GHQによって焚書処分された書物の中から、タイトルに「文化」を含む書籍70点のリストを作成しました。
日本文化に関わる書籍だけでなく、中国、東南アジアやドイツ、イタリア、ソ連など多くの国の文化に関わる書籍が含まれています。
タイトル | 著者・編者 | 出版社 | 国立国会図書館デジタルコレクションURL | 出版年 |
アジア文化の基調 | 高楠順次郎 | 万里閣 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1914543 | 昭和18 |
アジア文化 | 精神科学会 | 目黒書店 | ||
イタリヤの文化政策 | 東又清 | 文松堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438878 | 昭和18 |
絵と文化史風土記 | 向井潤吉 | 大東出版社 | ||
勤労青少年の文化と教育 | 鈴木舜一 | 西村書店 | ||
勤労文化 | 鈴木舜一 | 東洋書館 | ||
決戦の文化 | 岡村二一 | 文松堂書店 | ||
皇室と文化 | 及川儀右衛門 | 中文館書店 | ||
皇道文化の世界指導 | 大亜細亜社 編 | 大亜細亜社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041372 | 昭和16 |
国学と近世文化 | 河野省三 | 日本文化協会 | ||
国民精神文化研究. 國家觀 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1122045 | 昭和11 |
国民精神文化研究. 法治主義の問題 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1122049 | 昭和11 |
国民精神文化研究 第三年第一冊 | 紀平正美 | 国民精神文化 研究所 | ||
国民精神文化研究 第三年第六冊 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | ||
国民精神文化講演集. 第1冊 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1120015 | 昭和10 |
国民精神文化講演集. 第2冊 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | ||
国民精神文化講演集
第3冊 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | ||
国民精神文化講演集 第5冊 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | ||
国民精神文化講演集 第6冊 | 国民精神文化 研究所 [編] | 国民精神文化 研究所 | ||
国家と文化 | 大日本原論報国会 | 同盟通信社 | ||
シベリヤの自然と文化 | 尾瀬敬止 | 山雅房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044282 | 昭和19 |
少国民文化論年鑑一 | 日本少国民 文化協会編 | 国民図書刊行会 | ||
神社文化史 | 中村直勝 | 四條書房 | ||
人生 文化 戦争 | 座間勝平 | 精華書房 | ||
新体制日本の政治、 経済、文化 | 大谷竹雄 | 天元社 | ||
戦時文化政策論 | 松本潤一郎 | 文松堂出版 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273592 | 昭和20 |
戦争文化 八月号 | 今藤茂樹 編 | 戦争文化研究所 | ||
泰国と日本文化 | 柳沢健 | 不二書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1123979 | 昭和18 |
大東亜海の文化 | 高楠順次郎 | 中山文化研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918753 | 昭和17 |
大東亜共栄圏文化体制論 | 国策研究会 | 日本評論社 | ||
大東亜古代文化研究 | 石井周作 | 建設社 | ||
太陽の文化 | 磯部 保 | 文松堂書店 | ||
大陸日本の文化構想 | 近藤春雄 | 敞文館 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267207 | 昭和18 |
大陸文化研究 続 | 京都帝大 大陸文化研究会 | 岩波書店 | ||
拓殖文化 第21巻 第79号 | 豊田悌助 編 | 拓殖大学報国会 | ||
戦ふ文化 | 日比野士朗 | 豊国社 | ||
中日文化交流の回顧と展望 | 高倉克己 訳 | 立命館出版部 | ||
長江の自然と文化 | 齊 伯守 | 大日本雄弁会 講談社 | ||
独逸の教育、文化、 社会政策 | 外務省調査部 編 | 日本国際協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1461239 | 昭和16 |
ドイツの文化政策 | 勤労者教育 中央会 編 | 目黒書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1265540 | 昭和16 |
東南アジア文化圏史 | 舟越康壽 | 三省堂 | ||
ナチスドイツの文化統制 | 齊藤秀夫 | 日本評論社 | ||
南方亜細亜の文化 | 満鉄東亜経済 調査局 | 大和書房 | ||
南方圏文化史講話 | 板沢武雄 | 盛林堂書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918433 | 昭和17 |
南方地域文化の資源 | 谷山整三 | 厚生閣 | ||
南方文化施設の接収 | 田中館秀三 | 時代社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267166 | 昭和19 |
南方文化圏と植民教育 | 舟越康壽 | 第一出版協会 | ||
南方文化論 | 坂本徳松 | 大阪屋号書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270051 | 昭和17 |
南洋の文化と土俗
: 東印度民族誌 | 宮武正道 | 天理時報社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460063 | 昭和17 |
新潟県国民精神文化講習 所々報 第一号 | 新潟県国民精神 文化講習所 | 不明 | ||
日伊文化協定 | 国際文化振興会 編 | 国際文化振興会 | ||
日本神代文化研究 総論 | 田多井四郎治 | 不明 | ||
日本精神文化史.
第2講 (神代篇 上巻) | 一貫会 | 一貫会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1102242 | 昭和13 |
日本と新文化建設 | 田村徳治 | 同文館 | ||
日本文化私観 | 坂口安吾 | 文体社 | ||
日本文化史要 | 中村孝也 | 大日本教化図書 | ||
日本文化団体年鑑.
昭和14年版 | 日本文化 中央聯盟 編 | 日本文化中央聯盟 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1116034 | 昭和14 |
日本文化と仏教の使命 | 伊藤円定 | 日本禅書刊行会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1021589 | 大正14 |
日本文化の研究 上巻 | 浅賀辰次郎 | 宝文館 | ||
日本文化の再建 | 沢田牛麿 | 日東書院 | ||
日本文化の支那への影響 | 実藤恵秀 | 蛍雪書院 | ||
日本文化の諸問題 | 斎藤 晌 | 朝倉書房 | ||
日本文化の特質 | テイ・モン | 日本タイムス社 | ||
船と文化 | 松田雪堂 | 文松堂書店 | ||
文化政策と文化運動 | 新野敏一 | 扶桑閣 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1275917 | 昭和17 |
文化の転換 | 本庄司宗 | 良国民社 | ||
文化翼賛 | 黒田静男 | 錦城出版社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1275893 | 昭和18 |
満州文化史点描 | 千田萬三 | 大阪屋号書店 | ||
民族闘争と文化戦 | 野一色利衛訳 | 第一公論社 | ||
明治、大正、昭和 絵巻文化の足跡 | 前川伝二 | 前川書房 |
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ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、昨年(2019年)の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。
無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、お取り寄せは全国どこの店舗でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。
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