新年 あけましておめでとうございます。
旧年中は拙い私のブログにお付き合いいただき、まことにありがとうございました。
何度も訪問して頂いた方や、私の記事にリンクして頂いた方、ランキングの応援をして頂いた方、コメント欄やメールなどで貴重な情報や感想のメッセージを送っていただいた方、また拙著を買っていただいた方、皆さん本当に有難うございました。とても嬉しかったです。
昨年の二月に悪性リンパ腫が悪化し、その治療のために入退院を繰り返し、昨年は一年の三割以上を病院で過ごし、残りの日々も通院などで多くを費やした一年となりました。昨年の正月に読者の皆さんに約束した新著のチャレンジを果たすことが出来ず、大好きな旅行も遠方に行くことは叶いませんでした。
ブログだけは従来のペースで何とか続けてきましたが、病室に本を持ち込んでの記事作成には限界があり、多くの記事がGHQ焚書や戦前の新聞記事の内容紹介になったことをご容赦下さい。
毎年正月には神社に初詣をし、親族が集まって正月を過ごすことを恒例としてきましたが、今年は生まれて初めて病院で新年を迎えることとなりました。今月から来月にかけて新しい治療にチャレンジし、なんとか来月中に退院できればと考えていますが、当面は闘病しながら調べ物をし、病室で記事を書く日々が続き、退院後も定期的な通院と検査が続くことになります。
元気になれば、あまり知られていない地域や寺社の歴史を調べながら、いろんな地方に足を運んで記事を書きたいと考えています。
またGHQ焚書については、国立国会図書館の「個人向けデジタル化資料送信サービス」を利用することによって読めるようになった本のURLを、昨年中に自宅や病院ですべて調べ終えました。
GHQ焚書のリストにはかなりの重複が存在し、それを省くと焚書されたのは全部で7,116点だと思います。
その内訳は、国会図書館側で時々見直されているようなので数字が微妙に変動しているかもしれませんが、
・ネット公開されているのが2,368点(33.3%)、
・「個人向けデジタル化資料送信サービス」にログインして読めるのが3,921点(55.1%)、
・国立国会図書館限定で公開されているものが68点(0.9%)、
・国立国会図書館に蔵書なしあるいはデジタル化されていない書籍が759点(10.7%)
という数字になります。
「個人向けデジタル化資料送信サービス」の手続きは簡単で、会費等も不要です。今年の1月18日から印刷もできるようになりますし、GHQ焚書の88.4%が無料で読めるほか、その他入手困難な本のデジタル化資料152万点が読めるというメリットは大きいので、読者の皆さんが手続きをされることをお勧めしたいところです。サービス内容や手続きの詳細は次のリンクをご参照ください。
「個人向けデジタル化資料送信サービス」で読めるようになったGHQ焚書のURL等の情報は、今後このブログで、五十音順に少しずつ読者の皆さんに公開していくことを約束させていただくほか、戦後になって出版された本にはまず書かれていないようなことが記されている本の紹介を継続していく所存です。
まだまだ勉強不足ではありますが、読者の皆様の応援で元気を頂きながら、日本の歴史や文化について、あるいは日本と関わりのある世界の歴史について私が興味を覚えたことや、疑問に感じたことを調べたり、旅行したり考えたことなどをこれからもこのブログに書き記していきます。
今年もがんばりますので、引き続きご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しました。長い間在庫を切らして皆様にご迷惑をおかけしましたが、このたび増刷が完了しました。
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コメント
ご無沙汰してます。
久しぶりに「しばやんの日々」をみたら、貴兄がこの正月に入院しているのを知りました。
一刻も早い回復をお祈りします。
来月下旬に京都に行くのですが、体調をが回復されているならお会いしたいと思い、このブログを借りてメールした次第です。
京谷さんお久しぶりです。
悪性リンパ腫の治療中に、同室の方から新型コロナに感染してしまい隔離病棟に移されましたが、PCR陰性に戻らないと次の治療に移ることが出来ないため、退院時期はかなり遅くなりそうで、桜の咲くころに間に合うかどうか微妙なところです。
貴兄と会いたいところですが、来月は厳しいので、またの機会があれば声かけ下さい。