書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277055昭和16
最新大東亜戦争慰問文留守信綱天泉社
参戦二十将星
日露戦争を語る
相馬 基 編東京日日新聞社
資源戦争ワルター・パール誠文堂新光社
史考大東亜戦争中井良太郎 二見書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460245昭和17
支那事変から
大東亜戦争へ
本多熊太郎 千倉書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439017昭和17
支那事変戦争美談陸軍省つわもの
編輯部
つわもの発行所
支那事変と
世界戦争の危機
長島隆二 共盟閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1031493昭和12
支那事変と日清戦争小泉信三 慶応出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1919110昭和12
支那大陸を舞台とする
日英ソ戦争
小林騎一郎内外出版社
従軍記者の見たる
日露戦争裏面史
新聞之新聞 編精華書房
十対六の比率では
どうして戦争が出来ぬか
梅崎卯之助 
真方勲
南方経営調査会
少年愛国読本 
戦争の話
野瀬寛顕 厚生閣書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169290昭和9
少年日露戦争物語遠藤早泉文化書房
食糧戦争丸本彰造 新大衆社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1066092昭和19
女性と戦争生活蜷川虎三船場書店
白い戦争秦 賢助鶴書房
人生 文化 戦争座間勝平精華書房
新聞記者の観た
太平洋戦争
鹽崎 誠鹽崎 誠
正義日本と戦争の背後古川清治 惟神会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1027163昭和13
聖戦五周年 : 支那事変
から大東亜戦争へ
大日本興亜同盟編大日本興亜同盟https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1157328昭和17
聖戦の書 
戦争のロゴスとパトス
白根孝之モナス
性と戦争橘源太郎 高瀬書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1458914昭和8
西洋戦史 欧州大戦
下ノ1
仲小路彰戦争文化研究所
西洋戦史 欧州大戦
下ノ2
仲小路彰 戦争文化研究所
世界戦争と船舶問題住田正一 朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1059953昭和17
世界戦争と日本の行動野依秀市秀文閣書房
世界戦争は
もう始まっている
武藤貞一新潮社
世界戦争論仲小路彰 日本問題研究所
世界大戦物語菊池寛 新日本社
世界大戦概史川原貞男偕行社
世界大戦側面観新田直蔵 大同書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273650昭和18
世界大戦と経済戦争本山 要 編東亞経済社
世界大戦と潜水艦戦カール、ヘルフェルリヒ泉書房
世界大戦における仏独
両軍戦術思想の変遷
廣 良一 訳偕行社
世界大戦の責任者細川進一協栄出版社
世界大戦再び起るか東京日日新聞社東京日日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1280509昭和10
世界大戦を孕む
英伊エチオピヤの危機
小林虎治那須書房
世界変革の大戦と海運平井好一改造社
戦争経済思想 9本領信治郎日本電報通信社
戦争経済の構造. 上巻日下藤吾 新東亜協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276343昭和18
戦線一万五千海里 :
前世界大戦時南洋戦史
上条深志 南洋群島
文化協会
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062814昭和16
戦争アハマド・ナハジャヴァーン満鉄東亜経済
調査局
戦争後藤兼文三友堂書店
戦争荒木貞夫 述三笠書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1455861昭和12
戦争山路英也新知社
戦争一本不明朝日新聞社
戦争科学百話秋山龍夫新興亜社
戦争学要綱高木清寿 編聖紀書房
戦争か?平和か?
