「GHQ焚書 全リスト」その1 A~あ

焚書全リスト

ネット公開されている「GHQ焚書リスト」

 第二次大戦終戦後わが国に進駐してきた占領軍が、昭和21年から23年(1946~48年)にかけて、当時流通していた書籍のなかから戦後の日本人に読ませたくない書籍やパンフレットのリストを作成し、それらを秘密裏に没収・廃棄することをわが国に命じたのだが、そのリストがのちに50音順に編集されて『連合国軍総司令部から没収を命ぜられた宣伝用刊行物総目録 : 五十音順』というタイトルで、文部省社会教育局から昭和49年に出版されている。ありがたいことに「国立国会図書館デジタルコレクション」で一般公開されているので、誰でもネットでこのリストを閲覧することができる。 

 この本はのちに『連合国軍総司令部指令没収指定図書総目録―連合国軍総司令部覚書』と改題されて今日の話題社から復刊され、中古本市場では今では数万円の高値がついているようだが、中身は先ほど紹介させていただいた本と同じものである。

占領軍は「焚書」などという言葉は使わず「宣伝用刊行物」と呼んでいた

 「GHQ焚書」とは、このリストに掲載されて没収・廃棄された書籍やパンフレット類を指すのだが、当時占領軍は、「焚書」などという言葉は使わずに「宣伝用刊行物」と呼んでいた。「GHQ焚書」という用語が広まったのは西尾幹二氏がチャンネル桜で『GHQ焚書図書開封』という番組を開始されてからのことだと思う。200回も続いた西尾氏のこの番組内容は2008年以降徳間書店から順次書籍化され、全十二巻が出版されている。またこの番組の動画は、ありがたいことにチャンネル桜がニコニコ動画で今も無料公開しておられる。

 GHQが没収指定した書籍やパンフレットは合計7769点にもなるのだが、このリストには相当数の重複があり、誤記や誤植および空欄も多く、書籍などを特定できないケースもあって正確な焚書点数を出すことは難しいのだが、私が手作業でリストを入力し重複を除いた結果の数字は7116点であった。

昨年から「デジタル化資料送信サービス」が開始され、大半の「GHQ焚書」がネットで読めるようになった

 以前このブログで「ネットで読めるGHQ焚書」のリストを作成して公開したが、当時「国立国会図書館デジタルコレクション」でネットで公開されていたGHQ焚書は2368点で全体の3分の1程度であった。

 ところが、昨年5月に「国立国会図書館デジタルコレクション」が大幅にリニューアルされ、国内居住者で満18歳以上であれば、誰でも「デジタル化資料送信サービス」の利用者登録をすることにより、GHQ焚書の凡そ9割が自宅のパソコンなどで読むことができるようになっている。自宅で読めるGHQ焚書が2.6倍程度増加したので、このブログで「GHQ焚書 全リスト」を「国会図書館デジタルコレクション」のURLを付記して公開する準備を進めてきたが、概ね作業が完了したので、少しずつ「全リスト」を公開していこうと考えている。

 「デジタル化資料送信サービス」を利用することで、GHQの焚書処分を受けなかった書籍や古典籍などを大量に自宅のPCなどで読むことが可能になり、また「国立国会図書館デジタルコレクション」に全文検索機能が利用できるようになって、それぞれの作品のどのページに何が書かれているかを探すことが簡単にできるようになった。利用者登録は無料であり、利用の際も一切費用はかからないので、できるだけ多くの方に登録していただき、このサービスを使っていただければと思う。

「GHQ焚書 全リスト(タイトル 50音順)」第1回  A~Z、あ

 第一回目は、本のタイトルが外国語、あるいは「あ」で始まる148点であるが、『連合国軍総司令部指令没収指定図書総目録―連合国軍総司令部覚書』と順番が一致しない主な理由は、以下による。

