GHQが戦後の日本人が読めないように没収・廃棄した様々な書物の中から、「侵(略)」「統治」「支配」という文字をタイトルに含む本をリストアップしてみました。
これらの書物のタイトルを見るだけで、それまで世界を侵略して来た国がどのような国であったかが、ある程度見えてきます。
いつの時代も、どこの国でも同じですが、歴史は勝者によって編集し叙述されるもので、戦後は戦勝国によって大幅に歴史が書き換えられました。学校で学んだ歴史も、マスコミで伝えられてきた歴史も、所詮は第二次大戦の戦勝国が描いた綺麗ごとの歴史に過ぎません。勝者の歴史をいくら学んでも、わが国が何のために戦ってきたのかは見えてこないものではないでしょうか。
下記リストの書籍の中では、仲小路彰氏の著作だけが復刊されています。GHQが焚書した書籍のうち、復刊されている書物については、次のリンクをご参照ください。
タイトル | 著者・編者 | 出版社 | 国立国会図書館デジタルコレクションURL | 出版年 |
アジア侵略秘史 | 桑原三郎 | 清水書房 | ||
亜細亜侵略史 | 高橋 勇 | 霞ヶ関書房 | ||
アジアを奪うもの | 本山桂川 | 国民文化書院編纂所 | ||
英吉利の印度支配
: 仮面をとつた英国 | ラインハアルト・フランク | ニッポンプレス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1153768 | 昭和15 |
イギリスの印度統治
: 其経済諸政策の研究 | 東亜経済調査局 | 東亜経済調査局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1281293 | 昭和10 |
異民族の支那統治史 | 東亜研究所 編 | 大日本雄弁会講談社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042382 | 昭和19 |
印度侵略悲史 | ラス・ビハリ・ボーズ | 東京日日新聞社 | ||
印度統治機構の史的概観 | 中島宗一 | 満鉄東亜経済調査局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1028046 | 昭和17 |
英国の植民地統治方式 | 伊東敬 | 同盟通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1272638 | 昭和17 |
英国の支那侵入 | 欧州事情研究会 | ニッポン・プレス | ||
英国の世界侵略史 | 斎藤栄三郎 | 大東出版社 | ||
英国の世界統治策 | ヨーロッパ問題研究所編 | ヨーロッパ問題研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271486 | 昭和15 |
英国の南阿侵略 | ヘルムート・キルヒナー | 日独文化出版局 | ||
外地統治機構の研究 | 山崎丹照 | 高山書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276442 | 昭和18 |
濠洲侵略史 | 斑目文雄 | 欧文舎 | ||
思想決戦 敵思想侵攻と撃碎 | 中井良太郎 | 鳴玄社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460324 | 昭和19 |
支那を支配するもの | 佐藤俊三 | 大阪屋号書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445089 | 昭和17 |
植民地統治法の基本問題 | 中村哲 | 日本評論社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276124 | 昭和18 |
印度侵略序幕 | 深尾重正 | アジア問題研究所 | ||
対英戦と被圧迫民族の解放 | 小倉虎治 | アジア問題研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268185 | 昭和14 |
太平洋侵略史1 | 仲小路彰 | 戦争文化研究所 | ||
太平洋侵略史2 | 仲小路彰 | 戦争文化研究所 | ||
太平洋侵略史3 | 仲小路彰 | 戦争文化研究所 | ||
太平洋侵略史4 | 仲小路彰 | 戦争文化研究所 | ||
太平洋侵略史5 | 仲小路彰 | 戦争文化研究所 | ||
太平洋侵略史6 | 仲小路彰 | 戦争文化研究所 | ||
独逸の占領地統治方式 | 海野 稔 | 同盟通信社 | ||
南方圏統治概括 | 一原有常 | 海洋文化社 | ||
南方統治の諸問題 | 秋永肇 | 日光書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276410 | 昭和18 |
南洋侵略史 | 柴田賢一 | 興亜日本社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276434 | 昭和17 |
南洋白人搾取史 | 仲小路彰 | 戦争文化研究所 | ||
日本植民地統治論 | 浅見登郎 | 巌松堂書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466350 | 昭和3 |
米英東亜侵略史 | 大川周明 | 第一書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042284 | 昭和17 |
米英の世界侵略 | 堀内謙介 | 毎日新聞社 | ||
米英の東亜侵略年譜 | 柴田賢一 | 都書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276432 | 昭和17 |
米国の世界侵略 | 相馬 基 | 毎日新聞社 | ||
満州統治論 | 池田秀雄 | 日本評論社 | ||
猶太の世界支配綱領 | 愛宕北山 | 政経書房 | ||
蘭印侵略史 | デ・クラーク | 報知新聞南方調査会 | ||
聯盟脱退と南洋の委任統治 | 麓純義 | 新極東社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438469 | 昭和9 |
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ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、昨年(2019年)の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。
無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、お取り寄せは全国どこの店舗でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。
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