北洋漁業のこと 『北洋物語:漁業日本』
農業・漁業に関するGHQ焚書を調べているたときに、大正中期から戦中期にかけて漁業でソ連と深刻な問題が発生していたことに気が付いたので、今回は『北洋物語:漁業日本』という本の一部を紹介したい。著者の竹村浩吉は、同書の略歴によると明治四十二年に東京外国語学校ロシア語科を卒業後、ロシア領の沿岸で漁業に従事し、四十五年には軍艦浪速艦の通訳を務めている。大正三年から十三年まで高田商会漁業主任として勤務の後、蟹工船や鮭工船を経営したり北洋警備艦の通訳を拝命されたりし、その後最後はロシア領水産組合の嘱託として働いた人物である。
わが国は日露戦争に勝利し、その後締結したポーツマス講和条約によりロシア領の漁業権を獲得した。ロシアのベーリング海・オホーツク海沿岸は世界の三大漁場の一つで、特に鮭やタラバガニが豊富に獲れる漁場である。世界の三大漁場というのはロシアのほかに北欧のニューファンドランド近海とノルウェー近海・アラスカ近海を言うが、いずれも北半球にあり『北洋物語』によると世界全体で獲れる魚の98%が北半球で獲れ、世界の漁獲量の75%が北緯四十度以北で獲れるのだそうだ。
わが国はロシア人と同様の漁業権を獲得したとはいえ、ロシア領で自由に漁業を行っては問題が生じるので、わが国が漁の出来る海域(漁区)や漁業の方法などの細目については明治四十年の日露漁業協約に定められていた。
ところが第一次大戦後にロシア革命が起こり、ロシアの権力者達はその地位を喪失してしまい、国内は混乱が続いていた。昭和三年に新生ソ連と交渉して日ソ漁業条約を締結したが、八年毎に条約を見直すことが決まっていたものの、期限が到来してもソ連は一向に交渉を開始しようとせず、とりあえず一年延長することが何度も続いていた。
ところがその間に日本人に認められていた権利が徐々にロシアに侵害されるようになっていたのである。具体的にいうとロシア漁民の漁区数が激増し、日本の漁区が狭まって行ったのである。「漁区」の大きさは海岸線に沿って幅340m、奥行き90mの矩形で、ここに缶詰工場や漁夫の宿舎が建てられ、その前面の海上に網を張り、海面の使用はそこから領海三マイルまでの範囲で鮭や鱒などを獲るのだが、陸上にしても海上にしてもその範囲内からはみ出すことを許されていなかった。一漁区の借区料は漁区の良否により差があるが、大体一万八千ルーブルで、当時の日本円で五千八百五十円、現在価値にして四百万円程度かと思う。
『北洋物語』には次のように記されている。
漁場の付近には土民たちも住んでいるが、日本人が土民と交際するのは禁じられている。その他、日本人が鉄砲とか写真機を持つのも、ラジオや電話を使うのも禁止されているというふうでなかなかやかましい。漁場には時々、漁業監視人とか税関官吏が見回りにやって来る。褐色の軍帽をかぶり、黒皮の上衣、乗馬ズボンに長靴をはき、ピストルをさげたゲーペーウーの役人が目を光らして監視している。
漁場の借区契約の中には、網の構造とか、数だとか、漁業者が守らなければならない、いろんなこまかいことがとりきめてある。また漁業者には、いったんソ連の領土内に入ったら、その国の法律に従って営業しなければならない。その他、軍事的な意味もあるので、こんなに厳重にしているのだ。
ソ連のゲーペーウー*の役人は実に厳しかった。ちょっとしたことから、ある時は日本の漁船をとらえてつれて行ったり、時には発砲するということもあった。そして、日本の政府から厳重な抗議を申し込まれて、事件を調査してみると、結局自分たちの思い違いだったという事件が昔は時々あっていろいろ心配の種がつきなかったのである。
*ゲーペーウー:ソヴィエト政権を反革命から守るために設置された秘密警察こんな恐ろしい、いやなことが何度あっても、日本の漁夫はは少しも屈せず、どしどし乗込んでお国の為に働いている。みなさんが食べる塩鮭、鮭や蟹の缶詰は、みんなこの勇敢な漁夫が命をかけて獲ったものなのだ。有難いと思って食べなければ、罰が当たる。この人たちにとっては露領は戦場であり、漁夫たちは戦場に出ている兵隊さんと同じである。
北洋漁業の人達は武器こそは使わないが、尊い露領漁業権を守るため、国民の食糧を得るため、毎年毎年外国の土地で北洋の荒波を相手に戦争をしているのだといって良い。
竹村浩吉 著『北洋物語:漁業日本』三省堂 昭和19年刊 p.78~79
北洋漁業の漁夫たちが一番苦労したのは、一九一七年(大正六年)のロシア革命のあとで内戦が十年間ほど続いた時期である。いくら危険であることが分かっていても、日本の漁業権を守り抜くためには、漁に行かなければならなかった。
ロシアの内乱はますますひどくなってくる。各地にパルチザンが起こって、盛んにゲリラ戦術のようなことをやって、自分の国の人民を殺したり、物を奪いとったりした。
大正九年、ニコライエハフスクにいたパルチザンが、遂に同地の日本人を襲い、その方面に住んでいた日本居留民を殺し、またオコック沿岸の二十六ヶ所の漁場と三ヶ所の缶詰工場を焼き討ちにするという乱暴を働いた。これが有名な尼港事件とオコック日本人漁場焼打事件である。
そこで帝国政府はその責任を問うため、オムスク政府に代わって出来たアントノフ政府に交渉したが、いばったことばかり少しも誠意を示さず、もう一つあったチタ政府の方にも交渉してみたが、それも同じで、しまいにはカムチャッカの方なんかおれたちの知ったことじゃあない、という返事であった。日本としては、ロシア側の不誠意のために、その年の露領漁業を休むなどということは絶対にできるものではない。遂に大正十年と十一年はわが正当なる漁業権を守る手段として、わが政府の命でロシアから許可が得られなくても、自分たちの正しい考えのもとにやっていこうという決心のもとに露領ので漁を決行した。これは自衛、すなわち自分を守るという立場から真にやむを得ないことであった。ロシアの官憲からは別に許可を得てないから、どんな乱暴をされるかわからない。そこで帝国海軍は、決死の覚悟でゆく多数の漁業者の生命や財産を守るために、軍艦を出して護衛した。
