戦前においても日本を軽視する知識人が少なくなかった要因と、学ぶべき国民の歴史~~「戦争文化叢書」を読む4

戦争文化叢書

 GHQによって世界創造社の『戦争文化叢書』のシリーズの大半が焚書処分されたのだが、今回はアジア問題研究所編『支那人は日本人なり』という変わったタイトルの本の一部を紹介したい。
この本はわが国の歴史について、戦後の歴史叙述などには見出しがたい、ユニークな視点を数多く提供してくれる本である。

日本は西洋や中国の文化を模倣しただけの国ではない

 文明や文化というものは、水準の高いところから低いところに流れて行くものであることは言うまでもないだろう。古代において漢字や多くの書物や文物や中国大陸から伝わったことは事実だが、ではわが国の文化水準はずっと中国よりも低いものであったのか。
 学生時代に、わが国は中国や西洋の文化を模倣してきたことを教わり、西洋や中国の文化水準がわが国より高く、ずっと先進国であったかのような錯覚を持ったものだが、戦前の日本人も、西洋や東洋の歴史を学んで同様な認識を持っていたようだ。本書ではその認識が誤りであることを書いている。

 旧来の支那対日本の関係における一般的定説は、支那文化、事物の日本への移植、伝播、その追従、模倣をなせるものと考えられ、わずかに支那大陸との交通以前と愚かにも思惟する上代日本的なるものを、極度に歪曲、縮小、貧困化する傾向が、その殆んどであった
 今や、その誤れる先入見的臆説を根本的に批判、拒否すべき時に達せるを知らねばならぬ。——まさにもともと支那的なるものと独断されしものの本質、根源を探究、解明することによって、それが、何に淵源し、影響され、展開したるかの、全く新しき見解をここに把捉するにいたるであろう。

 今日、最も危険なる反日侮日思想は、決して単なる表面的な赤化・民主主義思想のみでなく、むしろわが日本において最も学問的、智識的とされるもの、排日思想、しかもそれは一見、いかにも日本的なるものの主張、研究をなせる如く思われるもの、——「今、日本人精神を支那人に強いても支那文化によって養われて来たのだから」というが如き俗論——或いは日本思想と支那思想を分裂対立せしめ、東洋的なるものを否定し、儒教をもって近代きされた支那インテリには無力有害なりとして否定し、かくて上代日本神話を最も低劣なる原始未開の習俗に貶下せんとする暴論——しかもそれ等が、著しき影響を、多くの日本的研究、政策に与えるにいたっては、実にこれ以上の深刻なる破壊的侮日思想はなきものとして、断乎として排撃すべきである。

『戦争文化叢書 ; 第5輯』アジア問題研究所 編 『支那人は日本人なり』世界創造社 昭和14年 p.3~4

 わが国の学問の多くは外国から導入されており、歴史分野に関しても同様であったため、西洋史は西洋列強が、東洋史は中国がわが国よりも上位にある国として描かれていて当然である。しかしながら、日本人はそういう歴史叙述を模範としてそのまま受け容れてきたために、戦前においても、西洋や中国がわが国のよりも上位にあると考え、日本を軽視する知識人が少なくなかったようだ。
 そのために、世界の激しい反日侮日思想に対して受け身となってしまうことが多かったのだが、排撃すべきは反日侮日思想だけでなくそのような歴史叙述をそのまま受け容れてきた点にあると問題提起しているのだ。

 本書の第一篇に、日本が中国に対してどのような影響を与えてきたかを述べたのち、第二篇で、そのような視点に立って日本史を書き直すと、どのような内容になるかを述べている。第一篇は省略することとして、第二篇の一部を紹介してみよう。

倭寇の時代(八幡船時代)

 戦後の教科書では「倭寇」という言葉で統一されているのだが、戦前の研究書の多くは「八幡(ばはん)船」と書かれている。この時代の歴史について、本書ではこう解説されているが、戦後の教科書とはまるで異なっていることがわかる。

 元寇の失敗後、元朝の滅亡となり、また多額の軍費を消耗せる北條氏の没落となった。西国の武士は、新しき日本意識と、大陸発展の意志をもって、朝鮮、山東、中支、南支、安南、マレー半島、ジャワ、スマトラ、フィリピン等にまで、八幡船を出した。

