GHQに焚書処分された国防関係書籍

 GHQに焚書処分された書籍のうち、国防に関する本を集めてみました。書籍のタイトルに「国防」「防衛」「防空」を含むものをリストアップしましたが全部で147冊になりました。普通に考えて国家防衛はどこの国でも考えることであり、この分野は軍国主義などとは無縁でありながら、GHQは多くの著作を戦後の日本人に読めないようにしました。

 戦後復刊された書籍は、仲小路彰著「太平洋防衛史」のみだと思います。

 リストのうち56冊が「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されており、ネット環境があればだれでも無料で読むことが出来ます。

タイトル著者・編者出版社国立国会図書館デジタルコレクションURL出版年
明日の国防二見甚郷亜細亜時報社
一億人の防空西野旗生金星堂
海軍とは何ぞや? :
附録・空襲と防空
黒木文四郎 鶴見文千堂[ほか]https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1442616昭和8
海防物語 水戸の大砲関 一大日本雄弁会講談社
海洋国防地理ベルリン海洋研究所山雅房
科学と国防 第一輯酒井俊治 編国防研究会
機械化国防と科学教育長谷川正道 玉川学園出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062722昭和17
教育国防論上田庄三郎 訓導生活社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1072725昭和13
教育の国防国家鈴木庫三 目黒書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1072713昭和15
極東の防護村田正治 兵用図書https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1457051昭和8
極東防衛論鈴木一馬太陽社
近代戦と機械化国防長谷川正道 博多成象堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1060046昭和19
近代戦と国防技術ハウゼル 編八元社
空襲と都市防空岩田 恒 編大阪市教育部
空襲防衛読本小田三都雄 雄生閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456371昭和13
空中国防川島清治郎 東洋経済出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464310昭和3
空中国防の趨勢陸軍省新聞班 編国防協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1451892昭和13
軍人の政治干与と広義国防国民経済新報社 編国民経済新報社出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1437415昭和11
現代国防経済論エハンスト・ホッホ育生社
現代の国防と産業石川戒造学而書院
工場防空講習録警視庁警務部
警防課 編
東京工場協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1262215昭和14
構成地理学と国防政策中村良之助三省堂
郷男爵記念論文集第二巻
経済建設と国防
佐藤七郎 
大石泰彦
有斐閣
国政一新論叢 第十輯 
通商と国防研究
国政一新会言海書房
国政革新と広義国防論吉沢留次郎 山光社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267377昭和11
国体と思想国防志水義暲 清水書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044864昭和17
国土防衛の戦大坪義勢野ばら社
国防危し我に勝算ありや?伊達竜城 明治図書出版協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464791昭和7
国防画報 陸軍篇神田豊穂春秋社
国防画報 海軍篇神田豊穂春秋社
国防技術多田礼吉 編白揚社
国防教育の実践方策山崎博 大都書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1070248昭和16
国防強化と理数科教育. 下神奈川県師範学校
附属国民学校 編
神奈川県師範学校附属国民学校https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460880昭和18
国防軍備の常識保科貞次 法制時報社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464754昭和6
国防経済総論赤松要 中山伊知郎
大熊信行
巌松堂書店
国防経済の基礎知識木村孫八郎 東洋書館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459411昭和16
国防経済法体制末川 博 編有斐閣
国防経済論グイド・フィッシャー萬里閣
国防原論佐藤六平兵器図書
国防国土学 :
東亜共栄圏の国土計画
吉田秀夫 ダイヤモンド社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1061311昭和17
国防国民学校経営土方恵治帝国出版協会
国防国家武田忠哉 ノイエ・ザハリヒカイト学会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456643昭和15
日本の危機と英国スパイ団の跳梁
国防国家建設に関する進言書
滝田錬太郎 滝田錬太郎https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460586昭和15
国防国家体制論吉富重夫立命館出版部
国防国家と臣道実践木島一光大東出版社
国防国家と交通堀口大八東洋堂
国防国家と新経済体制武田鼎一高山書院
国防国家とナチス独逸奥村喜和男 アルス
国防国家の教育と学校大島三男小学館
国防国家の理論黒田覚 弘文堂書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1710530昭和16
国防国家の綱領企画院研究会 編新紀元社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439268昭和16
国防国家の法律石橋 信ダイヤモンド社
国防常識西岡静太郎兵用図書https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464785昭和8
国防心理学小保内虎夫河出書房
国防心理学要論マックス・ジモナイト中川書房
国防新論佐藤鉄太郎 民友社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464778昭和5
国防生活論酒枝義旗 
大河内一男 
中川友長
巌松堂書店
国防政治学河野 密萬里閣
国防政治の研究五十嵐豊作 日本評論社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267314昭和20
国防体育訓練指針
 : 戦場運動・海洋訓練・自転車訓練
中沢米太郎 青年教育普及会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460192昭和18
国防大事典桜井忠温 編中外産業調査会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464795昭和7
国防体制法の研究中野登美雄理想社
国防地勢論江沢譲治 国松久弥
佐藤弘
巌松堂書店
国防哲学蓑田胸喜 東京堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459119昭和16
国防と海運伊藤健雄通信世界社
国防と海運伊藤健雄通信世界社
国防と生産力大阪毎日新聞社 編大阪毎日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271522昭和14