この時の出漁を自衛出漁といって、露領漁業史上、忘れることの出来ない年である。その上この自衛出漁時代に大事件があった。
同上書 p.142~143
大正九年に起きた尼港事件については、以前このブログで書いたが、興味のある方は過去記事を覗いていただきたい。オコック日本人漁場焼打事件は今回初めて知った。尼港事件についてもマスコミが解説するようなことは皆無に近いのだが、このような共産主義者の為した悪事を知らなければ、わが国の先人たちの苦労を理解することは不可能だ。
また最後に触れられている「大事件」は、海軍の軍艦新高が北洋警備の任務を帯びてカムチャッカ方面を巡航したのち帰航途上に大暴風雨のために転覆遭難し、約三百人が犠牲となり石炭庫に逃げていた十数名が奇跡的に救助された事件を指している。その事件については同上書の第五章で詳しく述べているのと、中島武著『大正の海軍物語』(GHQ焚書)に詳しく書かれているので、興味のある方は読んでいただきたい。このような事件が戦後の長きにわたりタブーにされていたのは、ソ連にとって都合の悪い史実に触れることになるからであろう。
欧州の農奴と日本の農民 『日本農兵戦争』
昔学んだ世界史の教科書で、十四世紀にフランスのジャックリーの乱(1358年)やイギリスのワット・タイラーの乱(1381年)など各地で農民の反乱が起きたことが書かれていた記憶があるが、清水宣雄 著『日本農兵戦争』には、わが国と欧州の農民との違いを次のように解説している。
農民は、ヨーロッパにあっては、常に奴隷の如くであった。―― ヨーロッパ人とは古くギリシアの昔より、奴隷なくしては生活し得ざる人種であった。
古くは、戦敗国人を奴隷とし、中世に於いて農民を奴隷とし、商業資本の発達するや、奴隷狩りによってアフリカ人を奴隷とし、遂に近代に至って、全有色民族を植民地民族として奴隷の如くに搾取する。
かくて「搾取」によってのみ初めて成立し得たヨーロッパは、中世においても農民の極度なる搾取によって、封建制度を維持したのである。人々は、ヨーロッパにおける封建制度の歴史の中に、幾多農民虐使を見る。―― 人々は、イギリスの所謂圍墻運動による農民の土地よりの閉め出しと、従って農民の都市プロレタリア化の過程を見る。
ドイツにあっては、かの若きゲーテを感激せしめたるゲッツの農民反乱あり、また農民のために戦わんとしたルターの宗教改革運動は、新興ブルジョワジーの国家統一運動に利用せられて、農民を完全に裏切り、農民抑圧へと転化せられた。
フランスにあっては、かの領主の安眠のために、農民が徹夜して池の蛙の鳴くのを防がしめられたなどという話を伝えられる農民は、イギリスとの百年戦争によって、全国土は荒廃に帰し、ここに農民の領主よりの解放を要求する農民反乱を勃発せしめ、農民は幾千となく殺戮せられた。
ロシアにおける農民が、如何に悲惨を極めたものであるかは、人々のあまねく知るところであり、到るところ暗澹たる農民一揆の勃発は、終にロシア革命となって表現する。ここに日本の農民をも、ヨーロッパにおける農民と同じ社会的位置において論じ、これを科学的研究となす一群の人々がある。
日本の農民は、果たして、ヨーロッパに於けるが如く、「農奴」の位置にあったか? ―― 今日、また「農奴」の位置にあるか?
日本の農民が「百姓」なる名称によって代表せられる如く、古来、日本民族即ち農民であったことはしばらくおくも、日本における封建時代たる徳川時代に、かの慶安の触書などに見る農民への幕府の注意を見て、その中に、ほとんど微に入り細に亘るまで、日常生活の注意、灸を据えること、お茶をのむことなどに至るまであるを見て、これを、直ちに、封建領主が百姓を搾取の道具と見たる好個の資料の如くに得々として論ずる左翼的「学者」の存在を見る。――しかしながら、これが果たして、農民を搾取の道具たらしめるためであるか? ―― 日本の農民が果たして、ヨーロッパにおける農民と封建領主との関係にあったか?
日本における君臣の関係、大名と封土との関係、―― ヨーロッパにおける国王は住民を「征服」することによって成るものであり、領主の封土また私領たるの関係 ―― これのみを見るも、日本の農民がヨーロッパの農民と異なることは明らかなることである。
日本が封建制度から資本主義へ移る時には、ヨーロッパ諸国の如き領主経営の農業大経営の如きは全く存在しなかったのである。
清水宣雄 著『日本農兵戦争』農村問題研究所 昭和15年刊 p.89~93
著者が述べている通り、ヨーロッパにおける農民は古くから奴隷のように扱われ、一七世紀にイギリスで名誉革命が起きて以降商工業が発展し、その後地主貴族が中小土地を囲い込んで大農地をつくって農業の生産性が高めた。すると大農地を資本家が借りて近代農法による生産を開始したため、囲い込みで土地を失った農民が労働者として大量に都市に流入し都市の労働者となり、十八世紀になって紡績機や織布機が発明され、蒸気機関が実用化されて産業革命に至るのだが、わが国では「百姓は国の本」とされ、農民と封建領主との関係や明治以降における農民の地位は、ヨーロッパとは根本的に異なっている。
今までにこのブログで紹介した本 丸本彰造著『食糧戦争』