 この海外発展を阻止せる北條氏は、この南進論の中心なる後醍醐天皇の御英志に破られ、ここに建武中興が実現されたが、未だ日本国民は海外発展を理解せず、足利氏の鎖国政策に迷わされ、その大業が中絶された。

 しかも、吉野朝は、この南進政策を堅持し、それを支援し、八幡船は遠くインドまで渡航した。ことに明の沿海は悉く倭寇の勢力範囲、占拠地域となり、明の兵力は到底これを排撃し得ず、足利幕府の財政的援助の交換条件として、倭寇の弾圧を協定せしめた。
 この倭寇は決して単なる武力的侵略に非ずして、かえって、幾多の日本文化を支那大陸に移入せしめたのであった。明の一時的興隆は、全く倭寇の力によって、日本支那人の本性を復活し、ここに明末の忠臣を出したことは、まさに宋末において、日本人との交通により、宋の忠臣を出さしめた契機となると同一であった。

 この広大なる支那海岸全面は固より、長江を遡り、深く支那内地に入り、台湾、海南島の諸島嶼、およびインドシナ、マレー半島、ビルマ、インド、スマトラ、ボルネオ、ジャバ、ニューギニア等にわたる八幡船隊の進出は、まさに世界史的に最も顕著重要なるものにて、スペイン、イギリス等の海外発展に比すべきものでありながら、それを全く日本史上より跡形もなく抹殺し、その日本人勢力範囲の一片をも止めることがなかった。
 しかも徳川時代に入るや、峻厳なる鎖国政策により、海外進展の英雄等は帰国するを得ず、涙ながら空しく故郷の空を望みつつ、すべて異郷の土と化せる悲劇。その尊き血統は、その地に風土化され、あるいはその地の土人と混じ、あたかも日本人と何ら関係なきが如き異民族化せる者の数は、実に幾十万、幾百万あるやもしれず、さらにその子孫に至っては、その数はいかに倍加して、アジア、南洋に増殖していることであろう。

同上書 p.51~53

 南朝を支えた勢力が、八幡船による海外貿易活動を行っていたことは、以前このブログでも紹介した。

「 スペイン、イギリス等の海外発展に比すべき 」との表現に驚いた方も多いと思うのだが、以前このブログで書いた通り、スペイン・ポルトガルが各々十二隻の戦艦を平戸に集めて制海権を奪おうとしたが八幡船を掃討できなかったことを知るべきである。

秀吉の時代

 学生時代に学んだ「日本史」は、日本列島の中の歴史で、この国は世界の列強に侵略されそうになったことが、元寇以外にはほとんどなかったかのように描かれているのだが、この本では世界史の中で日本は列強とどう対峙したかが記されている。

 秀吉が、巧みに諸侯を征討し、統一し得たのは、彼の武力よりも、むしろ真の敵が海外にあるを諸侯に説き、国内の戦乱を無意義なりとして否定した対外政策によるのであった

 ここに天下統一するや、直ちに朝鮮征伐の実行となり、彼は朝鮮よりも、さらに支那、天竺を真の目的となした
 朝鮮出兵において、彼は加藤清正等の強硬主戦論と小西行長等の外交交渉派を併用した。

 しかも時にヨーロッパにあってはスペインの侵略時代であり、宣教師派遣によって東洋侵略をなした。この時、宣教師セスペデスは、巧みに細川、宗、小西等に働きかけて明と妥協せしめ、日本軍を撤兵せしめた
 この時、清正等の強硬論者はあくまでも朝鮮屈服を主張して、秀吉の逆鱗に触れた。秀吉の真意としては、出兵の目的は朝鮮よりも、大明、天竺にあるためその攻略をなすべく、朝鮮との和平を急ぎ、そのことがセスペデスの奸計に操られたのであった。
 かくして半島全部を征服したにかかわらず、寸地をも得ずして朝鮮を放棄し、甚大なる外交的失敗となった。