国防と朝鮮人李東華 黄人社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464784昭和8
国防と電気通信熊谷三郎山海堂出版部
国防と都市計画石川栄耀 山海堂出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1058753昭和19
国防の将来河村幹雄 白水社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460878昭和18
国防の整備善隣協会目黒書店
国防の第一線に踊る国防思想協会国防思想協会
国防の立場から池崎忠孝昭森社
国防の本義と其強化の提唱藤江利雄日本文化同盟
「国防の本義と其強化の提唱」
に対する評論集
陸軍省新聞班 編陸軍省新聞班
国防貿易論油本豊吉 上坂酉三
平野常治
巌松堂書店
国民学校 国防教育論内山静一 下地恵常同文館
国民国防同盟会記念録佐藤 實国民国防同盟会
国民防空科学西崎荘 高志書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460433昭和18
国民防空読本内務省計画局 編大日本防空協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1452043昭和14
国防と軍備 
朝日時局読本. 第9巻
東京朝日新聞社東京朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1261491昭和12
財政外交国防の一騎討鶴田不二緒 編城西出版社
思想国防の神髄田中智学 天業民報社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460200昭和17
商工生活者と国防経済野中宏 遠藤一郎伊藤書店
少年団と国防技術訓練大内昌雄南光書院
少年防空兵風間益三 新田義夫東亞書林
昭和十二年度防空演習記録長野県 編長野県https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463647昭和13
神示の国防昭和青年会本部 編天声社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1137755昭和8
臣民錬成の教育 :
国防体制の学校経営
高田師範学校附属
国民学校 編
教育実際社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1440014昭和16
図解防空指導室毎日新聞社 編毎日新聞社
精神国防佐藤鉄太郎 
山崎照道
大日本四恩会
世界再建と国防国家鈴木庫三朝日新聞社
戦時防空読本東京日日新聞社編東京日日新聞社
綜合的国防と南方経営の急務峰 整造南方経営調査会
大東亜建設と国防教育白根孝之第一出版協会
大東亜戦と国民防空法解説藤田義光朝日新聞社
太平洋防衛史1仲小路彰戦争文化研究所
帝国国防の危機佐藤清勝 豊誠社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1443517昭和6
帝国国防充実の強調河野清三郎河野清三郎
帝国の危機 :
非常時国防と経済総動員の全貌
日本経済通信社 編日本経済通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448057昭和8
帝国の国防秦 真次先進社
帝国の国防和田亀治 述天人社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1023696昭和6
帝都の防護原田隆友帝都防空史編纂所
独逸国防軍ヘルバート・ロジンスキー青年書房
独逸国防経済論小穴 毅森山書店
独逸国防国家体制独逸大使館 編日本電報通信社
独逸国防青年水野正次 清正堂書房
独逸国民経済及国防経済の原理ハイリリッヒ・フンケ霞ヶ関書房
ドイツ防空読本独逸防空同盟 編春陽堂書店
東亜建設と国防の諸問題東亜親善協会
国防建設協会
東亜親善協会国防建設協会
東亜「国防国家」建設論神田孝一 神田孝一https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463173昭和14
ニーダーマイヤー国防政治学ニーダーマイヤー理想社
日支事変美談と帝国の国防国際聯合通信社 編国際聯合通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1908858昭和9
日支大事変と帝国の国防十勝新聞社 編十勝新聞社
日本海防史料叢書. 第1巻住田正一 編海防史料刊行会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1214880昭和7
日本国防経済論松本治彦 大鵬社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439271昭和17
日本国防思想史松原晃 天理時報社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460227昭和17
日本の防空はどうする水島荘介帝国国防協会出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464780昭和7
日本防空必勝宝典佐藤誠也 編八光社
非常災害の防衛源 義明徳行館
非常時海軍 国防読本有馬成甫海軍協会
非常時国防写真大観軍事教育研究会 編聚文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1452411昭和9
非常時と日本の国防石原莞爾 [述]アサヒ印刷所出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1455622昭和10
非常時日本の国防経済林 武夫軍人会舘
福建の赤化と我国防線の危機篠原匡文 東亜政治経済調査所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1443633昭和9
兵団防空の研究大谷清麿軍事界社
防空難波三十四ダイヤモンド社
防空演習史千田哲夫 編防空演習史編纂所
防空化学奥田久司河合商店
防空科学の常識若杉吉五郎 
崎文珠次郎
高山書院
防空教室田邊平学研進社
防空消防石井作次郎 編国民防空協会
防空消防竹内 武東亞出版社
防空消防戦術内務省警保局
警備課編
広文社出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460428昭和19
防空総論館林三喜男 河出書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460441昭和19
防空読本菰田康一時代社
防空に於ける防護団の訓練・
帝都の防空施設
国民防空協会 編国民防空協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466468昭和8
防空日本の構成石川栄耀 大元社
防空の智識皇国飛行協会 編皇国飛行協会
防空法令集 改訂増補版国枝金市 編徳行館
防空問題宝 太郎函館市帝国在郷軍人会
放送と国防国家宮本吉夫日本放送出版協会
満州事変国防献品記念録陸軍省陸軍省
水戸烈公の国防と反射爐関 一水戸反射炉普及会
陸海軍国防大写真帖国防普及会 編国防普及会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1452960昭和10
我らの国防と軍備松下芳雄育成社
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 ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、昨年(2019年)の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
 通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
 読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。

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