戦争は軍事力がいくら優位にあっても、食糧が不足しては戦えないということは当たり前のことなのだが、今や我が国の食糧自給率はカロリーベースで4割を下回る水準となっているにもかかわらず、マスコミがそのことに警鐘を鳴らすことは皆無といって良い。丸本彰造著『食糧戦争』の冒頭には、ドイツは武力戦では勝ち続けたが、経済封鎖されて食糧が入ってこなくなり、飢饉の為に七十六万人が死亡して戦争に敗れたことが記されている。戦前のドイツの食糧自給率は平均70~80%であり、今のわが国よりもはるかに高い水準にあったのだが、食糧自給率が100%近い水準になければ、長期戦を戦うことが難しいことをドイツの事例を見て世界が悟ったのだが、今の日本人は何も考えずに十分な土地があるにもかかわらず農業を軽視し、食糧を外国に依存しさらに軍事力もアメリカに依存している。こんな状態では国は守れず、欧米諸国に強くものが言えるはずがないのだ。
農業・漁業・食糧に関するGHQ焚書リスト
GHQ焚書リストの中から、タイトルに「農(業)」や「漁(業)」や「食(糧)」や「米」を含む書籍をまとめてみた。全部で95点存在する。
タイトル | 著者・編者 | 出版社 | 分類 | 国立国会図書館デジタルコレクションURL 〇:ネット公開 △:送信サービス手続き要 ×:国立国会図書館限定公開 |
出版年 | 備考 |
愛知県青年学校農業教科書巻三 | 愛知県社会教育研究会 | 日本青年教育会 | 国立国会図書館に蔵書なし あるいはデジタル化未済 |
昭和15 | ||
生ける農民魂 | 渡辺善房 | 大智書房 | 国立国会図書館に蔵書なし あるいはデジタル化未済 |
昭和17 | ||
雨耕抄 : 農村随筆 | 吉植庄亮 | 時代社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065893 | 昭和19 | |
活農民道 | 山崎延吉 | 農山漁村出版所 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1106153 | 昭和18 | |
危機に直面せる北洋漁業対策 | 阿部留治 編 | 週刊産業社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1098517 | 昭和14 | |
北支那の農業と経済. 上卷 | 南満洲鉄道株式会社調査部 編 | 日本評論社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1718525 | 昭和17 | |
近世農功伝 | 松原 晃 | 亜細亜書房 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066519 | 昭和19 | |
近代戦争と森林 | 淵 通義 | 雄生閣 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1261878 | 昭和13 | |
決戦下農村の使命 | 千石興太郎 | 大貫書房 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065963 | 昭和18 | |
決戦時の農業構造 | 助川啓四郎 | 文松堂書店 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065970 | 昭和19 | |
健康農村の樹立 | 楠本正康 | 社会教育協会 | 国立国会図書館に蔵書なし あるいはデジタル化未済 |
昭和14 | ||
玄米食と戦争生活 | 吉田 弘 | 東華書房 | 国立国会図書館に蔵書なし あるいはデジタル化未済 |
昭和18 | ||
玄米飯と生活戦争 | 守屋磐村 | 泉書房 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1028522 | 昭和18 | |
興亜農村青年の行き方 | 増田亮一 | 泰文閣 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1685218 | 昭和15 | |
皇国農民精神 | 相原言三郎 | 上坂書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1266396 | 昭和14 | |
皇国農民精神 | 相原言三郎 | 遠藤書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1265364 | 昭和19 | |
皇道農業 | 黒沢酉蔵 | 育英出版 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066338 | 昭和19 | |
皇農 : 戦時農村の新建設理念 | 長野長広 | 照林堂書店 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065935 | 昭和19 | |
国体の本義と農道 | 大日本農道協会 編 | 泰文館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1039366 | 昭和17 | |
国民精神総動員と農村対策 | 小林正彦 | 三友社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1239259 | 昭和13 | |
山林 七月号 | 富田重明 編 | 大日本山林会 | 国立国会図書館に蔵書なし あるいはデジタル化未済 |
昭和15 | ||
時局下の農業経営 | 日本放送協会 編 | 日本放送協会出版協会 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066280 | 昭和16 | ラジオ新書 ; 49 |