同上書 p.54~55

 グレゴリオ・デ・セスペデスは当時わが国にいたイエズス会宣教師で『グレゴリオ・デ・セスペデス スペイン人宣教師が見た朝鮮と文禄・慶長の役』という本に、彼の書翰などが収められているようだ。絶版のため手に入らなかったが、いずれは図書館で読んでみたい本の一つである。

日本鎖国時代

 同上書はわが国の鎖国を、西欧の旧教国と新教国との抗争の中で描いている。

 時に西欧のカトリック・プロテスタントの抗争が激化し、それが、日本においても明らかに示された。―—日本の西方はカトリック的であり、東方はプロテスタントに好意を示した。
 しかもオランダ、イギリスの近代資本主義の勃興期であり、これが島原の乱にあって徳川軍に加担して、カトリックの島原軍を撃破した。

 この島原の乱は、一つには大阪方の残党の反乱であり、またカトリックの禁止であった。この背後に、オランダ、イギリスのプロテスタントが、領土的野心ありと、徳川幕府を煽動して、それを禁止せしめた。なおオランダは、この功により日本貿易を独占せんとして、幕府に鎖国政策をとらせ、またイギリスは、「分割統治の策」をもって、日本と清国、南方諸国とを分離せしめんがために、鎖国政策を強調した

 ここに日本をアジアより切り離すことによって、アジアを容易にヨーロッパの植民地化せんとすることが最大の原因である。この鎖国絶縁により、西欧の侵略は忽ちにして全アジアを平定し得た

 また一方、北方にはロシアのシベリア・支那侵略が着々実現し、東方よりはアメリカの大平洋侵略有、またフランスら仏領インドシナ、さらに阿片戦争等―—まさに西洋侵略が、日本に及ばんとする時に―—尊皇攘夷の猛然たる運動を激成した。

同上書 p.57~58

 「分割統治」については「戦争文化叢書を読む3」にも書いたが、イギリスの伝統的な植民地統治の手法で、被支配者を分割することで統治を容易にする方法をいう。イギリスは日本に「鎖国」を選択させ、八幡船や朱印船で活躍した日本人商人が苦労して商圏開拓したあとを狙った、というのはそのとおりだと思う。
 島原の乱で幕府はオランダのデ・ライブ号とベッテン号を派遣させ、海から島原城内に艦砲射撃を行わせたことを拙著『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』に書いたが、鎖国後にオランダ一国が貿易を独占できた経緯について興味のある方は、ご一読いただくとありがたい。

戦前の「倭寇」「八幡船」に関する書籍リスト

 戦前の「倭寇」に関する書物はほとんどが戦前の研究成果を無視しているのだが、「国立国会図書館デジタルコレクション」に収められている本の中から、タイトル、あるいは章立てのなかに「倭寇」「八幡船」を含む本を集めてみた。URLの記載の或る本は、いきなり該当の章に飛ぶように工夫している。
 これらのうち、タイトルに*印があり太字で記載されている書籍はGHQ焚書である。

