第二次世界大戦後日本へ進駐してきたGHQ( 連合国軍総司令部 )が、昭和二十一年から二十三年(1946~48年)にかけて、当時わが国で流通していた書籍のうち7769タイトルの単行本やパンフレットを「宣伝用刊行物」と呼んで没収・廃棄し、戦後の日本人が読めないようにしたのだが 、それらの書籍の中には外国の書籍の邦訳が少なからずある。いったい何が記されていたのかとネット公開されている本のページをめくってみると、今日のマスコミなどでは絶対に伝えられないことが詳細に記されている。
これらの書籍は日本人のために書かれたものでないことは言うまでもない。中には世界の古典として通用する書物もある。にもかかわらずこれらの書物は、GHQにより日本人の目に触れないように処分されてしまった。このことは、GHQは 軍国主義や天皇崇拝などとは無縁の書物も、多くを焚書の対象にしたことを意味している。
最初にドイツ人のラインハルト・フランクの著したイギリスのインド統治に関する本『虐げられし印度』の一部を紹介したい。イギリスの統計によるとインドには何度も飢饉が訪れ、18世紀の後半に4回、19世紀の前半に12回、19世紀の後半に35回の飢饉が起きたという。ちなみにイギリスは1757年のプラッシーの戦いでフランス東インド会社軍を撃破してインドの覇権を確立し、イギリス東インド会社による統治が失敗しインド大反乱が起こったために同社を解散し、1858年からイギリスによるインド直接統治が始まっている。
ウィリアム・ディグビーはその皮肉な著書『英領インド繁昌記』の中に書いている。「戦争のために失われた人命は、1793年より1900年に至る108年間に、全世界を通じて約5百万であった。ところがインドに於いては、1891年より1900年に至るたった10年間に、飢饉によって19百万の死者をだした」と。これは紛れもない事実であって、既述は簡単ながら、その裏面には、如何に夥しい悲劇がふくまれていることか!
これらの惨憺たる飢饉の際には、もちろん英当局に対して猛烈な非難の声が湧き起こった。世界の世論は一斉に、インド政庁並びに英政府に攻撃の鉾先を向け、それが相当長い期間つづけられた。けれども格別の効果はなかった。というのは、英国のごとき自由主義的、資本主義的、そして帝国主義的制度の下にあっては、属領のそうした事態を根本的に解決するとか、救済するとかいうことは、不可能であるからだ。
元来インドには、食糧はいつも十分に産出している。だが悲しいことには、人民にカネがなければそれを手に入れる手段を持たなかった。そして全く嘘のような話であるが、どんな飢饉のときにも、インドの穀倉には穀物が溢れていたのである。
労働党出身の英国ラムゼー・マグドナルドは、その在野党領袖時代に『インドの覚醒』なる一書を著し…同書の中で、インドの飢饉に関して次のような事実を暴露した。
「1900年のクラザト飢饉は最も惨状を極め、アーメダバッドに於いては、日毎に多数の死者を出したが、インド官憲の報告によれば、該地方の穀物商の手には、優に二か年を支えるに足る穀物が貯蔵されていた。」
と。マグドナルドは更に続けて、
「かかるが故に、インドの飢饉は断じて穀物の欠乏に原因したものではない。失業と低賃金とに悩める上にも、物価は高騰し、ために人民は、物資の豊富なる最中にあって餓死したのである。」
…<中略>
この広大なる熱帯大陸――かつては世界最富の国と言われたインドに於いて、飢饉地へ物資を行きわたらせるだけの制度を確立できないとは、実に不可解のことではないか。それともイギリス人は、インド飢饉問題などを、身に入れて考えたことが無いのであろうか。
(ラインハルト・フランク 著『虐げられし印度』高山書院 昭和18年刊 p.107~110)
イギリスのインド統治については、このブログで三回に分けて書いたことがあるので、興味のある方は覗いていただきたい。GHQは西洋の植民地の実態について書かれた本の多くを日本人に読めないようにしたのである。
つぎに日本の朝鮮半島統治について、李東華 著『国防と朝鮮人』という本の一部を紹介したい。
…朝鮮の併合を目して、日本の軍国主義による侵略となす極めて浅薄な議論がある。これは当時における特殊の歴史的情勢を無視するものだ。
日本が世界史的役目を演じた、日清、日露両役の意義は、帝国主義化した欧米資本主義の極東における植民地競争を、日本が食い止め、その進展を阻止し、以て極東の自立性を獲得したところにある。
日清、日露の戦役は日本にとって、いまだ帝国主義的戦争ではなかった。それは欧米の帝国主義的競争威圧に対する国民的反抗であったのだ。
ここにこそ、その世界史的意味があるのだ。
従ってその直後に生じた日韓合邦についても、同様の立場に依るものがあって所謂「汎アジア」の思想がその根底なのだ。
