GHQが焚書処分した皇国史観的なタイトルの書物~~瀧澤七郎『皇軍を慰問して』

GHQ焚書

 GHQの焚書リストの中で、タイトルに「天皇」、「皇国」、「皇軍」、「皇民」、「皇室」という言葉を含む書籍を調べると全部で187点存在する。そのうち「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されているのは53点である。

 「皇国」、「皇軍」、「皇民」という言葉は、今ではほとんど用いられることがないし、こういう言葉は国教化した天皇中心の超国家主義的な自国中心の歴史観(「皇国史観」)を連想してしまうのだが、実際に読んでみると思ったほどのイデオロギー臭はなく、「日本」、「日本軍」、「日本国民」という意味で自然に用いられている本が少なからず存在する。

 今回は、瀧澤七郎著『皇軍を慰問して』という書物の一節を紹介したい。この本のなかで滝沢氏は、衆議院の満州慰問団の一員として満州を慰問しにいく途中で朝鮮各地の病院を慰問した際の話を述べているが、今日のマスコミなどで伝えられる朝鮮半島のイメージとは随分異なっているのに驚く人が多いのではないか。

 日支事変以来朝鮮の人達は非常に感激を致しておって、それぞれ献金、あるいは飛行機などの献納をせられましたが、大東亜戦争以来はがぜんとして皇軍の武威、四方に及ぶところを見て、本当に日本が大東亜の指導者である、というその聖なるものを把握し、これに全幅の協力をなし、またこれに非常な尊敬の念を捧げて来ていることに対し、われわれは誠に感激をしたのであります。

 日支事変を通じて、朝鮮の人たちの献金は一千百万円、献納飛行機は凡そ七十台でありましたが、大東亜戦争勃発以来献金は四千五百萬円に飛躍し、飛行機の献納又三百台を突破せんとしていることに見ても、いかに熱烈なる赤誠を捧げて居られるかを想見することが出来るのであります。また徴兵令の布(し)かれたことに対してはわれ先にと、青年たちは非常に感奮興起して居ります。これ即ち御稜威のしからしむることとは言え、日夜内鮮一如の精神で奮闘されつつある、指導者諸氏の努力の賜(たまもの)でなくてなんでありましょう。ただただ私は頭が下がったのでありました。

 実際いままで英米の人間を日本人よりも偉いと思っていた観念を匡(ただ)すためにはいろいろの方法もありますが、そのなかで英米人俘虜を朝鮮に収容するということが、わが国が英米より優っていることを朝鮮の人たちに知らしめる上において、千万言を費やすよりも効果のある唯一の途であろうと考えられるために、朝鮮に俘虜収容所を設けて、その監視は朝鮮の青年をして当らしめるために目下数千名の青年を選抜して三か月間これを教育しており、不日俘虜の到着とともにその任務に就かしめることになっておりますが、既に相当の人数が来ているようであります。而して今日朝鮮の治安は完全に維持されているのはまことに喜ばしき限りであると思いますおもいます。

瀧澤七郎著『皇軍を慰問して』昭和17年刊東京鋳物工業組合 p.2~3
国立国会図書館デジタルコレクション

 ソウルに建築された朝鮮神宮の参拝者が昭和十六年には二百七十万人いて、頒布された御札は百七十万体、十七年には二百万体になる予定で、この数字は朝鮮全戸四百万戸の約半分の家庭に御札が祀られていた数字になるのだそうだが、こういう具体的な話は、戦前の書物を読まないとわからないものである。朝鮮半島の統治がうまくいっていなかったら、こんな数字にはならないだろう。

 下のリストは、GHQ焚書のリストから冒頭で説明した方法で絞り込んで作成したものだが、歴史観で毛嫌いするのではなく、事実として書かれている部分に注目して、興味を覚えたタイトルの本の目次などをみて、面白そうなところだけでも読んでいただければありがたい。