時局と農業及農業経済 | 西村彰一 | 産業経済学会 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1685506 | 昭和15 | 時局農村指導講座. 第一巻 |
至誠熱血の大老農中村直三 | 松田武四郎 | 日本出版社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1057875 | 昭和17 | 近世日本興業偉人伝 |
指導錬成農村戦士報告書第1回 | 古瀬伝蔵 編 | 集文館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065850 | 昭和17 | |
支那事変下に於ける各道府県農会の 農村対策 |
帝国農会 編 | 帝国農会 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1263131 | 昭和12 | 戦時農村対策資料. 第1輯 |
支那農業建設論 | 山名正孝 | 教育図書 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066490 | 昭和17 | |
支那農村物語 | 関屋 牧 | 刀江書院 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1135155 | 昭和17 | |
支那林業経済建設論 | 杉本 壽 | 教育図書 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1718495 | 昭和17 | |
事変と農村 | 有馬頼寧 講 | 橘書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1255343 | 昭和13 | |
銃後農民革新の書 | 増田克一 | 泰文館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1216931 | 昭和14 | |
銃後の農村青年に愬ふ | 有馬頼寧 | 河出書房 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1270702 | 昭和12 | |
植民地農業 | 伊東兆司 | 叢文閣 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1221201 | 昭和15 | |
食糧政策論 | 遠藤三郎 | 商工行政社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716526 | 昭和18 | 綜合計画経済叢書 |
食糧戦争 | 丸本彰造 | 新大衆社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066092 | 昭和19 | |
食糧増産と配給統制 | 古賀久雄 | 大鵬社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066156 | 昭和18 | |
食糧と民族 | 後藤興善 | 成史書院 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065538 | 昭和18 | |
新体制の構想: 農村問題を中心として | 産業組合学校同志会 | 産業組合学校同志会 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1683249 | 昭和15 | |
臣道実践と農村婦人の立場 | 紀平正美 | 柴山教育出版社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1039429 | 昭和19 | |
新農民道 | 川村喜久治 | 教育図書 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1024455 | 昭和16 | |
水産物増産と漁村対策 | 野村貫一 | 中興館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1124810 | 昭和19 | |
生鮮食糧統制の研究 | 安倍小治郎 | 水産経済研究所 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1718911 | 昭和17 | |
戦時下農村と革新政治 | 有馬頼寧 | 農村研究会 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1036908 | 昭和13 | |
戦時下農村の実際活動 | 香月秀雄 | 泰文館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066008 | 昭和16 | |
戦時下の食糧と農業機構 | 久保田明光 | 実業之日本社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065930 | 昭和18 | |
戦時食糧政策 | 田畑為彦 | 慶文堂書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066167 | 昭和16 | |
戦時日本の食糧問題 | 水野武夫 | 高陽書院 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066130 | 昭和16 | |
戦時農業論 : 戦争の農業生産条件に及ぼす影響 |