従来白人の直接・間接の支配を受け、呻吟しつつあった有色人種の世界が、一斉に覚醒を叫んで奮起せんとした。
日韓合邦は、それらの機運が打ち上げた花火であった。
花火はアジアの暗黒の空に、ヨーロッパに対する、反逆的宣言として、前兆として、予告として、象徴的な光を放ったのだ。
それは他日、日本が有色人種の旗頭として白人の覇権に拮抗せんとする希望と、また他のアジア諸国が、日本を盟主として白人の覊絆より脱却せんとする先駆的役割を意味したのだ。
(李東華 著『国防と朝鮮人』黄人社 昭和8年刊 p.7~8)
このような発言はいまの隣国ではもちろんのこと、わが国に於いても相当叩かれることを覚悟する必要があるが、当時の朝鮮人が同胞に対してこのような本を書いていたことは知るべきであろう。
以下のリストは、GHQ焚書のうち外国人が著した本と、日本人が外国人のために英語などで著した本を集めたものだが、249点のうち39点が『国立国会図書館デジタルコレクション』で ネット公開されていて、 誰でも 自宅のPCなどで 無料で読むことが出来る。また4点については、文庫などで復刊されており、手に入れやすくなっている。
タイトル | 著者 | 出版社 | 国会図書館デジタルコレクションURL | 出版年 | 備考(復刊情報など) |
アウタルキーと地政治学 | ヨハンネス・シュトイエ | 科学主義工業社 | |||
新しき国家形態 | アルトュールデルクス | 生活社 | |||
新しきドイツの生活 | ハンス・ディトマー | 大観堂 | |||
アメリカの実力 | ハムブルグ世界経済研究所 | 刀江書院 | |||
嵐に起つ独逸 | エス・ライフ | 亜細亜書房 | |||
荒鷲の母の日記 | リヒトホオフェン夫人 | 改造社 | |||
英吉利の印度支配 : 仮面をとつた英国 | ラインハアルト・フランク 他 | ニッポンプレス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1153768 | 昭和15 | |
イギリスの魔手 ノルウェーに及ぶ | 独逸国外務省 編 | 独逸国大使館 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267846 | 昭和15 | |
挑まれた戦争 | オットー.D.トルシュー | 橘書店 | |||
印度侵略悲史 | ラス・ビハリ・ボーズ | 東京日日新聞社 | |||
印度における英国の圧政 | ラッシュ・ビヘヤー | 不明 | |||
インドの叫び | ボース・ラスビハリ | 三教書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1444427 | 昭和13 | |
印度の闘争 | チャンドラ・ボース | 興亜書房 | |||
印度を語る | ラス・ビハリ・ボーズ | 日本電報通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267128 | 昭和17 | |
永遠の民族 | ヘルマン・ゲーリング 他 | 青磁社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044832 | 昭和16 | |
英国海軍論 | ウルフ・ジーウェルト | 朝日新聞社 | |||
英国の南阿侵略 | ヘルムート・キルヒナー | 日独文化出版局 | |||
英帝政敗るるの日 | エ・エム・サハイ | 象山閣 | |||
英霊は戦争完遂を命ず 我等この命に従はん | ムッソリーニ 他 | 中央出版社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273582 | 昭和18 | |
欧州の危機 | アンドレ・ジーグフリード | 香川書店 | |||
汪兆銘言論集 | 汪兆銘 | 三省堂 | |||
汪兆銘日本と携えて | 汪兆銘 | 朝日新聞社 | |||
回教民族運動史 | 陳 捷 | 照文館 | |||
海洋国防地理 | ベルリン海洋研究所 | 山雅房 | |||
海洋地理学民族と制海権 | ヨーゼフ・メルツ | 科学主義工業社 | |||
斯くありてこそ | エス・ライフ | 東京かぶと 新聞社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044569 | 昭和16 | |
革命亜細亜の展望 | ラス・ビハリ・ボース | 万里閣書房 | |||
機銃兵 | イマアス | 洛陽書院 | |||
教育勅語謹解 | 英雲外 | 修養世界社 | |||
協同体国家 | ムッソリーニ | 白揚社 | |||
極東危機の性格 | 雨宮廣知 訳 | 高山書院 | |||
