国立国会図書館が、令和4年5月19日から「個人向けデジタル化資料送信サービス」を開始した、とのプレスリリースがでています。
このサービスの開始により、国立国会図書館のデジタル化した資料のうち、絶版などの理由で入手困難となっていた152万点もの書籍などが、個人のパソコン、タブレット、スマホなどで読むことが可能となりました。
戦前・戦中に出版された本の大半がこのサービスにより自宅など、Wifi環境のある場所で閲覧できるようになります。GHQ焚書については3分の1程度がネット公開されているだけですが、このサービスを利用すれば、デジタル化されている大半の書物が閲覧可能となります。
閲覧ができないGHQ焚書は、
(1)国立国会図書館に蔵書がない
(2)蔵書があってもデジタル化されていない
(3)デジタル化されているが、従来より国立国会図書館でしか閲覧できない書籍
のみとなります。
但し、このサービスの利用のためには、国立国会図書館の利用者登録(本登録)が必要で、免許証などの本人確認書類が必要となります。国内居住者で満18歳以上なら誰でも登録することができます。登録手続きに5日程度かかるとのことです。利用に際しては、「利用規約」順守が必要です。
詳しくは、次のリンクをご参照ください。
【プレスリリース】
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2022/__icsFiles/afieldfile/2022/05/16/pr220519_01.pdf
【利用規約】
https://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/pdf/individuals_tos.pdf
このサービス開始により自宅で閲覧可能となった書物について、今後このブログで紹介させて頂く予定です。
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