タイトル著者・編者出版社国立国会図書館URL出版年
伊予海賊史話
5 八幡船と異国人の日本観…
景浦勉 著三好文成堂デジタル化されているが非公開昭和11
岩波講座東洋思潮. 15
8 明末の国内動揺と支那人の倭寇 等
不明岩波書店デジタル化されているが非公開昭和18
岩波講座日本歴史. 第4
5 倭寇
不明岩波書店デジタル化されているが非公開昭和9
岩波講座日本歴史. 第4
1 前期倭寇の発生と跳梁 他
不明岩波書店デジタル化されているが非公開昭和9
*海とその先駆者
日本海寇(八幡船)の性格
竹内尉 著健文社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1041421/78昭和18
*海の二千六百年史
5 八幡船に現れた日本人の英雄主義
高須芳次郎 著海軍研究社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1261362/56昭和15
*海ゆかば : 皇国海戦史
八幡船、英艦を破る
永松浅造 著大果書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460406/187昭和17
英雄史談
八幡船隊の活動と山田長政
上田万年 著広文堂書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/955136/61大正5
織田信長
6 貿易と倭寇
岡成志 著新正堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1106428/21昭和18
海外交通史話
14 元明交通と倭寇
辻善之助 著内外書籍https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918140/140昭和17
海国偉人伝
9 倭寇
石井研堂 著少年園https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/777525/27明治29
海国史談
91 八幡船の名前
足立栗園 述中外商業新報商況社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/768775/62明治38
*海国読本
4-3 八幡船の構造と支那の国防
小笠原淳隆 著富士出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460229/87昭和16
海国日本 : 歴史読物
5 八幡船
大島信一 著積善館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717221/75昭和18
開国文化
倭寇と南蛮
長沼賢海 他朝日新聞社 デジタル化されているが非公開昭和4
*海上の歴史
倭寇
村上浪六 著輝文堂書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1028341/26昭和18
海戦の変貌
11-ト 元寇の教訓と八幡船の活躍
七田今朝一 著大新社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062919/161昭和18
海洋発展史
4-6 倭寇の歴史
海洋協会 編海洋協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1229719/458昭和17
華僑の国福建
八幡船と福建 他
内藤隈南 著皇国青年教育協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1043934/76昭和17
過去に於ける海上の日本人
13 明朝焚掠と八幡船
足立四郎吉 著普及舎https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991642/40明治30
共栄圏の交易新話
6 八幡船は日支外交の花形であった
酒井沢喜 著清水書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720290/21昭和19
*くろがねの父
八幡船の血をひく人々
永松浅造 著東水社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460208/35昭和17
財団法人啓明会講演集
第82回 日本人の對外發展と倭寇
不明啓明会デジタル化されているが非公開不明
遣唐使 : その他
日明貿易と八幡船
仲原善忠 著春陽堂デジタル化されているが非公開昭和18
古琉球
琉球における倭寇の史料
伊波普猷 著郷土研究社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1875426/158明治44
鎖国の窓
五島の倭寇 等
増田廉吉 著朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1123717/17昭和18
史的研究. 続
倭寇について
幣原担 他富山房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/950793/5大正5
支那近代外国関係研究
居住条件として討伐した海賊 倭寇説
矢野仁一 著弘文堂書房デジタル化されているが非公開昭和14
支那人は日本人なり
2-5 八幡船時代
アジア問題研究所 編アジア問題研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441264/37昭和14
上海史話
5 倭寇と上海
米沢秀夫 著畝傍書房デジタル化されているが非公開昭和17
十七世紀に於ける日泰関係
4 倭寇,御朱印船及邦人の平和的海外発展
郡司喜一 著日本タイ協会デジタル化されているが非公開昭和17
少国民の国体読本
12-3 八幡船の目ざましい活躍
高須芳次郎 著フタバ書院成光館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720067/153昭和18
少年海国物語
4-2 八幡船のえらさ
小笠原淳隆 著文祥堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720077/88昭和17
*少年国史物語. 第4巻
12 支那人らが大いに恐れた倭寇
前田晁 著早稲田大学出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207141/110昭和15
少年倭寇と山田長政芦間圭 著大同館書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1902027昭和9
