プロフィールとお知らせなど

プロフィール

 京都のお寺の次男として生まれ育ち、中学・高校はキリスト教系のミッションスクールで学び、普通の大学の経済学部に入学し、大学卒業後は普通の会社員となる道を選びました。

 学生時代はあまり歴史に興味を覚えず、どちらかというと数学や理系の勉強の方が好きでした。

 社会人になって一度転職を経験し、自分を見つめなおす機会を持ちました。その後、実家の寺のことを調べているうちに廃仏毀釈に興味を覚え、それから幕末から明治の歴史に関心が広がっていきました。調べているうちに、学生時代に学んできた歴史はつまるところ勝者にとって都合の良いように描かれたものであり、その歴史叙述が真実であるとは限らないことに気が付きました。

 それから日本史全般に興味が広がっていき、いつの時代でもどこの国でも、勝者は勝者にとって都合の良い歴史を残そうとし、都合の悪いことには蓋をする。そうして編纂された歴史を国民に広めて自らの政権の正統性を伝え、政治を安定化させようとする傾向にあるのではないかと考えるようになりました。

 敗者には敗者の歴史があり、権力闘争とは無関係な人々には、またそれぞれ異なる歴史がある。それぞれの時代を 勝者の視点だけから見るのではなくて、異なる視点から考えることによって、より真実に近づくことが出来るのではないかと思い、学生時代に無批判に受け入れて来た勝者の歴史を見直してみたいという衝動にかられて、自分なりに様々な情報を求めるようになりました。

 2009年から『しばやんの日々』というタイトルではじめたばかりの私のブログに、歴史の話題を書いたところ好評をいただき、もっと続けてほしいと要望が出たのでブログを日本史の話題を中心にすることに決めたのですが、会社勤務を続けながら昔のことを調べて毎週記事を書くことは、最初の頃はつらいものがありました。しかしながら、読者の方から時々いただける温かい言葉やコメントをいただくことが励みとなり、次第に書くことが楽しくなっていきました。

 自分一人が勉強するだけでは、とてもここまで調べることはなかったと思います。読者の皆さんから良い刺激をいただいていることが励みとなり、いろんな時代のことを調べるきっかけとなりました。ここまで続けることが出来た のは、読者の皆さんのお蔭であると感謝しています。

 今まで長い間無料のブログサービスを用いて活動を続けてきましたが、無料のサービスはいつ閉鎖になっても文句は言えません。実際のところ、最初に利用したブログサービス(Blogari)は5年後に閉鎖されましたし、現在利用しているサービス(FC2ブログ)もこれからの事はよくわかりません。

 2019年1月に勤務していた会社を定年退職したことを機にサーバー契約を結び、独自ドメインを取得して始めたのがこのブログです。

 2019年は新旧の両ブログに記事を書いていましたが、2020年からはこちらのブログのみに新記事を載せることに変更しました。

 まだまだこちらのブログは記事数も少なく、読者数も旧ブログに大きく及びませんが、新しい記事だけではなく、以前に旧ブログで書いた記事をリニューアルしてこちらの方に少しずつ移していき、このサイトを充実させていく所存です。

 旧ブログはたくさんのコメントを頂き、多くの記事が様々なサイトなどでリンクされていて今もよく読まれています。当面は現状のまま存置することとします。

しばやんの日々
2020年より、歴史や歴史散策の新記事は『歴史逍遥しばやんの日々』に掲載しています

初めての著書を出版しました

 また、今までのブログ活動の、鉄砲伝来以降の約100年の歴史に関する記事をまとめ、『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』というタイトルで、2019年4月に株式会社文芸社から本を出しました。

 内容について簡単にコメントすると、大航海時代にポルトガルやスペインがわが国に接近し、わが国をキリスト教化し植民地化とするための布石を着々と打っていったのですが、わが国はいかにしてその動きを止めたのかについて、戦後のわが国では封印されている事実を掘り起こしていきながら説き明かしていく内容です。

 書評についてはアマゾンや楽天などでいくつか出ていますが、詳しい書評として「るびりん書林」さんのサイトを紹介させていただきます。

大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか 単行本(ソフトカバー) – 2019/4/1 しばやん (著) 文芸社 | るびりん書林
キリスト教の負の歴史をほとんど封印している現代社会。秀吉の朝鮮出兵も、島原の乱も、鎖国も、綿密に調べることで、通説が何を隠そうとしているのかがはっきりとしてくる。 大人気ブログ「...

 私の元上司に届いた感想文も、本の内容がよくわかる文章になっているので紹介させていただきます。

 また令和元年八月二十七日には「東日新聞」で書評が出ました。上の画像がその記事です。

 令和三年一月二十四日には「毎日新聞」の京都版にも書評が出ています。

 初めての著書は、無名のライターゆえにごく一部の書店にしか置いて頂けておりませんが、全国どの書店でもお取り寄せが可能です。もちろん、アマゾンや楽天などのネットでも購入ができます。またKindle、楽天Koboで電子書籍も販売しています。価格は紙の書籍よりも少し割安になります。

読者の皆さんへ

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