極東に於ける 独逸の権益と政策 | クルト・ブロッホ | 生活社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1051867 | 昭和15 | |
近接戦を語る | エゴン・フォン・レベル | 偕行社 | |||
近代戦と国防技術 | ハウゼル 編 | 八元社 | |||
近代独逸に於ける 政治教育の発展 | エドウアルト・シュプランガー | 国民精神文化 研究所 | |||
軍事科学概論 | R.G.I社会経済部 編 | 南北書院 | |||
軍事 日満露会話 | A.D.ヤヌセフスキ | 大阪屋号書店 | |||
決戦下の健民厚生 | ハンス・ベルンゼー | 国際日本協会 | |||
現代国防経済論 | エハンスト・ホッホ | 育生社 | |||
現代独逸の教育 | テオドル・ウィルヘルム ゲルハルト・グレエフ | 日本青年教育会 | |||
国際情勢年報Ⅱ南方問題号 | 西尾忠四郎 訳 | 青年書房 | |||
国防経済論 | グイド・フィッシャー | 萬里閣 | |||
国防心理学要論 | マックス・ジモナイト | 中川書房 | |||
国防と朝鮮人 | 李東華 | 黄人社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464784 | 昭和8 | |
国家財政の戦備と作戦 | ゼーリーサー | 慶応書房 | |||
国家総力戦の戦略 | エマヌエル・モラヴェツ | 肇書房 | |||
今次大戦と裏のニュース 世界猶太情報 | 国際政経学会 調査部 訳編 | 政経書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277055 | 昭和16 | |
再組織化のドイツ経済 | 雨笠粂三郎 訳 | 科学主義工業社 | |||
三巨頭の応酬 | 日本国際協会 訳編 | 日本国際協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441766 | 昭和14 | |
虐げられし印度 | ラインハルト・フランク | 高山書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1045068 | 昭和18 | |
資源戦争 | ワルター・パール | 誠文堂新光社 | |||
支那国定排日読本 | 東亜経済調査局 訳編 | 東亜経済調査局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1443008 | 昭和6 | |
支那排日教材集 | 東亜経済調査局 訳編 | 東亜経済調査局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270101 | 昭和4 | |
支那は眼覚め行く | ウィット・フォーゲル | 白揚社 | |||
支那法の根本問題 | 河合篤 編訳 | 教育図書 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1045358 | 昭和17 | |
シャハト伝 | フランツ・ロイテル | 千倉書房 | |||
シャベルの進撃 | ヴィル・デッカー | 読売新報社 | |||
ジヤワルラル・ネール 印度の新太陽 | アヌーブ・シング | 霞ヶ関書房 | |||
重慶 | リリー・アベック | 清水書房 | |||
少年たちへ | ヨアヒム・アイシャフ | 増進社 | |||
植民地と植民政策 | Paul Leutwein | 九州法学校 | |||
新亜 | 譚清虚 編 | 新亜月報社 | |||
新亜 第五巻第五号 | 譚清虚 編 | 新亜月報社 | |||
新国家観 | ケールロイター | 日光書院 | |||
新国家大満洲 | 趙欣伯 | 東京書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1174482 | 昭和7 | |
新支那の出発 | 信濃憂人 訳 | 青年書房 | |||
真珠湾 | ブレーク・クラーク | 鱒書房 | |||
新生中国の政治指標 | 伍澄宇 | 泉書房 | |||
新ドイツの訓練と規律 | ゲオルグ・ウザーデル | 三享書房 | |||
新民主義 新興支那指導精神 | 繆斌 | 青年教育普及会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1091680 | 昭和13 | |
人民戦線に対するナチスの宣戦 | ヒットラー,
ゲッベルス 共 | 青年教育普及会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1269694 | 昭和11 | |