日米開戦の動因 
高瀬五郎 述富強日本協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1091074昭和16
戦争か平和か?蜷川新 香風閣書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033501昭和9
戦争景気はいつ出るや漆原 正東海出版社
戦争経済講話矢部利茂朝日新聞社
戦争・経済・生活高木友三郎 実業之日本社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1462830昭和15
戦争経済読本斎藤直幹 今日の問題社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1462782昭和12
戦争経済と商工会議所小穴 毅商工行政社
戦争経済の前進聯合情報社編輯局編聯合情報社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271472昭和13
戦争経済の知識清沢冽 室伏高信青年書房
戦争・財産・投資日本経済研究会 編伊藤書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1461136昭和16
戦争史概観四手井綱正 講述岩波書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450660昭和18
戦争詩集大阪詩人倶楽部大阪詩人倶楽部
戦争史. 西洋古代篇伊藤政之助 戦争史刊行会
戦争史. 西洋中世篇伊藤政之助 戦争史刊行会
戦争史. 西洋近古篇伊藤政之助 戦争史刊行会
戦争史. 西洋近世篇伊藤政之助 戦争史刊行会
戦争史. 西洋最近篇伊藤政之助 戦争史刊行会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1221129昭和15
戦争史. 世界現代篇1伊藤政之助 戦争史刊行会
戦争思想の研究松下芳男不明
戦争社会学研究岡村重夫中川書房
戦争小説 
満州事変の後に来るもの
中山四郎戸張書店
戦争政記花見達二日本書館
戦争政略論佐田弘治郎 国際日本協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450633昭和17
戦争、石油神原 泰東晃社
戦争挑発責任者フレデリック・ウイール農山漁村出版社
戦争地理学研究小川琢治 古今書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453852昭和14
戦争的世界と産業高木友三郎 日本文化
中央連盟
戦争と音楽本田喜久雄新興音楽出版社
戦争と科学松平道雄 日本公論社
戦争と学生三輪啓一育生社弘道閣
戦争と株式緒方勝次新日本社
戦争とからだ石津 誠東亞社
戦争と勤労森田良雄協同公社出版部
戦争と結婚西牟田重雄 編牧書房
戦争と建設朝日新聞社 編朝日新聞社
戦争と国際問題大倉要 蔵王閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459076昭和17
戦争と国民動員栗栖幸男高山書院
戦争と古典特語松田武夫越後谷書房
戦争と古典物語松田武雄越後屋書房
戦争と財閥岩井良太郎 千倉書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278164昭和13
戦争と茶道佐伯 太増進社
戦争と資源延兼数之助ダイヤモンド社
戦争と思想動員法貴三郎 日新書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460320昭和17
戦争と宗教高橋正雄金光教徒社
戦争と従軍記者岡本光三 編新聞の世界社
戦争と女性佐藤信夫西村書店
戦争と信仰加藤咄堂 大東出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1221174昭和13
戦争と人口問題郡菊之助 同文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276380昭和17
戦争と人口問題国策研究所調査部編国策研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276383昭和17
戦争と生活岡崎文規河出書房
戦争と青年室伏高信 日本評論社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1909674昭和12
戦争と精密工業青木保 科学主義工業社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1059307昭和17
戦争と選挙野依秀市秀文閣書房
戦争と戦争田中喜四郎日本社
戦争と宣伝F.C.パートレット高田書院
戦争と増税山崎源太郎 橘書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441256昭和12
戦争と造船山縣昌夫鶴書房
戦争と地下資源フエルヂナント・
フリーデンスブルヒ
三省堂
戦争と鐔長岡恒喜 美術倶楽部
出版部
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1069175昭和17
戦争と電気通信中山竜次 電気通信協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1068553昭和17
戦争と都市石川栄耀 日本電報通信社
出版部
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1058754昭和17
戦争と日本語釘本久春龍文書房
戦争と日本民族山上八郎文明社
戦争と脳式場隆三郎 牧書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1070597昭和18
戦争と納税智識鏡 省三朝日文華社
戦争と保険日本保険学会編文雅堂書店
戦争と保険の諸問題雨宮保衛社会教育協会
戦争と労働日本工業協会日本評論社
戦争に勝つた後は
どうなる? 