植民夜話
4-7 八幡船と掠奪的植民
東郷実 著植民夜話刊行会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/979548/98大正12
水軍の先覚村上義弘小笠原長生,
村上貞一 著
今日の問題社デジタル化されているが非公開昭和15
進む朱印船
10 八幡船の活躍
坂ノ上信夫 著国華堂日童社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717240/25昭和18
世界興廃大戦史.
日本戦史 第11巻 (八幡船戦・倭冦)
仲小路彰 著戦争文化研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1221386昭和16
瀬戸内海国立公園の中心塩飽本島
8 倭寇と塩飽島
大阪商船編大阪商船デジタル化されているが非公開昭和11
瀬戸内海に於ける鹽飽海賊史
20章 八幡船の意義と発達 他
眞木信夫 著香川縣教育圖書デジタル化されているが非公開昭和9
先覚者の南方経営
1-2 八幡船
本庄栄治郎 著日本放送出版協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1444999/12昭和17
綜合日本史大系. 第6巻 (南北朝)
倭寇及び征西府と明との交渉
魚澄惣五郎 著内外書籍https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920188/489昭和2
対外関係と国史
八 倭寇と足利義満
三木英太郎 著文明社出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/983049/55大正13
大東亜史の構想
18 倭寇、日本人町、鎖国
矢野仁一 著目黒書店デジタル化されているが非公開昭和19
大南洋史
15 当時日本人の南洋発展と倭寇の位置
白坂義直 著田中誠光堂デジタル化されているが非公開昭和17
大日本史講座. 第5巻
30  倭寇及び対明貿易の内容
不明雄山閣デジタル化されているが非公開昭和5
台湾海峡
倭寇の勢力、倭寇の防備
山下江村 著新高堂デジタル化されているが非公開大正5
朝鮮
倭寇史論
青柳南冥 編朝鮮研究会デジタル化されているが非公開大正2
朝鮮史
7 倭寇の起源と元寇の導
久保天随 著久保天随 著https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/776360/59明治38
朝鮮史 : 3巻. 卷四
11 倭寇
林泰輔 著吉川半七デジタル化されているが非公開明治34
朝鮮巡遊雑記
半島沿岸を荒した倭寇と太閤の朝鮮役
漆山雅喜 編漆山雅喜 デジタル化されているが非公開昭和4
朝鮮史話
6 朝鮮の所謂倭寇
幣原坦 著富山房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/983092/60大正13
町人八幡船橋爪彦七 著奥川書房デジタル化されているが非公開昭和17
鄭成功
2 倭寇と南方の海賊
宮崎繁吉 著大学館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/782225/26明治36
東亜交渉史論
ばはん船と八幡船
秋山謙蔵 著第一書房デジタル化されているが非公開昭和19
東西ものがたり
倭寇の話(1、2)
吉田小五郎 著慶応出版社デジタル化されているが非公開昭和15
*東南アジア文化圏史
3-3 八幡船と朱印船
舟越康寿 著三省堂デジタル化されているが非公開昭和18
東洋史講座. 第6巻
14 高麗朝鮮の興亡 元末明初の倭寇
高桑駒吉雄山閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1179338/116昭和5
東洋史上の日本
6-4 日麗関係と倭寇 他
志田不動麿 著四海書房デジタル化されているが非公開昭和16
東洋史統. 卷三
7-3 倭寇の侵略 高麗・明と日本との交渉
市村瓚次郎 著富山房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920266/214昭和18
東洋史要
47 倭寇 朝鮮の興起 韃靼安南の形勢
市村瓚次郎 著共立出版https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1027776/141大正14
徳川初期の海外貿易家
序説 倭寇(上~下)
川島元次郎 著朝日新聞合資会社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951020/23大正5
*豊臣秀吉. 下卷
八幡船
加藤武雄 著講談社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1719787/66昭和19
*南進日本魂
3 八幡船はどうして起こったか
南条蘆夫 著鶴書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717184/33昭和18
南洋興亡史
八幡船の旗
後藤勇 著東晃社デジタル化されているが非公開昭和16
*南洋諸島の話 : 海外発展史
1 八幡船
安里延 著学習社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720501/9昭和17
*南洋物語
後編1 八幡船南海に飛躍す
柴田賢一 著日本青年館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276416/86昭和16
日支交渉史研究
3 倭寇の進出と農民の掠取 等
秋山謙蔵 著岩波書店デジタル化されているが非公開昭和14
*日支交渉史話
五 倭寇及び室町政権の対明屈辱外交
白柳秀湖 著実業之日本社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918928/122昭和14
日支交通史
11-3 倭寇
王輯五 著立命館出版部デジタル化されているが非公開昭和16
日本海外発展史
3 倭寇時代
西村真次 著東京堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918395/79昭和17
日本海賊史
倭寇その濃密なる時 他
伊藤銀月 著隆文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991643/41明治39
日本海防史
5 国民海防 倭寇時代以降
坂ノ上信夫 著泰光堂デジタル化されているが非公開昭和17