【GHQが焚書処分した皇国史観的なタイトルの書物】

タイトル著者・編者出版社国立国会図書館デジタルコレクションURL出版年
輝く皇軍の勲馬場直美 編国民教育会出版部
輝く皇国の現勢皇道振興会大正日々新聞社
基礎資料皇軍建設史 渡辺幾治郎 共立出版https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453169昭和19
皇国女鑒前田若尾 明治書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1039789昭和16
皇紀二千六百年 
天皇本尊建立
高橋善中唯一仏団本部
皇軍慰問日記国境を越えて片桐龍子忠誠婦徳会
皇軍慰問大陸に使いして橋本梅代大日本国防婦人会
関東本部
皇軍慰問史前島通博 編日刊通信社
皇軍慰問 北支から中支へ石井 漠日本教育資料刊行会
皇軍軍紀の再認識より
非常時指導精神の確立へ
栗野健太郎八紘会研究部
皇軍の華 後宮少尉の俤和歌山市湊歩兵
第61連隊将校団
和歌山市湊歩兵
第61連隊将校団
皇軍の面目不明帝国在郷軍人会
つわもの会
皇軍美談愛国軍事劇集松本亮二津文社
皇軍必勝篇 
詔勅謹解第一輯
森 清人日本精神協会
皇軍百万木村 毅興亜文化協会
皇軍連隊旗写真皇徳奉賛会
高輪分会 編
皇徳奉賛会
高輪分会
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464283昭和7
皇軍連隊旗写真帖皇徳奉賛会
高輪分会 編
皇徳奉賛会
高輪分会
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1458392昭和11
皇軍を慰問して 
(江東六十四屯事件の概要)
瀧澤七郎 東京鋳物工業組合https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1885404昭和17
皇国海戦史: 海ゆかば 永松浅造 大果書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460406昭和17
皇国完勝の体制仁宮武夫 旺文社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439709昭和19
皇国教育精神読本星兵三郎吉川弘文館
皇国教育の新使命中野八十八 教育実際社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1442368昭和7
皇国強化の本義福島政雄興教書院
皇国憲法筧克彦 述東京プリント刊行会
皇国固有の精神と憲法木下廣居文松堂出版
皇国史概説 上巻高野忠男松華堂書店
皇国思想の本源紀元二千六百年
奉祝会
皇国青年教育協会
皇国史要猪谷文臣日本出版社
皇国頌詞山田孝雄 櫻書房
皇国詔勅謹解多田正知金城書房
皇国青少年健民教室吉田機司 日本合同通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720197昭和17
皇国女性 教養講座赤尾好夫 編旺文社
皇国女性教養講座 第4号赤尾好夫 編旺文社
皇国女性教養講座 第5号赤尾好夫 編旺文社
皇国人の眞姿斉藤 瀏目黒書店
皇国神学の基礎原理佐藤定吉 皇国基督会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1091708昭和15
皇国新書 日本の政治木下廣居皇国青年教育協会
皇国臣民の責務中岡弥高清水宣雄
皇国生産鬼小池藤五郎山海堂
皇国青年教科書 2石川清一 元田伝
富士徳治郎 黒羽英男
青年学校教科書
皇国青年教科書 普通科巻3石川清一 元田伝
富士徳治郎 黒羽英男
青年学校教科書
皇国青年教科書 普通科5石川清一 元田伝
富士徳治郎 黒羽英男
青年学校教科書
皇国青年音楽教科書井上武士 編共益商社書店
皇国青年の使命中野八十八 清水書房
皇国世界史中込本治郎 編目黒書店
皇国宣揚資料大綱加藤儀一郎会通社
皇国体の真髄松永 材日本主義研究所
皇国体制松永 材興亜青年運動本部
皇国大日本とその使命:怖る
べきユダヤの国際的大秘密結社
熊谷 白 建国講演会
皇国大日本史渡辺幾治郎 朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918508昭和15
皇国体の大義渡邉八郎春陽堂
皇国通史向居淳郎目黒書店
皇国都市の建設 :
大都市疎散問題
石川栄耀 常磐書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1058752昭和19
皇国二千六百年史藤谷みさを大阪毎日新聞社
皇国日本を説く小倉鏗爾 二松堂書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1223777昭和10
皇国日本亘理章三郎 目黒書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268641昭和10
皇国日本 国旗の精神伊藤積宣国旗の精神普及団
皇国日本の信仰佐藤定吉イエスの僕会
皇国日本の青年と
新協同組合運動
江川弥太郎協同報国社
皇国に身を捧げて飯田豊二金星堂
皇国の行くべき道荻原 擴目黒書店
皇国農民精神相原言三郎上坂書店
皇国之輝 第一輯日本国防新聞社皇国之輝編輯部
皇国の危機
一九三六年に備へよ
関根郡平 兵書出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464312昭和8
皇国の危機 日英戦近し佐藤清勝 不明
皇国の軍人精神荒木貞夫 朝風社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464302昭和8
皇国の軍備と国勢皇道振興会 編茨城日々新聞社
皇国の軍備と国勢皇道振興会 編大阪今日新聞社
皇国の軍備と国勢皇道振興会 編近江新報社