①GHQのリストは、書名のタイトルの五十音順といっても、最初の一文字だけで分類されていて、重複もかなりある。
②GHQのリストでは外国語で書かれた本は、表題のABC順ではなく、無理やり日本語読みにして分類されている。例えば、『British Misdeeds in India』は「ふ」に分類されている。
また外国の地名をタイトルに含む場合、例えば『ヴェルサイユの※※』というタイトルの場合は、原リストでは「ベルサイユ」と読み直して「へ」に分類されている。
③GHQのリストでは、本のタイトルに副題がある場合や、全集や叢書などのシリーズ本について、掲載ルールが統一されていない。例えば、『朝日東亜年報』は昭和13年、17年、18年第1輯、18年第3輯、19年第1輯、19年第2輯が焚書指定されているが、昭和13年のものは『昭和十三年版朝日東亜年報』とリスト化されていて「し」に分類され、18年第3輯については副題の『戦局の現段階と航空戦』でリスト化されていて「せ」に分類され、同様に19年第1輯も副題の『苛烈なる世界戦局』でリスト化され、「か」で分類されている。また伊藤正徳著『アメリカへの視線』は、平凡社がシリーズで刊行していた本の一冊で『世界の今日明日13アメリカへの視線』との書名で原リストにアップされていて、「せ」で分類されている。
このように、同一書籍であっても、シリーズ名の冒頭の文字で分類されていたり、本題の冒頭の文字で分類されていたり、副題の冒頭の文字で分類されているケースなどいろんなパターンがある
④GHQのリストでは、初版が改訂されて『改訂 ※▲※◎』と書名が変わったケースでは、「か」で分類されることが多い。新装された場合も同様に「し」で分類されることが多い。例えば、中平亮著『亜細亜と阿弗利加(アフリカ)』は、原リストでは『新装亜細亜と阿弗利加』と書かれており「し」で分類されている。私の作成したリストでは、初版の書名に統一している。
⑤そもそもGHQのリストに誤字や脱字が少なくない。

 同様の問題が、書籍を受け入れた国立国会図書館側にも存在している。
 特に悩まされたのは、例えば叢書のようなシリーズ本の場合は、国立国会図書館では書名を『◎※△叢書 第◇輯』と、シリーズ名だけ登録されていることが多い点である。私が作成したリストでは、叢書のようなケースでは本のタイトル名を優先し、シリーズ名を右の「備考欄」に付記することとした。 

 また、「分類」欄の「〇」は、「国立国会図書館デジタルコレクション」でネットで一般公開されている本で、」は「個人向けデジタル化資料送信サービス」の手続きをすることによってネットで読める本「×」はデジタル化されているが、国立国会図書館に行かないと読めない本、空欄は国立国会図書館に蔵書がないか、デジタル化未済であることを意味している
 もっとも国立国会図書館はこの分類をしばしば見直しており、これまで国立国会図書館に行かなければ読めなかった本が、個人向けデジタル化資料送信サービスで読めるようになったりすることもあれば、逆に、これまでネット公開されていた本がいきなり国立国会図書館に行かないと読めない本になったり、検索しても引っかからなくなることがたまにある。今も戦後の日本人に読ませたくない本は、こういう方法でコントロールされているのかと勘繰りたくなるところである。
 作業には万全の注意を払ってきたつもりだが、まだまだ誤りが見つかる可能性が高い。読者の皆さんが、もし誤りに気付かれた場合は、できるだけリストを修正していきたいので、コメントをいただくとありがたい。