W・マインホルト | 国際日本協会 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065887 | 昭和19 | |
戦時農村対策と戦後の経営 | 富田文雄 | 泰文館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1216972 | 昭和13 | |
戦力増強と農村問題 | 助川啓四郎 | 高山書院 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065841 | 昭和19 | |
泰国農村経済論 | 明石二郎 関義彦 | 中央公論社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716991 | 昭和17 | 太平洋問題研究叢書 |
大東亜共栄圏と農業 | 谷本亀次郎 | 泰文館 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066487 | 昭和16 | |
大東亜農業経済の再編成 | 角田藤三郎 | 朱雀書林 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066028 | 昭和17 | |
戦ふ農村婦人 : 報告書. 第1回 | 古頼伝蔵 編 | 集文館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066330 | 昭和17 | |
長期建設と農村対策 | 大阪毎日新聞社 編 | 大阪毎日新聞社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1271519 | 昭和14 | 戦時経済早わかり. 第11輯 |
土に塗れて : 農聖石川理紀之助の生涯 |
北屋正幸 | 創造社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1043522 | 昭和18 | |
ドイツ農村見聞記 | 持地えい子 | 科学主義工業社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/11617488 | 昭和17 | |
ナチス農業政策 | 救仁郷繁 渋川貞樹 共訳 | 三省堂 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065989 | 昭和16 | |
ナチス農民政策 | 永川秀男 | 葛城書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066012 | 昭和18 | |
南支の農業農村 | 沼田政次 | 東洋社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1719178 | 昭和17 | |
日満支農業の基本問題 | 水野武夫 | 同文社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1246315 | 昭和15 | |
日ソ漁業問題の解剖 | 鶴本徳太郎 | 函館商工会議所事務研究会 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1052431 | 昭和14 | |
日本精神の新農村教育 | 山崎博 | 明治図書 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1145456 | 昭和9 | |
日本農兵戦争 | 清水宣雄 | 農村問題研究所 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1462805 | 昭和15 | 戦争文化叢書 ; 第21輯 |
日本の農村 | 金 作之助 | 飛鳥書房 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066337 | 昭和19 | |
農業と国土計画 | 会田甚作 | 泰文館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1246549 | 昭和15 | |
農士道 : 東洋農道の教学 | 菅原兵治 | 旺文社創立事務所 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1244656 | 昭和19 | |
農村教育と農民道場 | 野尻重雄 | 明治図書 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1116077 | 昭和14 | |
農村人形劇脚本集 第一輯 | 農山漁村文化協会編 | 農山漁村出版社 | 国立国会図書館に蔵書なし あるいはデジタル化未済 |
昭和18 | ||
農村部落の指導 | 馬場光三 | 大貫書店 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1066324 | 昭和17 | |
農大拓殖講義 第二巻 | 佐藤四郎 編 | 東京農業大学刊行会 | 国立国会図書館に蔵書なし あるいはデジタル化未済 |
昭和18 | ||
農と日本精神 | 加藤完治 | 千歳書房 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065853 | 昭和18 | |
