ミャンマー(旧ビルマ)の歴史をGHQが封印した理由~~『ビルマ読本』

GHQ焚書

 ミャンマーは、今年に入って国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問らを拘束したニュースが流れたが、この国はかつてビルマ国と呼ばれイギリスの植民地であった。

 日中戦争で重慶の蒋介石政権を追い込むことができずにいた日本軍は、援蒋ルートであるビルマルートの攪乱のため、ビルマ独立闘争を支援し、太平洋戦争が開始されると昭和17年(1942年)にビルマに侵攻し、イギリス軍およびイギリス領インド軍と戦い5月に全土を制圧し、イギリスに捕えられていたバーモウを解放して首班に迎えて親日政府を樹立している。そもそもイギリスはこの国をどのように統治していたのであろうか。GHQ焚書の山田秀蔵 著『ビルマ読本』にはこう記されている。

 インドに神輿を卸した英国は、まずその猿臂を伸ばして下ビルマを掴み、さらに機を見て爪牙を上ビルマに及ぼし、最後のビルマ王朝を薙ぎ倒して、インドの一州に掻き込み、完全に英帝国の版図とした。
 1937年には、インドから分離してビルマを自治州とし、上下両院の体裁を整え、下院の議員頭数を増して公選とし、議事の進行も英国議会に倣って、あたかも民意を尊重する民主国でもあるかのように見せかけた。その実すべての決定権は総督の手に握らせ、ビルマの政治家には吠えるだけ吠えらせる仕掛けにした

 いったい英国の統治策は頗る巧妙であり、狡猾さを極めていた。分離統治は英国の伝統的政策であって、インドにおいては民族、宗教の反目対立に乗じて相互対峙の上に安座し、自治州と直轄州を分けて英国統治のありがた味を知らせる工夫を忘れなかった。ビルマでもインドからの分離に際し、シャン土候に自治か直轄かを選ばせ、首尾よく国内を二分することに成功して私かに赤い舌を吐いた。議会には言論の自由を設し、国民には宗教の尊重を約し、万事を与える如く見せて、実は一物をも与えぬのが英人の手である。
 政治だけでなく、経済においても肝腎要の目覚しいものだけは、確実に自己の懐に取り入れ、小事には敢えて拘泥しない。鉱山、石油、製材、鉄道、汽船というような国防上必要の資源であったり、国の大動脈であったり、したがって巨利の博せる仕事は、いち早く自己の手に掌握するが、その他のこせこせした仕事はビルマ人を初め、インド人、支那人、誰がやってもお構いなしと捨てておく。
 文化面においても、教育はクラーク養成の機関に止め、職業教育、技術教育はほとんど施設らしい施設を欠いている。政府及び英人事業の手足として便利な事務員の養成はするが、鉱工業の開発に要する技術的知識と訓練とは与えない。この分野は英本国人の植民地稼ぎの職域に保留して置く。すべて英人本位であって、ビルマ人の文化的向上には少しも意を注がない。万一これに不満を並べ、民衆に勢力のある危険なビルマ人には、政府の一椅子を与えて買殺しにするか監獄へ招待するのである。

 ビルマ人が如何に幼稚だとしても、こうした狡猾な英国の統治策に心から感服し心服するはずはない。なるほど上中流階級には国家観念もなければ愛国思想もないし、第一生活が安全な現状維持を利とするから、その一部には親英派の存在も見られる。官吏も現状に満足し、現状打破による将来に不安を抱く心から、英国統治を是認する立場にあるが、大衆の間には…熾烈な反英感情が次第に盛り上がり瀰漫していった。…中略…

 大衆層は農民及び一般労働者から成り立つ。彼らの大部分は貧窮に喘いでいる。その原因はインド人、支那人がこの国に流入してビルマ人の生活を圧迫するからだと信じている。殊に回教徒の仏教誹謗事件は一層インド人に対する反感をあおった。しかるに英国官憲はインド人を保護し、援蒋関係から支那人と手を握り、ビルマの利害休戚を念としない。インド人及び支那人に対する反感は、一転してその鋒鋩を英人に向けられた。そこへビルマ人に対して殆ど至上命令を持つ全国二十五万の僧侶は、機会ある毎に反英感情を煽り立てる。大衆の反英熱は燎原の火の如く村から村へ、町から町へ、全国に瀰蔓したのである。 