随筆佗助 | 呉 文柄 | 邦光堂出版部 | |||
スパイの手口 | R.W.ローウァン | 東洋堂 | |||
世紀の獅子吼 (ヒットラー総統演説集) | ヒットラー | 羽田書店 | |||
セイロン紀行 | C・レッティー | 岡倉書房 | |||
世界開拓史 | J.F.ハラビン | 高田書店 | |||
世界攪乱の正体 | 宿田倍達 訳 | 八星閣 | |||
世界恐慌四か年総決算 | 世界経済研究会編訳 | 大誠堂 | |||
世界経済の転換と建設 | フェルジナンド・フリード | 冨山房 | |||
世界新秩序への胎動 | ムッソリーニ | 改造社 | |||
世界政治経済情報 第1輯 | 直井武夫 訳 | ナウカ社 | |||
世界政治経済情報 第9輯 | 広島定吉 他 訳 | ナウカ社 | |||
世界制覇の焦点 | ヨハン・フォン・レールス | 電通出版部 | |||
世界大戦と潜水艦戦 | カール、ヘルフェルリヒ | 泉書房 | |||
世界大戦における仏独両軍 戦術思想の変遷 | 廣 良一 訳 | 偕行社 | |||
世界は何処へ行く | シュペングラー | 日本外事協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1272442 | 昭和9 | |
世界貿易の将来 | フェルジナンド・フリード | 鉄十字社 | |||
石炭は世界を支配する | ハンス・ハルトマン | 乾元神 | |||
陝甘寧辺区の政策と近況 | 東亞研究所訳 | 東亞研究所 | |||
戦下における国際情勢と 国民の覚悟 | 釈瓢斎 [述] | 釈瓢斎 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1274775 | 昭和13 | |
戦後経済建設の新構想 | ロベルト・フォン・ケルラー | 高山書院 | |||
戦時英帝国の労働機構 | 世界経済調査会 訳 | 世界経済調査会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459713 | 昭和17 | |
戦時下に於ける ドイツ労働政策 | 有井六之助 訳 | 新紘社 | |||
戦時産業動員論 | シェルベニンク | 白揚社 | |||
戦時農業論 | W・マインホルト | 国際日本協会 | |||
戦車戦 | 陸軍技術本部 訳 | 兵用図書 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1443372 | 昭和10 | |
戦車に見る独ソ戦線 | 川瀬英雄 訳 | 岡倉書房 | |||
潜水艦 | 独逸ウェル大将 | 海軍研究社 | |||
戦争 | アハマッド・ナハジャヴァーン | 満鉄 東亜経済調査局 | |||
戦争挑発責任者 | フレデリック・ウイール | 農山漁村出版社 | |||
戦争と宣伝 | F.C.パートレット | 高田書院 | |||
戦争と地下資源 | フエルヂナント・フリーデンスブルヒ | 三省堂 | |||
全面和平への路 | 汪兆銘 | 改造社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1877854 | 昭和16 | |
増産を目指す ナチス独逸の工場 | ヴルヘルム・ロック | 泉書房 | |||
大英世界帝國の將來 | ホープス | ニツポン・プレス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1085799 | 昭和15 | |
対英封鎖論 | アレクサンデル・フォン・ペェツ | 中央公論社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042791 | 昭和16 | |
大戦学理. 下巻 | クラウゼヴィツツ | 軍事教育会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453056 | 昭和9 | 2001中公文庫 |
大戦後の国際対立 | ペー・ラピンスキー, エヌ・テレンチエフ | 叢文閣 | |||
大東亜地政学 | カール・ハウス・ホーファー | 投資経済社 | |||
第二次世界大戦精図 | J.F.ハラビン | 慶応書房 | |||
第二ドイツ戦争心理学 | 望月衛 訳 | 中川書房 | |||
大日本 | 若井林一 訳 | 洛陽書院 | |||
猛る空中艦隊 | フォン・ヘルデス少佐 | 香風閣 | |||