皇国の軍備と国勢皇道振興会 編横須賀日々新聞社
皇国の軍備と国勢皇道振興会 編民潮新報社
皇国の経綸及規範黒川文淵 平凡社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1279073昭和9
皇国の建軍本義松本富夫 大日本国防
協会出版部
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460470昭和11
皇国の興廃太平洋にあり廣瀬彦太興亜日本社
皇国の国是と南方経綸竹井十郎南方経済調査会
皇国の子 躾の記録中西明子 第一出版協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267695昭和17
皇国の三大公律と仏教村井昌八文明堂
皇国の書森 清人 東水社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1038407昭和16
皇国の眞体制大道重次立山塾新経論
編輯部
皇国の姿和田信二郎目黒書店
皇国の生成卯木菊之助卯木菊之助
皇国の農民精神相原言三郎遠藤書店
皇国の美松田友吉 育芳社
皇国の道東洋文化研究会目黒書店
皇国の道と教育大杉謹一明治図書
皇国の道と国民学校伊藤文一三井出版商会
皇国の道を直感して二荒芳徳湯川弘文堂
皇国の理念渡辺幾治郎 東興社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1039537昭和18
皇国必勝論徳富猪一郎 明治書院https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267270昭和19
皇国武士道森 清人第一出版社
皇国婦道橋本 實文松堂
皇国民読本石山正夫平凡社
皇国民の科学的錬成国民教育研究会 編明治図書https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460830昭和18
皇国民の生き方鈴木暢幸森江書店
皇国民之信念小川楠村皇国民之信念社
皇国民の信仰大竹真平神道会
皇国民錬成の学童訓松本正治丸文書房
皇国名婦選 下大日本連合女子
青年団
会通社
皇国歴日史談舟橋 茂成武堂
皇国を語る :
国難を救ふ政策
田代強八 田代強八https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1446304昭和10
皇室聖鑑池田謙次 編皇典研究所
皇室大観藤樫準二 編東京日日新聞社
皇室中心主義津村重舎政治経済時論社
皇室中心主義 第二編津村重舎時潮社出版部
皇室と日本精神辻善之助 大日本出版https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1908016昭和19
皇室と文化及川儀右衛門中文館書店
皇室に対する私の信念野依秀市秀文閣書房
広釈皇国の神と宗教木津無庵 破塵閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1039902昭和16
皇軍受験作文今田哲夫 子文書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438017昭和12
皇民道徳原論馬場文翁 賢文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268000昭和14
皇民読本長野 朗光生館
皇民の書大浦 英三享書房
皇軍の誉 此ますらを馬場直美国民教育会
皇民の錬成徳田浩淳二松堂
皇民必携小壷弥太郎皇民社
皇民礼法精典国民礼法振興会 編軍事教育社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456944昭和17
皇民錬成訓萩原 拡国民教育社
皇民錬成新書和田亀治増進堂
皇民錬成の哲理草場弘 第一出版協会
皇民錬成西条教育桧高憲三 第一出版協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1139781昭和16
皇民錬成挺身行の学校訓練松田友吉 啓文社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267706昭和16
皇民錬成日本主義の教育水木梢 高踏社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1440006昭和17
皇民錬成の訓育形態後藤博美啓文社
国体原理天皇親政篇遠藤友四郎 錦旗会本部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1105522昭和8
国民学校皇民錬成の研究東京府青山師範
学校附属小学校 
明治図書https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277787昭和15
皇国憲法 :
東大昭和八年度最終講義
筧克彦 述赤門堂書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271801昭和10
皇国憲法序論 :
附・天皇機関説批判
田上輝彦 丙申義社出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271800昭和10
祭政一致 天皇親政論長澤九一郎第一出版社
詩集 皇民之詩森際盞武郎詩洋社
実践皇民道牧野 秀修養団
支那事変が生んだ
皇国銃後赤誠史
鈴木眞一 編日本聯合通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1452833昭和13
支那事変皇軍物語. 第3巻東京日日新聞 編東京日日新聞発行所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1108127昭和13
支那事変皇国之精華川瀬力造 編新聞資料協会