(山田秀蔵 著『ビルマ読本』宝雲舎 昭和17年刊 p.184~188)

  日本軍のビルマ侵攻が成功したのは、ビルマ大衆の強い反英熱があったことも大きな理由であるが、もっと大きな理由はビルマ人は日本に強く期待していたことにある。

 ビルマ人は種族的にはモンゴリアンで、容貌も生活意識も、むしろ支那人より日本人に近い。日本人を少し黒くした程度のものがビルマ人だと思えば間違いはない。ビルマ人も日本人を決して異種族だとは思っていない。同じ皮膚の色と同じ宗教を持ち、同じ東亞に位置する日本人は彼らと同じ種族だと思っている。知識階級の間では日本を東亞の安定勢力だ、東亞の盟主だとし、我らは日本の指導に頼って、新しい東亜を建設しなければならぬとさえ考えている
 彼らが日本及び日本人を認識したのは、明治三十七、八年の日露戦争以来である。あの小国の小さい日本人が、よくも世界の強大国の大きなロシア人を打ち負かしたものだと驚嘆し、その驚嘆はやがて尊敬となり、信頼と変じて来たのである。日本には西洋のような軍艦があるかと疑っていたビルマ人も、この時から日本を見る目がすっかり変わった。
 我々はこれまであまりに西の方ばかりに気を取られていた。将来は東の方を見直さなければならぬ。そして東亜の長兄である日本を鑑としなければならぬとは、最近多くのビルマ政治家の述懐するところである。ビルマ人はその独立も文化の向上も、ビルマだけの力では達成されない。日本が来って救いの手を差し延べてくれなければできぬと信じている。昨年資産凍結令の実施によって私がビルマを引き揚げる際も「いったい日本は何時ビルマに来るか。貴下は再びビルマに帰らぬか」と熱心に聞かれたものである。

 だが、それだからといって、ビルマ人が全的に無条件に日本を信頼し、日本に縋りつくと考えたら間違いである。彼らがビルマ人のビルマ――政治的自由を欲するのは、農民労働者問題解決の土台としてである。東亜新秩序建設のためではなく、飽くまでもビルマ人自体の立場に立つことをわすれてはならぬ。そのことは独立運動も上中流階級は案外冷淡であり、その共鳴者支持者は主として農民労働者の大衆層に見いだされることにも自ら明瞭である。

 したがって日本を信頼し、日本の指導に待つとしても、それは決して無条件ではない。大衆生活の改善を限度とする。英国の覊絆を脱し、日本の指導下に立つとしても、それによって事実上ビルマ人の生活に改善と向上とをもたらさなければ、彼らは必ず失望する。その期待を裏切られたとき、今日の反英熱は冷却して、却って日本を怨む心が生じないとは何人も保証し得ない。幸いに期待が満たされれば、大衆はもとより、現状打破の将来に不安を抱き洞ヶ峠に立籠る今日の官吏群も、挙って日本の指導を謳歌し、大東亜共栄圏の一環として勇ましく起ちあがるに相違ない。

(同上書 p.192~194)

著者の山田秀蔵氏はビルマ在住四十年の百貨店経営者だが、この人物が昭和17年1月の日本工業新聞で「ビルマの実情」を三度にわたり述べている記事は興味深い。

神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 東南アジア諸国(11-017)https://hdl.handle.net/20.500.14094/0100171571