竹村公孝 国際教化聯盟https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270514昭和13
戦争の足、
火を吐く張鼓峰、斥候、
戦塵のかげに、赤い夕陽
中山正男 中村敏
高田修 木村秋生
土岐松也
潮文閣
戦争の科学的研究布川静淵 大都書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062785昭和16
戦争の神々田中喜四郎日本社
戦争の危機と
皇道日本の建設
吉田勝次郎吉田堅治
戦争の孤児出雲耤児遠藤書店
戦争の実感加藤政明新興経済社
戦争の知識松平道雄 日本公論社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1462792昭和13
戦争の哲学 :
須佐之男命の御事
暁烏敏 香草舎https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1109672昭和7
戦争の哲学北昤吉 大理書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062781昭和18
戦争の文学伊藤 整全国書房
戦争の横顔長沼弘毅高山書院
戦争之横顔林 房雄春秋社
戦争は拡大せん乎大澤吉五郎国際事情研究会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1094670昭和15
戦争秘話偕行社編偕行社
戦争秘話(日露戦役)
第一輯
樋山光四郎偕行社
戦争文化 八月号今藤茂樹 編戦争文化研究所
戦争・貿易・海賊小林知治 日本書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1272119昭和7
戦争本質論加田哲二慶応出版社
戦争論植田清次 編理想社
第一次大戦の謀略スメラ民文庫
編輯部 編
世界創造社
大戦外交読本
①ミュンヘン會議・英佛宣戰
外務省情報部 編博文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441327昭和15
大戦外交読本
② ソ・芬戰より白蘭進擊
外務省情報部 編博文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441338昭和15
大戦外交読本
③伊参戦より三国条約成立
情報局第三部 編博文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1440136昭和15
大戦学理. 下巻クラウゼヴィツツ 軍事教育会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453056昭和9
大戦下の印度蘆田英祥汎洋社
大戦後の国際対立ペー・ラピンスキー,
 エヌ・テレンチエフ
叢文閣
大戦後の世界史滋賀 貞大同館書店
大戦当初の
独逸財政経済方策
大蔵大臣官房
財政経済調査課
千倉書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438789昭和12
大東亜戦争と思想戦竹田光次週刊産業社
大東亜戦争歌集将兵篇柳田新太郎 編天理時報社
大東亜戦争以降
経済関係法規集. (三)
日本経済聯盟会
調査課 編
商工行政社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450381昭和18
大東亜戦争一周年史大同印書館編輯部大同印書館
大東亜戦争海軍戦記.
第3輯
大本営海軍報道部
 編纂
興亜日本社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1907051昭和18
大東亜戦争海軍戦記.
 第4輯
大本営海軍報道部
編纂
興亜日本社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1907184昭和19
大東亜戦争 海戦史相馬 基東京日日新聞社
大東亜戦争かく勝てり加藤重雄遠藤書店
大東亜戦争歌集 愛国篇柳田新太郎 編天理時報社
大東亜戦争下女子慰問
手紙の書き方
飯田豊二洋山堂書店
大東亜戦争記録 第一輯酒井圭一 
百本佐次郎
新光閣
大東亜戦争私感武者小路実篤河出書房
大東亜戦争実記 第一巻中島徳行児童の友社
大東亜戦争写真史大観田口章太 編明治天皇
聖徳奉賛会
大東亜戦争祝詞集武田政一瑞穂出版社
大東亜戦争常識読本大川 清三崎書店
大東亜戦争小謡集わんや書店 編わんや書店
大東亜戦争勝利の記録原田杏太郎 新紀元社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460277昭和17
大東亜戦争戦况解説 :
シンガポール陥落まで
河北新報社 編河北新報社
出版部
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1108675昭和17
大東亜戦争展望. 第1朝日新聞社調査部朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041961昭和17
大東亜戦争展望. 第2朝日新聞社調査部朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041962昭和17
大東亜戦争展望. 第4朝日新聞社調査部朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041966昭和18
大東亜戦争展望. 第6朝日新聞社調査部朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041972昭和19
大東亜戦争展望. 第7朝日新聞社調査部朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041973昭和19
大東亜戦争と帝国海軍大本営海軍報道部興亜日本社
大東亜戦争と青年学校の道高坂太郎東世社
大東亜戦争と青年匝瑳胤次 潮文閣
大東亜戦争と世界杉本考次郎 編中央公論社
大東亜戦争と世界世界政治研究会編中央公論社
大東亜戦争と世界の変貌等々力栄 翼賛出版協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460275昭和18
大東亜戦争と南方圏山田文雄 萬里閣
大東亜戦争と
ユダヤ人の動向
久保田通教東京情報社
大東亜戦争日誌伊藤由三郎 編銀行問題研究会
大東亜戦争年史大東亜戦争年史
編纂室