タイトル 著者・編者 出版社

分類

国立国会図書館デジタルコレクションURL 出版年 備考
British Misdeeds in India
(印度における英国の圧政)
ラッシュ・ビハリー・ボース ジャパンタイムズ https://dl.ndl.go.jp/pid/1680210 昭和17  
Characteristics of Japanese Culture テイ・モン 日本タイムス社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1677722 昭和19  
Construction of the Greater
East Asia Coprosperity Sphere
大東亜共栄圏の建設
毎日新聞社編 毎日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1680215 昭和18  
Contiendas Chino-Japonesas ヘラルド編輯部 ヘラルド社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1675314 昭和7  
Die Gesetzebung des Kabinetts
Hiter Heft 3
Wsrner Hoche Franz Vahlen   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和8  
Die Japanis Chen Katholiken zun
Chinesis ChJapanischn Streit
カトリック大辞典編纂所 小林玲雄   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和12  
How the north China affair arose 豊島 拡 編 日本外事協会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1901547 昭和12  
Japan Wartime Regislation 1939 ジャパンタイムズ 編 ジャパンタイムズ https://dl.ndl.go.jp/pid/1681218 昭和14  
Kurusu Speaks(来栖演説集) 日本タイムス社 編 日本タイムス社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1699923 昭和19  
MANCHUKUO 朝日新聞社 朝日新聞社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和15  
Manchukuo in the Third Year 上野田節男 杉崎国太郎   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和9  
The Assembly of Greater East
Asiatic Nations
不明 日本タイムズ社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1676978 昭和19  
The Inperial Rescript declaring War on
United States and Britixh Empire
徳富猪一郎  毎日新聞社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和17  
War & Construction 不明 朝日新聞社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和18  
あゝ彼の赤い夕陽 内田義武 内田後援会出版部 https://dl.ndl.go.jp/pid/1117719 昭和3  
嗚呼草刈少佐 小谷保太郎 政教社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1173982 昭和5  
嗚呼軍神九柱 山本初太郎 日本講演協会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1043054 昭和17  
嗚呼至誠堤正之君 井浦祥二郎編 第一潜水戦隊司令部 https://dl.ndl.go.jp/pid/1025119 昭和12  
嗚呼忠烈空閑少佐と肉弾三勇士 水島荘介 誠光堂出版部 https://dl.ndl.go.jp/pid/1719829 昭和7  
嗚呼!!南郷少佐 長倉 栄 第一出版社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1244788 昭和13  
愛国運動闘士列伝 田辺三郎 小杉賢二 岡野忠弘 新光閣 https://dl.ndl.go.jp/pid/1908524 昭和11  
愛国勤労小説集 福田正夫 梁取三義 大衆文芸社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1024260 昭和17 日本小説文庫
愛国詩歌 井上満寿蔵 文化研究社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1069661 昭和19  
愛国詩吟物語 鷲尾温軒 牧書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1036132 昭和17  
愛国純情少年読物 加納部隊長 岡村俊一郎  一進堂書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1720700 昭和13  
愛国詩謡集 大本営海軍報道部 興亜日報社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1128796 昭和18  
愛国茶殻 細谷 清 満蒙社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1716705 昭和16  
愛国の熱情と武士道 松波治郎 博正社出版部   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和17  
愛知県青年学校農業教科書巻三 愛知県社会教育研究会 日本青年教育会   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和15  
愛馬は征く 森下 浩 子安農園出版部   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和17  
愛馬必携 小島棟吉 武揚堂   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和18  
愛翼一心 大庭さち子 興亜日本社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和16  
アウタルキーと地政治学
ドイツ封鎖経済論
ヨハンネス・シュトイエ 科学主義工業社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1061413 昭和16  
仰ぐ御光 藤樫準二 櫻菊書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1043218 昭和20  
仰ぐ楠公 川島禾舟 書物展望社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1041387 昭和18  
仰げ軍旗 細越孝一 文書堂   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和8  
赤字公債と予算に関して声明す 滝沢操六  先憂社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1274232 昭和10  
暁の海峡 鹿島孝二 輝文堂書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1133891 昭和19  
暁の海南島 伊藤金次郎 忠文館書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1042458 昭和17  
暁の動員 日本興国同盟 編 山陽社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1463814 昭和17  
赤褌隊記 名村利正 国民評論社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和7  
アギナルド将軍 比律賓独立戦話 山田美沙 塩田良平解説 育英書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1135907 昭和17  
明けゆく満州へ!! 内田 栄 新日本書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1278761 昭和7  
明け行く満蒙の透視 鹿山鶯村  岡村書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1174026 昭和7  
明けゆく満蒙へ 内田 栄 近代文芸社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1278759 昭和8  
朝日東亜年報. 昭和13年版 朝日新聞社東亜問題調査会 編 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1143488 昭和13  
朝日東亜年報. 昭和17年版
大東亜戦争特輯