 ビルマにはイギリス側は支那事変以来軍備を増強し、今は到る処に飛行場があり、到る処の山に高射砲陣地を布いているが、日本軍が一歩ビルマに足を入れてイギリスを攻撃する場合には、ビルマ人にして日本人に銃口を向けるものは殆どないといってよいと思う。大体泰からの陸上交通は山越でビルマのケンツン、モンヒトなんかに出るのが一番近道でビルマ領に入ると立派な道が出来ている、日本空軍がラングーンをはじめ、ビルマ諸都市を爆撃して英軍を慄い上がらせているが、ビルマでイギリスの軍隊にとられている種族はカリン、カチン、シャンというものでカチン族が或は日本軍に刃向うかもしれない。之は同じビルマ族の中でも山岳地帯に住み、生まれながらにしてクリスチャンである処からイギリスの軍隊では相当優遇を受けている。これが或は反抗するかも知らぬが、その他のものは殆ど反抗する気分は見られない。ここで一寸面白いことは、ビルマ人は相当文化が発達しているけれども主従の観念において非常に隔りがない、主人も雇人も大して差がない、それがため上長に敬礼するという習慣がない。私等が最初彼方に行った時分、イギリスはビルマ人を相当軍隊にとった。殊に一昨年徴兵令も布かれたが、どうしても軍隊生活に慣れない。上官に会っても敬礼しないようでは、とても此人間は兵隊に用いることは出来ない。又ビルマ人としても自分等は何もイギリスのため戦争する訳はないといって徴兵に応じないのでとうとう一度出した徴兵令は其後また引っ込めてしまった位で、今のビルマ軍の兵隊はさきに言った種族が大部分である。
 ビルマ人は絶対にイギリスの手先に使われるということを非常に嫌っており、いつも排英ばかりやっているが、大東亜戦局がビルマ方面に発展した昨今、ビルマ人はイギリスの敗けることを非常に喜び、もう日本軍が来るだろうといって待っていることと思われる

日本工業新聞 1942.1.13~1.16 神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 東南アジア諸国(11-017)

 新聞などでは、日本軍は東南アジアを「侵略」したように記述されることが多いのだが、現地人が日本軍と戦わず、イギリスの敗れるのを希望していたケースで、日本軍がイギリス軍に勝利したことを「侵略」と呼ぶことが正しいのであろうか。「侵略」という言葉は、イギリスにこそ相応しいものであると思うのだが、このようにGHQは、戦勝国にとって都合の悪い史実が書かれた本の多くを焚書にしたことを知るべきである。

 以下のリストはGHQ焚書の中から、本のタイトルの中に「ビルマ」「緬甸」などを含む書籍を集めたものである。全部で21点あり、うち6点が「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されている。

タイトル著者・編者出版社国立国会図書館デジタルコレクションURL出版年
新しい南方の姿ビルマ湯川洋蔵 翼賛図書刊行会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1275886昭和19
印度支那、仏印、タイ、
ビルマ、英領マレー
室賀信夫 白揚社
印度ビルマの展望亀尾松治ジャパンクロニクル社
印度ビルマの教育植民政策吉田 実三享書房
印度緬甸の展望桑原官吾大阪雑貨
印度輸出組合
大東亜戦争陸軍報道班員手記
ビルマ戦
文化奉公会 編大日本雄弁会講談社
泰ビルマ、印度東恩納寛惇大日本雄弁会講談社
大緬甸誌 下巻緬甸研究会 編三省堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044137昭和19
南洋地理大系4 マレイ、ビルマ飯本信之 佐藤弘 編ダイヤモンド社
ビルマ戦陣賦小田嶽夫文林堂双魚房
ビルマ陣中記辻 義夫非凡閣
ビルマ読本山田秀蔵 宝雲舎https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438855昭和17
ビルマ独立義勇軍秘話廣野道太郎六合書院
ビルマ独立の父 オツタマ僧正頴田島一二朗文松堂書店
ビルマの朝榊山 潤今日の問題社
緬甸の自然と民族中島健一 養徳社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1454980昭和19
ビルマの歴史と現状張正藩国本嘉平治訳大阪屋号書店
ビルマ民族解放録高田一夫新小説社
ビルマめぐり国分正三 三省堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720008昭和19
ラングーン・カルカッタ浅井得一 目黒書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450329昭和18
黎明のビルマ熊谷国造 浅見宣三童話春秋社
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