愛国新聞社
出版部
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460274昭和18
大東亜戦争の思想謀略水野政次霞ヶ関書房
大東亜戦争の宗教的構想湯浅興三警醒社
大東亜戦争の真意倉田義一友松堂
大東亜戦争の世界史的意義大串兎代夫 日本放送
出版協会
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041243昭和17
大東亜戦争宣戦の大詔謹解関根文之助起山房
大東亜戦争日の丸の猛進軍武藤秋月金龍堂書店
大東亜戦争陸軍
報道班員手記ビルマ戦
文化奉公会 編大日本雄弁会
講談社
大東亜戦争陸軍報道班員
手記バターン、コレヒドール攻略戦
文化奉公会 編大日本雄弁会
講談社
大東亜戦争陸軍報道班員
手記
文化奉公会 編大日本雄弁会
講談社
大東亜戦争陸鷲戦記航空文学界 編大日本雄弁会
講談社
大東亜戦争を繞る経済戦略寺田弥吉 富山房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459425昭和17
第二次欧州大戦の
経済的影響
勝田貞次景気研究所
第二次欧州大戦の研究清沢冽東洋経済出版部
第二次欧州大戦史略原田瓊生明治書房
第二次欧州大戦と
ドイツの経済力
南満州鉄道
調査部編
博文館
第二次欧州大戦と
ヒットラー総統
松山悦三不明
第二次世界戦争と日本町田梓楼日本文化
中央聯盟
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1099553昭和15
第二次世界大戦来たるか近藤源吉日本精神社
第二次世界大戦来たるか
後編
近藤源吉日本精神社
第二次世界大戦事典中外商業新報社編科学主義工業社
第二次世界大戦精図J.F.ハラビン慶応書房
第二次世界大戦と日本帝国浅野利三郎現代社
第二次世界大戦と
其の後に来たるもの
近藤源吉日本精神社
第二次世界大戦の爆発点
満蒙国境かダンチヒか
浅野利三郎現代社
第二次世界大戦の勝敗 
第一部欧州大戦の巻
石丸藤太刀江書店
第二の世界大戦は
何処から勃発するか
木村太郎テンセン社
第二次大戦と近代戦略柴田賢一 博文館
第二次大戦と列強の戦備長野邦雄博文館
第二次大戦の真相鈴木 良博文館
第二世界大戦勃発か夏秋亀一漫画時代社
第二ドイツ戦争心理学望月衛 訳中川書房
大日本戦争史 第1巻高柳光寿 編三教書院
大日本戦争史 第2巻高柳光寿 編三教書院
大日本戦争史 第3巻高柳光寿 編三教書院
大日本戦争史 第4巻高柳光寿 編三教書院
大日本戦争史 第5巻高柳光寿 編三教書院
大日本戦争史 第6巻高柳光寿 編三教書院
大日本戦争史 第7巻高柳光寿 編三教書院
大日本戦争史 第8巻高柳光寿 編三教書院
太平洋経済戦争論加田哲二慶応書房
太平洋攻防世界第二大戦石丸藤太万里閣書房
太平洋戦争石丸藤太春秋社
太陽 鴉片戦争の巻山岡荘八春江堂
対立せる戦争論長谷川正教材社
世界大戦前夜と我が対策浅野利三郎現代社
闘ふ戦争比佐友香 編東京朝日新聞
発行所
長期化する大戦欧亜通信社 編欧亜通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438865昭和17
肇国世界興廃大戦史 
日本戦史第一巻
仲小路彰戦争文化研究所
次に来るもの戦争か平和か伊達龍城文瑞社出版部
次の極東大戦の覚悟鈴木一馬 東邦事情研究会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1112993昭和12
次の極東戦争 :
帝国陸軍は何処へ行く
西野雄治 朝風社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1443521昭和5
次の世界戦争石丸藤太 春秋社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1457577昭和12
次の世界大戦四王天延孝 述大阪図書
次の戦争と我海軍村田懋麿 目白書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448046昭和5
敵国アメリカの戦争宣伝中野五郎 新太陽社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460325昭和20
鉄血 : 日露戦争記*猪熊敬一郎 明治出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774222明治44
ドイツ戦時経済叢書
戦争と工業動員
ドイツ景気研究所日本電報通信社
ドイツ戦時経済叢書8
戦争と経済
ヘルマン・パントレン日本電報通信社
独逸戦争経済雑話菊池春雄 泉書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439273昭和19
ドイツ的戦略とは :
戦争と謀略・宣伝
水野正次 名古屋新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463175昭和15
独逸の戦争目的 :
欧州新秩序の輪郭
景山哲夫 大同印書館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459237昭和16
独逸の戦争経済エスターヘルト日光書院
独逸の戦争論国防科学研究会 編大日本雄弁会
講談社
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463177昭和15
東亜共同体と太平洋戦争原 勝日本青年外交協会
東洋は血の臭がする
第二世界大戦
足立六郎一心社
独ソ戦線2000粁 :
附:大東亜戦争とソ聯の動向
舟橋 茂成武堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460279昭和17
ナチスの戦争論. 上巻
 (戦争・戦略・政治)
国防科学研究会 訳編育生社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1454918昭和13
ナチスの戦争経済政策小穴 毅時代社
ナチスの戦争論アドルフ・ヒットラー外七氏東邦書院
ナチスの放送戦争深尾重正 アルスhttps://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460312昭和16
ナポレオンの対英戦争石原莞爾 東亜聯盟協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1452563昭和15