朝日新聞社中央調査会 編 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1109552 昭和14  
朝日東亜年報. 昭和18年 第1輯
世界戰局の展望
朝日新聞社中央調査会 編 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1138680 昭和18  
朝日東亜年報  昭和18年 第3輯
戦局の現段階と航空戦
朝日新聞社 編 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1138701 昭和19  
朝日東亜年報. 昭和19年 第1輯
苛烈なる世界戦局
山本地栄 編 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1138714 昭和19  
朝日東亜年報. 昭和19年 第2輯
戰力增強の諸問題
朝日新聞社中央調査会 編 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1138724 昭和19  
亜細亜建設者 大川周明  第一書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1918531 昭和16  
アジア古典の復興 志田延義 日本放送協会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1123210 昭和19 ラジオ新書 ; 106
アジア侵掠秘史 桑原三郎 清水書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1707981 昭和16  
亜細亜侵略史 高橋 勇 霞ヶ関書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1918983 昭和16  
アジア宣戦 清水宣雄 アジア問題研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1262029 昭和13  
亜細亜中原の風雲を望んで 井上雅二  照文閣 https://dl.ndl.go.jp/pid/1878344 昭和17  
亜細亜と阿弗利加 中平亮  平凡社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1214718 昭和8 世界の今明日叢書 ; 第6巻
アジアに叫ぶ 土井晩翠  博文館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1112463 昭和18  
アジア年鑑1935 日本国際問題調査会 編 河出書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1117665 昭和10  
亜細亜の火薬庫 火を呼ぶ満蒙 三浦悦郎 先進社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1173486 昭和6  
アジアの見識 小林 元 龍吟社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1877059 昭和18  
亜細亜の将来と主盟日本の態度 山道襄一 日本人社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1270387 昭和11  
亜細亜の新興国アフガニスタン 尾崎三雄 日本国際協会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1687086 昭和14 日本国際協会叢書 ; 第208輯
亜細亜の旅人 林 房雄 金星堂 https://dl.ndl.go.jp/pid/1685945 昭和15 新選随筆感想叢書 第10
アジアの光 朝日新聞社編 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1041957 昭和18  
アジアは一つなり 情報局 編 内閣印刷局 https://dl.ndl.go.jp/pid/1263031 昭和18 週報叢書 ; 第14
アジア文化の基調 高楠順次郎  万里閣 https://dl.ndl.go.jp/pid/1914543 昭和18  
アジア文化 精神科学会 目黒書店   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和14  
亜細亜民族起つ 中平亮  東洋研究会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1445187 昭和7 東洋研究叢書 ; 第4巻
アジア民族興亡史観 松本君平  アジア青年社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1459164 昭和18  
亜細亜民族と太平洋 松本悟朗  誠美書閣 https://dl.ndl.go.jp/pid/1273685 昭和17  
アジア民族の中心思想. 支那・日本篇 高楠順次郎  大蔵出版 https://dl.ndl.go.jp/pid/1040365 昭和13  
アジア民族の中心思想. 印度篇 高楠順次郎  大蔵出版 https://dl.ndl.go.jp/pid/1913135 昭和16  
アジア問題講座第一巻 政治軍事編1 矢部良策編 創元社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1918997 昭和14  
アジア問題講座第四巻 経済産業篇 矢部良策編 創元社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1914073 昭和14  
アジア問題講座第九巻 社会風俗編 矢部良策編 創元社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1914092 昭和15  
アジアを奪ふもの 本山桂川 国民文化書院編纂所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1686756 昭和14 東亜史談文芸. 第1輯
アジヤ周辺民族史 竹尾 弌 今日の問題社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1042356 昭和18 東洋民族史叢書 ; 5
明日の海:武将夜話 安保清種  東水社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1450673 昭和18  
明日の国防:極東外交を中心として 二見甚郷 亜細亜時報社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1452700 昭和6  
明日の日本建設 明石暁凡 国体主義政治経済研究会   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和12  
明日の日本はどう動くか 日本政經批判會 編 神田書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1907897 昭和11  
新しき英雄の風丰 佐久間佑生 揚子江社出版部 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038422 昭和17  
新しい南方の姿ビルマ 湯川洋蔵  翼賛図書刊行会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1275886 昭和19  
新しい南方の姿:フィリピンと東印度諸島 糸賀庸 出崎誠一 翼賛図書刊行会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044169 昭和18  
新しき国家形態 アルトウール・ディクス 生活社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044972 昭和18  
新しき支那 横田 実 改造社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044947 昭和16  
新しき青年の道 黒石寿 小森義男 科学日本社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1028581 昭和18  
新しきドイツの生活 ハンス・ディトマー 大観堂 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044591 昭和17  
新しき旗 : 帰順兵記 三浦新一郎 増進堂 https://dl.ndl.go.jp/pid/1131101 昭和17  
新しきフィリッピン 田上旺作 日本書館   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和18  
新しき政 中溝多摩吉 防共防護団 https://dl.ndl.go.jp/pid/1093745 昭和13  
アッツ島軍神部隊 闘魂記 佐野 康 泰明調社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1131203 昭和19  
アッツの芳魂 米川大佐 渡辺武史 秀文閣書房   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和19  
アフガニスタン 守屋和郎 岡倉書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1155365 昭和16 新東亜風土記叢書 ; 第6
阿片戦争 その史実と物語 松崎啓次、小国英雄 高山書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1918661 昭和17  
