新年 あけましておめでとうございます。
旧年中は拙い私のブログにお付き合いいただき、まことにありがとうございました。
何度も訪問して頂いた方や、私の記事にリンクして頂いた方、ランキングの応援をして頂いた方、コメント欄やメールなどで貴重な情報や感想のメッセージを送っていただいた方、また拙著を買っていただいた方、皆さん本当に有難うございました。とても嬉しかったです。
一昨年の七月に大量の下血をして小腸の病変部を切除する手術をして以降、月一~二回の通院と投薬は続いていますが、三か月ごとのPET検査で悪性リンパ腫の再発は確認されておらず、昨年は入院せずに過ごすことが出来たことを素直に喜んでいます。
長期にわたる抗がん剤治療のダメージで血液の状態はなかなか正常値に戻りませんが、大好きな旅行やテニスが楽しめるまでに体調が回復して来たことがなによりも嬉しいです。
観光バスが走れないような狭い道路をドライブしながらたどり着くような場所に、素晴らしい自然とともに美しい建物が残されていたり、何百年にもわたり地元の人々に大切に護られてきた仏像などが残されています。そんな地方の寺や神社を巡ると心が癒されます。
そのような地方の寺や神社を巡るには細い道路を通ることが多く、駐車場も狭くて訪れる観光客はわずかしかおらず、地域の過疎化が進んで檀家や氏子からの収入もそれほど多くはないと思われます。
木造の建物は百年に何度かは修理が必要となりますが、修理のために必要な資金が集まらなければ、文化財を次の世代に残すことは厳しくなっていきます。国や地方の文化財の指定がある建物や仏像等は、昔の工法による修復が求められ、寺や神社は修復費用の何割かの自己負担金を集めなければなりません。その資金を集めることが過疎化の進む地方では簡単ではありません。
また地方の多くの地方行事や工芸が、後継者不足のために存続が危うくなっています。このブログで読者の皆さんが地方の文化に興味を持っていただくようになり、旅行していただく人が少しずつ増えていって地域が活性化していくことを願ってやみません。
私自身はまだ通院治療中の身なのであまり遠くに行くことは厳しいですが、今年も近畿圏を中心にあまり知られていない寺や神社を巡る計画を立てて、またこのブログで紹介させていただく予定です。
昨年11月に西尾幹二先生が他界されました。私は、先生の書かれた『GHQ焚書図書開封』を読んだおかげで、占領軍が大量の本やパンフレットを処分して戦後の日本人に読めないようにし、学校やマスコミを通じて戦勝国にとって都合の良い歴史を繰り返し伝えることで、国民の大半を自虐史観に洗脳したことを自分なりに理解することが出来ました。
現在のマスコミのニュースが重要な真実を伝えないのと同様に、マスコミが解説する歴史もまた重要な真実を伝えることはほとんどありません。西尾先生が生前にGHQ焚書図書の解説をしておられる動画がニコニコ動画で公開されていますが、もしよかったら覗いていただければありがたいです。
たまたま六年前にヤフオクで『連合国軍総司令部指令 没収指定図書総目録』が入手できたことから、手入力でGHQ焚書のリストを作成して、このブログで五十音順のリストやテーマ別のリストや、著者別のリストなどを公開し、一部のGHQ焚書の内容のを紹介する活動を始めたのですが、あれから六年が経ちました。
GHQ焚書に何が書かれているかを知らずして、今の教科書やマスコミで書かれている歴史には重要な真実が欠落しており、公正・公平な叙述ではないことを理解することは容易ではありません。
このブログで今年も、GHQが焚書処分した書籍やパンフレットをテーマ別、著者別にリスト化して紹介させていただくほか、一部の書籍の内容について、特に戦後の日本人に知らされていない部分について紹介させていただく所存です。
まだまだ勉強不足ではありますが、読者の皆様の応援で元気を頂きながら、日本の歴史や文化について、あるいは日本と関わりのある世界の歴史について私が興味を覚えたことや、疑問に感じたことを調べたり、旅行したり考えたことなどをこれからもこのブログに書き記していきます。次の本もそろそろ書きたい気持ちもあるのですが、今年も病院通いやリハビリを優先する生活が続き、あまり根詰めた作業は控えたいのでご理解ください。
今年もがんばりますので、引き続きご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しました。一時在庫を切らして皆様にご迷惑をおかけしましたが、第三刷が完了して在庫不足は解決しています。
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