農民魂 | 秦 賢助 | 鶴書房 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065880 | 昭和17 | |
農民の使命 | 石黒忠篤 述 | 週刊産業社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1263264 | 昭和16 | 内原青年講演集. 第2巻 |
農業増産訓 | 石黒忠篤 | 週刊産業社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1263287 | 昭和16 | 内原青年講演集. 第3巻 |
東印度農業経済研究 | 奥田 或 | 日本外政協会 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716990 | 昭和18 | |
一粒の米を愛する心 | 山田清三郎 | 大阪屋号書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1683752 | 昭和16 | |
比律賓の農業 上巻 | 福原友吉 | 三省堂 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716909 | 昭和19 | |
仏印の農業経済 | 森 徳久 | 東洋経済新報社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1718675 | 昭和18 | |
北支農業経済論 : 特に棉花生産と 合作社の問題を中心として |
村上捨己 | 日光書院 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716662 | 昭和17 | |
北支農村の実態 : 山西省晋泉県黄陵村実態調査報告書 |
華北交通株式会社資業局 編 | 竜文書局 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716106 | 昭和19 | |
北洋漁業 | 朝日新聞社東亜問題調査会 編 | 朝日新聞社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1217838 | 昭和14 | 朝日東亜リポート. 第4輯 |
北洋物語 : 漁業日本 | 竹村浩吉 | 三省堂 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1720295 | 昭和19 | |
マレイシアの農業地理 | ファルケンブルグ | 中央公論社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1718431 | 昭和17 | 太平洋問題研究叢書 |
満洲開拓農村の設定計画 | 岡川栄蔵 | 竜文書局 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1276850 | 昭和19 | 未開地拓植計画の研究 ; 1 |
満州開拓と北海道農業 | 松野伝 | 生活社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1267612 | 昭和16 | |
満洲開拓と北海道農業 改訂版 | 松野伝 | 生活社 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1450708 | 昭和17 | |
満州開拓農村 | 笠森伝繁 | 巌松堂書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1687773 | 昭和15 | |
満州農業移民十講 | 永雄策郎 編 | 地人書館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1240044 | 昭和13 | |
満州農業再編成の研究 | 佐藤武雄 | 生活社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1719191 | 昭和17 | |
満州農村記 | 松谷英生 | 大同印書館 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716117 | 昭和18 | |
満州農民移民の栞 | 山名義鶴 | 満州移民協会 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1282098 | 昭和11 | |
水を中心として見たる 北支那の農業 | 和田 保 | 成美堂書店 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1718526 | 昭和17 | |
民族農政学 | 小野武夫 | 朝倉書店 | 〇 | https://dl.ndl.go.jp/pid/1065954 | 昭和18 | |
蘭領印度農業政策史 | 関 嘉彦 | 中央公論社 | △ | https://dl.ndl.go.jp/pid/1716964 | 昭和16 | 太平洋問題研究叢書 |
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前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しました。一時在庫を切らして皆様にご迷惑をおかけしましたが、第三刷が完了して在庫不足は解決しています。
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