闘へる印度 S.チヤンドラ・ボース自伝 | チャンドラ・ボース | 綜合インド研究室 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1045067 | 昭和18 | |
起て!朝鮮人行け!満洲国 | 李東華 | 黄人社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270952 | ||
中国民族自救運動之 最後覚書 | 梁漱溟 | 大亜細亜建設社 | |||
中日文化交流の回顧と展望 | 高倉克己 訳 | 立命館出版部 | |||
長江の自然と文化 | 齊 伯守 | 大日本雄弁会 講談社 | |||
朝鮮同胞は語る | 金洪澳 | 脇和互助会 | |||
ツシマ日本海海戦記 | 藤原肇 訳 | 大観堂 | |||
ドイツ、イタリーの統制経済 | 国政一新会 訳 | 国政一新会 | |||
独逸概観 | ウイルヘルム・バウアー,
ペーター・デーエン | 第一公論社 | |||
ドイツ海軍史 | ナチス党本部 編 | 岡倉書房 | |||
独逸開戦の真相 | ハアン・ウェルト | 第一公論社 | |||
ドイツ急襲作戦 | 白井喬二 訳 | 宋栄堂 | |||
ドイツ空軍 | アイシェルバウム | 肇書房 | |||
ドイツ航空機の発展 | ポッーチン | 収書房 | |||
ドイツ国の基本的諸問題 | フオン・ゼークト | 育生社弘道閣 | |||
独逸国防軍 | ヘルバート・ロジンスキー | 青年書房 | |||
独逸国防国家体制 | 独逸大使館 編 | 日本電報通信社 | |||
独逸国民経済 及国防経済の原理 | ハイリリッヒ・フンケ | 霞ヶ関書房 | |||
ドイツ最高統帥論 | ファルケンハイン | 新正堂 | |||
独逸従軍作家集 | 道本精一郎 訳 | 洛陽書院 | |||
ドイツ緒戦の勝利 | ハダモブスキー | 大東出版社 | |||
ドイツ制空の歴史 | アル・ウィリアム | 河北書房 | |||
独逸精神 | デュルクハイム | アルス | |||
独逸西部作戦 | ナチス党 編 | 同盟通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460271 | 昭和16 | |
独逸潜航艇の精神 | リッテル兵曹長 | 大元社 | |||
ドイツ戦時経済叢書8 戦争と経済 | ヘルマン・パントレン | 日本電報通信社 | |||
ドイツ戦時経済大観 | 日独文化振興会 訳 | 新紘社 | |||
ドイツ戦時経済叢書 戦争と工業動員 | ドイツ景気研究所 | 日本電報通信社 | |||
ドイツ魂 | ルドルフ・ホフマン | 日本公論社 | |||
ドイツに於ける 工業原料自給の科学 | ヴィルヘルム・ユンゲルマン,
ヘルベルト・フラフト | 経済図書 | |||
ドイツ二千年史 | ゲオルグ・ハルトマン,
アルトウル・グレーフェ | 青梧堂 | |||
独逸の決戦態度 | ヒットラー | 鉄十字社 | |||
独逸の少年航空技術兵 | エルウイン・クラウゼ | 航空時代社 | |||
独逸の植民問題 | ハー・ヴエー・バウエル | 大亜細亜建設社 | |||
ドイツの政治と経済 | H.シャハト 監修 | 慶応書房 | |||
独逸の潜水隊長の手記 | 安原茂夫 訳 | 岡倉書房 | |||
独逸の戦争経済 | エスターヘルト | 日光書院 | |||
独逸の統制経済 | ゲルマニカス | 慶応書房 | |||
独逸の統制政策 | H.シャハト 監修 | 今日の問題社 | |||
独逸の民間航空 | ドクトル・ゲー・カウマン | 日独文化出版局 | |||
ドイツはアジアをかく見る | ウェルネル・A・ローエ | 南北社 | |||
独逸武装経済の本質 | ヨーゼフ・ヴィンシュー | 有光社 | |||
ドイツ防空読本 | 独逸防空同盟 編 | 春陽堂書店 | |||
独逸陸軍史 | 木暮浪夫 訳 | 晴南社 | |||
ドイツ陸軍読本 | フォン・ツエスカ 編著 | 高山書院 | |||
灯火管制 | フロムホルト | 機械製作資料社 | |||
東南アジア地政治学 | クルト・ヴィールスビツキイ | 科学主義工業社 | |||
独軍ノルウェー作戦 | 木暮浪夫 訳 | 日独出版協会 | |||
独仏、伊仏休戦協約全貌 | 片倉藤次郎 訳 | 朝日書房 | |||
独立印度の黎明 | ラス・ビハリ・ボース | 照文閣 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1045063 | 昭和17 | |
独立の闘争 | ラス・ビハリ・ボース 述 | 昭和書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1045064 | 昭和17 | |