日英支那戦争今藤茂樹小倉虎治
日英戦争長島隆一長谷川書房
日・ソ・支戦争
世界大戦の前に来るもの 
小林騏一郎 テンセン社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441765昭和14
日米十年戦争武藤貞一興亜書房
日米戦争の勝敗井上一次 一元社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1443707昭和7
日米戦争夢物語相模次郎中夜出版社
日米百年戦争アメリカ問題研究所 編アメリカ問題研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1245901昭和15
日露戦役話集 大戦余響*鳳秀太郎 編博文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/954055大正6
日露戦争物語. 上巻芦間圭 大同館書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717387昭和10
日露戦争物語. 下巻芦間圭 大同館書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720535昭和10
日露戦争を語る.
外交・財政の巻
時事新報社 編時事新報社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1218392昭和10
日露戦争思い出の記 
ミスチェンコ騎兵大集団営ロ
逆襲実話
黒沢礼吉 編不明
日露戦争を斯く戦へり鹿野吉廣正直書林
日露大戦秘史 永沼挺進隊中屋重業公論社
日支事変と次の日〇戦争神田計造新文社
日清戦争と陸奥外交深谷博治日本放送協会
日清日露戦争物語 :
附・アジアの盟主日本
菊池寛新日本社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1718008昭和12
日清日露両戦役及世界大戦
に於ける我が戦時財政
大蔵省大臣官房
財政経済調査課 編
千倉書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1272744昭和12
日ソ戦争は何時始まるか国際事情研究会太陽閣
日本戦争貨幣論西谷弥兵衛 日本問題研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1462810昭和14
日本世界戦争満田巌 北方問題研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278161昭和14
日本戦争学多田督智 高陽書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1710449昭和14
日本戦争貨幣論西谷弥兵衛 世界創造社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1462810昭和14
日本戦争経済試論波田 尚世界創造社
日本戦争哲学中柴末純 富山房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062782昭和19
日本と次の大戦争時局新聞編輯局 編時局新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1137879昭和9
日本と次の大戦争時局新聞編輯局 編時局新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1137879昭和9
日本農兵戦争清水宣雄 農村問題研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1462805昭和15
日本の財政,
何年戦争に堪えられるか?
国際問題研究会 東亜書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273234昭和11
母と戦争本堂英吉教育社
反共世界戦争井澤 弘亜細亜学会
白鬼来 :
阿片戦争はかく戦はれた
大泉黒石 大新社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1134833昭和17
仏教の戦争観林屋友次郎 
島影盟
大東出版社
船と戦争樋谷虎之助大日本出版社
峯文荘
文学戦争丸山熊雄映画文化研究所
兵車行 :
兵卒の見たる日露戦争*
大月隆仗 敬文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774461明45
僕らの戦争日記ラインホルト・ザウテル錦城出版社
ぼくらの大東亜戦争
その一
藤井隆章協栄出版社
満蒙問題の精算 日支戦争記島屋政一 大阪出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1024532昭和6
身を捨ててこそ
戦争と国民の覚悟
荒木貞夫 三笠書房
名将回顧 日露大戦秘史
陸戦篇
高田廣海 編東京朝日新聞
発行所
名将回顧 日露大戦秘史
陸戦篇
星野辰男 編東京朝日新聞
発行所
輸送戦争堀口大八春秋社松柏館
予言大東亜戦争高田知一郎墨水書房
予言日米戦争実記佐久間日出夫日米問題研究会
両大戦間に於ける
独・仏・英の社会政策
ドイツ労働戦線
労働科学研究所 編
世界経済調査会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062018昭和17
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 ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
 通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
 読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。

無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、お取り寄せは上記店舗だけでなく、全国どこの書店でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
電子書籍もKindle、楽天Koboより販売しています。

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