日支交渉史話
ばはん船・八幡船・倭寇
秋山謙蔵 著内外書籍デジタル化されているが非公開昭和10
日本人の海外発展
7 八幡船と海上発展
村上莞爾 著宋栄堂デジタル化されているが非公開昭和18
*日本人物論
3 八幡船への追憶
満田巌 著旺文社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1043011/26昭和19
日本二千六百年史物語
5-4 八幡船の活動
高須芳次郎 著新潮社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1047456/116昭和14
日本の亜細亜 : 皇国史談
倭寇の発端、倭寇の大飛躍
内田良平 著黒竜会出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918943/74昭和7
日本人の大陸発展史
1-2 元寇と倭寇
高柳光寿 著日本放送出版協会デジタル化されているが非公開昭和16
日本の木船
八幡船
立川春重 著フタバ書院成光館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720264/30昭和19
日本はどんな国か
7-2 八幡船の通商活躍
高須芳次郎 著新潮社デジタル化されているが非公開昭和17
日本晴
八幡船考
新村出 著靖文社デジタル化されているが非公開昭和17
日本武士
3-2 倭寇と李成桂
田中義成 著弘学館書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/933157/115大正7
日本文化史大系. 第七卷
12-1 支那朝鮮半島の動きと倭寇
誠文堂新光社 編誠文堂新光社デジタル化されているが非公開昭和17
日本民族海外発展史
1 八幡船四海を圧す
柴田賢一 著興亜日本社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1917582/14昭和16
八幡船
1章 八幡船の民族的意義 他
柴田賢一 著興亜日本社デジタル化されているが非公開昭和17
八幡船史
1 高麗と八幡船 他
村田四郎 著草臥房デジタル化されているが非公開昭和18
八幡船の史的考察松下三鷹 著東邦書院デジタル化されているが非公開昭和17
秀吉の朝鮮経略
元寇よりも却って古い倭寇 他
京口元吉 著白揚社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1687152/17昭和14
平戸しるべ
下-6 八幡船と平戸港
加藤三吾 著平戸史談会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/949708/79大正5
比律賓民族史
6-2-1 倭寇の活躍
外務省調査部 編日本国際協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042534/50昭和16
*フィリッピン読本
八幡船とフィリピン
奥間徳一 著改造社デジタル化されているが非公開昭和18
フィリッピン大観
フィリピンと八幡船
石黒大介 著新興出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1269422/29昭和9
船といくさ
3 八幡船までの日本の船
五十公野清一 著教養社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169577/60昭和17
マレーの実相
13-2 八幡船の活躍
吉岡利起 著朝日新聞社デジタル化されているが非公開昭和17
三浦の安針
倭寇の出没と欧人の「日本発見」
加藤三吾 著明誠館書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951576/42大正6
*南アジア民族政治論
八幡船・朱印船時代の日本人
大岩誠 著万里閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459137/168昭和17
*民族闘争新論
3-2-3明朝の興起と朝鮮征伐及八幡船
鈴木憲久 著一元社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1045099/74昭和19
民族日本歴史. 戦国編
五 倭寇と吉野方との関係 他
白柳秀湖 著千倉書房デジタル化されているが非公開昭和17
*山田長政と南進先駆者
八幡船の活躍
沢田 謙潮文閣デジタル化されているが非公開昭和17
揚子江
16 揚子江と倭寇
秋山謙蔵 他 著大阪毎日新聞社デジタル化されているが非公開昭和13
蘭印のお話
八幡船勇士の活躍
木下仙,
下谷徳之助 著
主婦之友社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720005/21昭和17
歴史の教訓
倭寇
塚原渋柿園 著東亜堂書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/933646/182大正4
倭寇長谷川正気 著長谷川正気https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/980708大正3
倭寇記竹越与三郎 著白揚社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1918461昭和14
倭寇研究登丸福寿,
茂木秀一郎 共著
中央公論社デジタル化されているが非公開昭和17
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 前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しました。現在出版社で在庫がなく、増刷を検討していただいています。

全国どこの書店でもお取り寄せが可能ですが、増刷されるまで待っていただく必要があります。ネットでも購入ができますが、現在、ネットの在庫も少なくなってきており、中古市場では新刊本より高くなっている時があります。
電子書籍はKindle、楽天Koboより購入が可能です。
またKindle Unlimited会員の方は、読み放題(無料)で読むことができます 。

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内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。

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