支那事変忠烈の皇軍野崎圭介二松堂書店
支那事変と皇国の使命加治木文男 編大日本愛国
主義団本部
支那事変と無敵皇軍宇都宮謙 編日本歴史研究会
上海戦に輝く皇軍の面目特別大演習統監部特別大演習統監部
重要教材を中心とせる
皇国日本史の研究. 上巻
中野八十八 新生閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277975昭和11
順徳天皇今春 聴有光社
小学生の国史 
皇国の光 第一巻
松谷正治修文館
神宮と国体・皇室と
国体に就て
日本皇政会
事業部編
日本皇政会事業部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1092293昭和12
神武天皇宮井義雄ふたら書房
聖天皇と第一帝国新見竜王 新見波蔵https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1266921昭和10
世界動乱の意義と
皇国の使命
末次信正東亜建設国民
聯盟事務局
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456061昭和15
世界に比類なき天皇政治佐藤清勝 榛名書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1275978昭和18
世界は動く :
 皇国日本の使命
井上四郎 帝国飛行協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445970昭和10
大皇国 上仲小路彰日本問題研究所
大皇国 中仲小路彰日本問題研究所
大皇国 下仲小路彰日本問題研究所
大日本皇国高橋雄治萬龍荘
超宗教国体論 天皇信仰遠藤友四郎 先進社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1175979昭和6
天皇現神と皇軍精神高鍋日統 述統一社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1029134昭和12
天皇帰一の生活山本英輔 錦城出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033087昭和17
天皇機関説撃滅 : 一木・
美濃部・岡田学説の研究
林逸郎 昭和神聖会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1099600昭和10
天皇機関説の撲滅戦伊東祐郎東邦書院
天皇機関説を爆破して
国民に訴う
蓑田胸喜 今日の問題社
天皇仰膽と機関説の祓内田正巳興学舎
天皇御親政論中溝多摩吉 武蔵倶楽部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1138032昭和7
天皇主権論大谷義隆公民教育会
天皇主体説ヲ中心トシタル
帝国憲法解説
法律研究学会 編精興社書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273352昭和10
天皇信仰加藤一夫竜宿山房
天皇信仰道加藤一夫 竜宿山房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1053767昭和18
天皇信仰と大国隆正大月隆伏道徳運動社
天皇信仰の首唱者大国隆正大月隆伏産業経済社
天皇政治論村瀬武比古東邦書院
天皇政治山本 饒世界創造社
天皇絶対論とその影響谷口雅春光明思想普及会
天皇尊崇本義水谷 清厚生閣
天皇と国史の進展中村直勝賢文館
天皇二千六百年史山口梧郎 編テンセン社
天皇陛下北海道大演習
行幸記念写真帖
渡邊 恭 編聯合写真通信社
天皇本尊建立高橋善中唯一仏国本部
日本皇室の御仁慈糸賀三郎研文社
日本人の使命 
皇国精神にかえれ
竹内浦次修養団
拓け行く皇民長谷川祐寛 編南方圏社
北満北支に皇軍を慰問して野口喜一 京浜実業新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1036425昭和13
満州建国と無敵皇軍信濃日報社編信濃日報社
明治天皇と軍事一般弘田臥石 編弘田自然
明治天皇の御製と御聖徳古谷義徳目黒書店
明治天皇御製読本吉江石之助 編愛之事業社
明治天皇御製謹解石坂艶治明治書院
明治天皇御製読本 
忠君愛国篇
聖書房編輯部聖書房
明治天皇御製謹解 
国民訓
高橋 茂教学書房
明治天皇境川聖跡誌山崎正次山崎正次
明治天皇と軍事渡辺幾治郎 千倉書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463774昭和13
明治天皇の御盛徳徳富猪一郎 民友社
山伏と皇民錬成大伴 茂敞文館

一部のGHQ焚書は復刊されて、比較的手に入りやすくなっています。電子書籍化されているものもありますが、(国立図書館コレクション)と表示があるのは、「国立国会図書館デジタルコレクション」の画像がそのまま用いられています。



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 ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
 通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
 読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。

無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、お取り寄せは全国どこの書店でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
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