内鮮一体論 | 姜昌基 | 国民評論社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268330 | 昭和14 | |
ナチス運動史 | J.ザール | アルス | |||
ナチス女子勤労奉仕 | アン・マリー・キーフアー,
エデイット・ベルガー | アルス | |||
ナチス政治経済読本 | エルマース | 慶応書房 | |||
ナチスドイツ 青年詩集 われら戦う | ラインホントシュルツェ | 旺文社 | |||
ナチス独逸の建設者 | E.G.Eロレンツ | 黒水書房 | |||
ナチス独逸の財政建設 | W.プリオン | ダイヤモンド社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276585 | 昭和19 | |
ナチス独逸のスポーツ | ゲルハルト・クラウゼ | アルス | |||
ナチス闘争の理念 | A.ローゼンベルグ | 国協社 | |||
ナチスの株式取引所 | ヴェ・プリオン | 巌松堂書店 | |||
ナチスの社会建設 | ハインリヒ・シュリツ | アルス | |||
ナチスの戦争論 | A・ヒットラー他 | 東邦書院 | |||
ナチスの優生政策 | R.フレルクス | 理想社 | |||
ナルヴィク | クルト・W.マアレク | 六興商事出版部 | |||
ニーダーマイヤー国防政治学 | ニーダーマイヤー | 理想社 | |||
日支の動向と世界の運命 | クルト・ヘッセ | 春秋社 | |||
日本精神論 | 鄭 然圭 | 皇学会 | |||
日本とイタリヤ | カルロ・フォルミキ | 日伊協会 | |||
日本の政治 | ジューコフ、ローゼン監修 | 叢文閣 | |||
日本文化の特質 | テイ・モン | 日本タイムス社 | |||
敗走千里 | 陳登元 | 潮文閣 | 2017ハート出版 | ||
東印度資源論 | 小生第四郎 訳 | 日光書院 | |||
非常時にあたり 南洋群島に贈る | 沢田 謙 訳 | 太平洋協会 | |||
ヒットラー凱歌の門 | ヒットラー | 第一公論社 | |||
ヒットラー少年団第二小隊 | ワイデンマン | 東晃社 | |||
ヒットラーナチス宣言 | ヒットラー | 報国社 | |||
ヒットラーの獅子吼 | 瀧 清 訳 | 日本講演社 | |||
ヒットラー わが闘争の展開 | ヒットラー | 栗田書店 | |||
比律賓の独立と東亜問題 | 野本静一 訳 | ダイヤモンド社 | |||
ビルマの歴史と現状 | 張正藩 | 大阪屋号書店 | |||
フィリッピン独立論 | ピヨ・デュラン | 博文館 | |||
武士道の真髄 | エルヴィン・ベルツ | 天理時報社 | |||
不法の秘密 反基督の印章 | エス・テレス | 破邪顕正社 | |||
不滅の魂 | エーリヒ・オツオーフォルクマン | 淡海堂出版部 | |||
仏蘭西植民地 | カルル・ヘーネル | 岡倉書房 | |||
ブキテマ | 林 炳耀 | 大新社 | |||
ペタン元帥はかく考える | 岡田演之 訳 | 三学書房 | |||
防共ナチスの経済政策 | ヒャルマール・シャハト | 刀江書院 | |||
ボースは叫ぶ | ボース・ラスビハリ | 盛運堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453697 | 昭和19 | |
ポーランド爆撃 | ヨーゼフ・クラブラー | 文林堂双魚房 | |||
僕らの戦争日記 | ラインホルト・ザウテル | 錦城出版社 | |||
マソン結社の秘密 | 久保田栄吉 訳 | 破邪顕正社 | |||
マレイシアの農業地理 | ファルケンブルグ | 中央公論社 | |||
民族、国家、経済、法律 | ゴットル | 白揚社 | |||
民族闘争と文化戦 | 野一色利衛 訳 | 第一公論社 | |||
ムツソリーニ自叙伝 | ムッソリーニ | 金星堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1193562 | 昭和4 | |
ムッソリーニ全集 第8巻 世界新秩序への胎動 | ムッソリーニ | 改造社 | |||
ムッソリーニ全集 第9巻 | ムッソリーニ | 改造社 | |||
ムッソリーニ全集 第10巻 | ムッソリーニ | 改造社 | |||
ムッソリーニ、ルーズヴェルト | 塩津誠作、松本梧朗訳 | 春陽堂 | |||
盟邦の友へ | 林柏生 | 郁文社 | |||
猶太シオン運動の実相 | ローゼンブルグ | 富強日本協会 | |||