天翔ける学徒 北村小松  輝文堂書房   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和19  
天降る神兵 佐藤 武 教育図書出版社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1135103 昭和17  
天照大神の神学的研究 補永茂助  明世堂書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1040134 昭和17  
天照大神の大道 倉光亀蔵 誠之道舎 https://dl.ndl.go.jp/pid/1056219 昭和11  
天照大神論 酒井市郎 日本精神科学会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1096277 昭和11  
天照大神神格論 田中治吾平 雄山閣 https://dl.ndl.go.jp/pid/1174050 昭和5  
アメリカ 伊藤道郎 羽田書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1143601 昭和15  
アメリカ及びアメリカ人の研究 清水博  隆文堂 https://dl.ndl.go.jp/pid/1269913 昭和18  
アメリカ監禁生活記 赤坂正策 日本出版社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044352 昭和18  
アメリカ獄中より同胞に告ぐ 中沢 健 鱒書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1123429 昭和18  
亞米利加讀本  外務省情報部 編 改造社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1452060 昭和13 国際読本. 第8巻
アメリカの実力 棟尾松治  青年書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062805 昭和16  
アメリカの実力 ハムブルグ世界経済研究所
景山哲夫 訳
刀江書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1061274 昭和16  
アメリカの生産宗教 中村元督 編 日本興業倶楽部   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和17 経済研究叢書118
アメリカ戦時体制のプラスとマイナス 茂木清吾 山雅房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044629 昭和18  
アメリカの戦争力 打村鉱三 野田経済研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1276352 昭和16  
アメリカの戦闘力 : 今次大戦の性格 棟尾松治  朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1262457 昭和16  
アメリカの戦略と其全貌 中島 肇 研文書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1438887 昭和17  
アメリカの対南米政策 大野勝巳 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1045260 昭和17 朝日時局新輯
アメリカの対日謀略史 宮慶治  大東亜社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1437004 昭和17  
アメリカの内情 石井良一 六盟館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1916619 昭和19  
アメリカの反撃と戦略 岩田岩二 三協社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062828 昭和17  
アメリカは如何に日本と戦ふか 富士辰馬 大衆公論社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1174096 昭和5  
アメリカは戦ひ得るか 雨笠粂三郎編 科学主義工業社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1683312 昭和16 世界戦時経済情報 1
アメリカはどう出るか
 : 大東亜戦争と敵国の動静
望月 肇 長谷川書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044679 昭和17  
アメリカは日本と戦はず 清沢洌  千倉書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1711820 昭和7  
アメリカ評論 逸見 鋭 日本青年外交協会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1045228 昭和16  
アメリカへの視線 伊藤正徳  平凡社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1214724 昭和8 世界の今日明日叢書13
アメリカ本土 鈴木福一 目黒書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1065704 昭和19 新世界叢書
アメリカ民族圏 稲原勝治  竜吟社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1438890 昭和18  
アメリカ旅行その日その日 芝染太郎  芝染太郎 https://dl.ndl.go.jp/pid/1032946 昭和14  
荒潮の若人 伊波南哲 大日本雄弁会講談社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1169782 昭和18  
嵐に起つ独逸 エス・ライフ 亜細亜書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1042750 昭和18  
嵐の世界 岩佐圭奨 アジア青年社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1438917 昭和18  
アラスカ 小葉田亮 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044376 昭和17 朝日時局新輯 ; 第33
アラスカ・アリューシャン 石神 清 機甲青年社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044366 昭和17  
新たなるタイ 宮原武雄 図書研究社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1876159 昭和17  
新に南方を巡りて 井上雅二  井上雅二  https://dl.ndl.go.jp/pid/1230101 昭和12  
新たに満州生活に入る人の為に 大平得三 満州帝国開拓総局 他   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和17  
あらゆる角度から観た敵国アメリカ 朝日新聞社社会部 朝日新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1275902 昭和16  
荒鷲の母の日記 リヒトホオフェン夫人
浜野 修 訳
改造社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1260983 昭和14  
有馬イデオロギーの検討 新井政雄  川上道之介 https://dl.ndl.go.jp/pid/1444722 昭和15  
アリューシャン戦記 杉山吉良 六興商会出版部 https://dl.ndl.go.jp/pid/1131242 昭和18  
アリューシャン襲撃戦記 深沢幹造 大和書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1130982 昭和17  
或る帰還兵の想ひ 棟田 博 協栄出版社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1130181 昭和17  
或る訓導の日記 堀内幸行 中行館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1130979 昭和17  
ある少年海員の手記 海運総局 編 海運総局   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和19  
或る職長の手記 真下五一 大阪新聞社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1058465 昭和19  
アロー戦争と円明園 矢野仁一  弘文堂書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1453300 昭和14 1990中公文庫復刻
暗雲ただよふ満蒙 長野 朗 千倉書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1035335 昭和6  
闇斎先生と日本精神 平泉 澄 編 至文堂 https://dl.ndl.go.jp/pid/1173606 昭和7  