ユダヤ人のアメリカ発展 | オトマール・クラインツ | 千峰書房 | |||
猶太と日本との戦い | 佐藤麟太郎 訳 | 政教社 | |||
落下傘読本 | ソ聯邦民間航空本部 | 東京堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1059473 | 昭和17 | |
落下傘部隊 | 秋本敏夫 訳 | 高山書院 | |||
蘭印侵略史 | デ・クラーク | 報知新聞 南方調査会 | |||
蘭領東印度 | I.レーベル | 岡倉書房 | |||
両大戦間に於ける 独・仏・英の社会政策 | ドイツ労働戦線 労働科学研究所 編 | 世界経済調査会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062018 | 昭和17 | |
領土、民族、国家 | ルドルフ、チェレーン | 三省堂 | |||
ルーデンドルフ国家総力戦 | ルーデンドルフ | 三笠書房 | 2015原書房 | ||
聯盟脱退と南洋の委任統治 | 麓純義 | 新極東社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438469 | 昭和9 | |
ロンドン爆撃独逸爆撃隊員手記 | 石垣緑郎 訳 | 霞が関書房 | |||
わが自叙伝 | ムッソリーニ | 今日の問題社 | |||
我が闘争 第一巻下 | アドルフ・ヒットラー | 東亜研究所 | 1973角川文庫 | ||
我が闘争 第二巻上 | アドルフ・ヒットラー | 東亜研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438954 | 昭和19 | 1973角川文庫 |
我が闘争 第二巻下 | アドルフ・ヒットラー | 東亜研究所 | 1973角川文庫 | ||
我らかく戦へり | ヘルベルト・ウーフェン | 蒼生社 | |||
われらの建設 | アドルフ・ヒットラー | 青年書房 | |||
われ等の勝利 | 上田定雄 訳 | 青年書房 | |||
British Misdeeds in India (印度における英国の圧政) | ラッシュ・ビヘヤー | 不明 | |||
Characteristics of Japanese Culture | テイ・モン | 日本タイムス社 | |||
Construction of the Greater East Asia Coprosperity Sphere | 不明 | 毎日新聞社 | |||
Contiendas Chino-Japonesas | ヘラルド編輯部 | ヘラルド社 | |||
Die Gesetzebung des Kabinetts Hiter Heft 3 | Wsrner Hoche | Franz Vahlen | |||
Die Japanis Chen Katholiken zun Chinesis ChJapanischn Streit | カトリック大辞典 編纂所 | 小林玲雄 | |||
How the north China affair arose | 豊島 拡 編 | 日本外事協会 | |||
Japan Wartime Registlation 1939 | ジャパンタイムズ編 | ジャパンタイムズ | |||
Kurusu Speaks(来栖演説集) | 日本タイムス社編 | 日本タイムス社 | |||
MANCHUKUO | 朝日新聞社 | 朝日新聞社 | |||
Manchukuo in the Third Year | 上野田節男 | 杉崎国太郎 | |||
The Assembly of Greater East Asiatic Nations | 不明 | 日本タイムズ社 | |||
The Inperial Rescript declaring War on United States and British Empire | 徳富猪一郎 | 毎日新聞社 | |||
War & Construction | 不明 | 朝日新聞社 |
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ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。
無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、お取り寄せは全国どこの店舗でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。
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