【ご参考】 上記リストの中で、これまでこのブログで紹介させていただいた作品。

岩佐圭奨『嵐の世界』(GHQ焚書)を読む~~ユダヤ問題を考える その1
今回紹介したい『嵐の世界』の著者・岩佐圭奨(いわさ けいぞう)という人物はネットに殆んど情報がなく、どのような経歴の人物であったかはよくわからない。 全国大学図書館の蔵書を「Cinii Books」で検索してもこの人物の著作は一冊も見当たら...

岩佐圭奨『嵐の世界』(GHQ焚書)を読む~~ユダヤ問題を考える その2
前回に引き続き、ユダヤ人問題研究者・岩佐圭奨著『嵐の世界』の文章を紹介させて頂く。ユダヤ人は、世界史上の数々の重要事件に関与して来たのだが、戦後の歴史叙述ではそのような史実が解説されることはほとんどなかったと言って良い。 ユダヤ人問題につい...

悲惨だったアジア人奴隷~~桑原三郎『アジア侵掠秘史』(GHQ焚書)を読む その1
「国立国会図書館デジタルコレクション」で「個人向けデジタル化資料送信サービス」の手続きをすることで、大半のGHQ焚書が読めるようになる。今回は昭和十六年に刊行された桑原三郎 著『アジア侵掠秘史』という本を紹介したい。この本は、過去五百年近く...

ロシア・英国の中央アジア侵略を知る~~『アジア侵掠秘史』を読む:その2
前回に引き続き、桑原三郎著『アジア侵掠秘史』(GHQ焚書)のなかから、戦後日本人にあまり知られていない歴史を紹介したい。 今では世界最大の国土面積をもつロシアだが、そのルーツは、現在のロシア北西部、ウクライナ、ベラルーシにかつて存在した「キ...

https://shibayan1954.com/degital-library/ghq-funsho/kuwabara-saburou-3/ 

GHQに焚書処分された米国留学経験のある新聞記者の本~~棟尾松治『アメリカの実力』
GHQに焚書処分された米国関連書籍は結構多数存在するが、実際に読んでみると、戦後の日本人に知らされていない史実が満載である。今回は昭和十六年に上梓された、棟尾松治著『アメリカの実力』という本を紹介したい。棟尾松治という人物は1920年代にア...

【ご参考】復刻されたり電子書籍化されているGHQ焚書

【ご参考】西尾幹二氏のGHQ焚書解説


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 前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しました。長い間在庫を切らして皆様にご迷惑をおかけしましたが、このたび増刷が完了しました。

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内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。

コメント

  1. 井頭山人(魯鈍斎) より:

    しばやん様
    GHQ焚書開示は桜チャンネルで西尾幹二先生が講義されていた事は承知して居ましたが、勿論全講義を拝見した訳では在りません。出版された御本も何冊かは持ってゐます。然しこれ程全番組を掲載為さって頂いたことに感謝申し上げます。このブログで全部読めるなどとは大変ありがたい事です。
    戦後のGHQの洗脳支配だけではなく、戦前に於いても日本国は様々の侵略が行われて居ました。政権にも官僚にも日本国軍にも猶太は巧みに侵入して居ました。日本では第一に海軍は初めから100%Freemasonの手下でしたが、また陸軍にしても高官たる元帥自体がFreemasonと繋がりを持ちその温床でした。猶太研究が日本を守る為に不可欠だと進言した四王天延孝中将は陸軍を予備役(クビ)に、なりましたし、忠告した高官も左遷の憂き目にあった訳です。是ではもう手の施しようが在りません。そして出鱈目な作戦の末に敗戦を迎えます。その様な売国奴は敗戦を目標に活動していた。敗戦後は、GHQは日本解体に深謀遠慮の作戦で挑みました。7000冊に及ぶ焚書はその一環です。教育の破壊もその一つ日本の教育制度とその理念を酸食した。政治もそうです巧みに政党をつくり操りました。また新聞・テレビ・ラジオを始めとするメディアの支配です。今から戦後を検証してみるとすべてがDSの描いたシナリオに沿って進められた感があります。猶太は2025年に新世界秩序を推進し世界的独裁を実施する計画がすすめられている。日本の政権はそれに積極的に従っている。トランプの二回目の選挙戦以降、世の中は不思議と言うべき現象が横行しています。キッシンジャーやゲイツとファウチの担当する、パンデミック新型コロナもその目的の為に行われた虚構です。全世界のメディアを支配するDSは武漢で重大な世界流行病が発生したと虚構を宣伝し、ワクチンと称する毒液をユダヤ民族を省く全民族に注射する計画でした。ロシアを屈服させるためにウクライナを使いプーチンロシアに手を出させる策略を計画してそれが成功した。然し考えたほどにはウクライナではDSの目論見は成功してはいません。それでDSは今度はガザ戦争を起こした。次に行うのは途中で失敗したUSAの共産革命です。DSに取っては黒人を使い合衆国を共産国家にするのが目的です。驚くべきことが計画され二十年三十年を経て開始されます。パンデミックは10年後に実施された。此の侭ではどうも猶太の手に世界独裁支配が行って仕舞いそうです。今現在の日本国の真の現状を政治屋の中に、正しく俯瞰できる人がどれだけ居るか疑問です。しばやん様のご健康をお祈りします。私自身も8月に帯状疱疹で苦しみ9月には鼠経ヘルニアで切りました。現在も下腹がひどく痛みます。私は昭和26年の生まれですのでシバやん様より少し年上です。ではまた…。

    • しばやん より:

      お互いに健康には注意しなければならない年代ですね。私の小腸の手術も、何か月か下腹が痛みました。
      井頭山人(魯鈍斎)さんはいろんなことをよくご存じですね。今のDSの動きについては概ね意見が一致しそうですが、彼らの世界独裁の野望が実現するかどうかについては、欧州の一部の国で盛んになりつつある反グローバリズム勢力がDSの動きを封じることを期待しています。アメリカも次回の大統領選挙次第で、反グローバリズムの動きが強まる可能性があります。ただし、わが国の場合は、政治家、官僚、財界、マスコミがほとんどがグローバル勢力の手下なので、このままだとバカな移民政策が推進されて、わが国の一部の地域が外国人に実質的に支配され、わが国の美しい自然や文化財、伝統文化などが失われていくことを危惧しています。

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