GHQに焚書処分されたロシア・ソ連関係書籍

 戦後GHQが没収し処分して戦後の日本人に読めなくさせた書籍のうち、タイトルに「ソ(連)」「ロ(シア)」「露(国)」を含む書籍を抽出すると、全部で99冊ありました。

 内21冊は日露戦争に関する本ですが、他の本は「ロシア」「露国」と書かれていても、内容は「ソ連」のことを中心に書いた書物のようです。ロシア革命の後、ソ連が如何に動いたかについては、戦後の日本人はほとんど知らされていないのではないでしょうか。GHQ焚書には、戦後で回っている歴史書やマスコミの解説などで語られることのない史実が満載です。

 内49冊は「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されています。

タイトル出版社URL出版年
一等兵の征露日記大沢 径大沢 径
英伊蘇、終に滅亡か近藤源吉日本精神社
英・米・露に於ける
ユダヤ人の策動
国際思想
研究所 編
雄生閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1711542昭和18
眼前に迫る世界大戦と
英米赤露の襲来
後藤誠夫 大京社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1442250昭和7
北支那とソヴィエト・ロシア長谷川 了学芸社
急迫せる日露の危機根村正位 新生閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1440599昭和11
極東大陸及び太平洋大決戦
日と米露何れが勝つか
加藤 明極東出版社
軍事 日満露会話A.D.ヤヌセフスキ大阪屋号書店
最近のソウエート聯邦秦彦三郎 述朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1094461昭和11
参戦二十将星日露戦争を語る相馬 基 編東京日日新聞社
実地踏査ソ連極東国境線平竹伝二桜木書房
支那大陸を舞台とする
日英ソ戦争
小林騎一郎内外出版社
従軍記者の見たる
日露戦争裏面史
新聞之新聞 編精華書房
少年日露戦争物語遠藤早泉文化書房
情報乗り出した
ソ連謀略外交の内幕
伊藤 稔 編三邦出版社
深刻化するソ・支共同
抗日戦
斎藤二郎 今日の問題社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273195昭和11
新東亜の建設 : 蘇聯・
支那・満洲・北洋問題
平竹伝三 敬文堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441152昭和14
青年日露戦史矢儀萬喜多増進社
世界大戦の前に来るもの
日・ソ・支戦争
小林騏一郎 テンセン社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441765昭和14
赤露の動きと我覚悟夏秋亀一 満蒙調査会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1279897昭和8
赤露の攻熱挑戦後藤武男貴族院情報社
迫り行く日露再戦書を手にし
吾等の感想と決心
遠矢平吉 生成社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273078昭和13
戦時体制下のソ連東京朝日新聞社
欧米部編
東京朝日新聞社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1261497昭和12
戦車に見る独ソ戦線川瀬英雄 訳岡倉書房
戦争秘話(日露戦役)第一輯樋山光四郎偕行社
ソヴィエト連邦の世界政策遠藤一郎生活社
ソヴエト航空の全貌沢青鳥 三笠書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1462885昭和13
「ソ軍」野戦砲兵射撃法
並研究
陸軍野戦
砲兵学校 編
陸軍野戦砲兵
学校将校集会所
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1465014昭和11
ソ満国境近し田邊章信博愛発行所
ソ連対日暴戻行為の全貌日蘇通信社 編日蘇通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1271741昭和13
ソ聯の総力戦研究橘川万那不 桜木書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1273620昭和18
ソ連の要路を占むる
ユダヤ人の極東攻略
長谷川泰造人文書院
ソ聯は今何を劃策して
ゐるか : 日ソ果して戦ふか
三島康夫 第百書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270516昭和12
第三十二回陸軍記念日に当り
日露戦役を偲ぶ 
陸軍省新聞班 編陸軍省新聞班https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1221279昭和12
大戦外交読本
② ソ・芬戰より白蘭進擊
外務省情報部 編博文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1441338昭和15
対ソ外交の新段階内藤民治国際日本協会
戦ふソ聯の現実竹尾弌 霞ケ関書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044607昭和16
鉄血 : 日露戦争記*猪熊敬一郎 明治出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774222明治44
東亜全局の動揺 :我が国是
と日支露の関係・満蒙の現状
松岡洋右 先進社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466075昭和6
東亜ソ領の現状欧亜通信社 編欧亜通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1097331昭和18
東亜に立ちて外人記者の
見たるソ連及び太平洋
枡居伍六 編日本電報通信社
東亜明朗化のために :
日・支・蘇・英関係の将来
船田中 日本青年教育会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463163昭和13
東部ソ領の全貌田村亥佐雄 
伊藤晃
高千穂書房
独ソ決戦の背景上野浩一 欧亜通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460270昭和18
独ソ戦線2000粁 :
附:大東亜戦争とソ聯の動向
舟橋 茂成武堂https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460279昭和17
独ソ戦とソ聯竹尾弌 武蔵野書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044606昭和18
独ソ戦と米国の対日態度大日本赤誠会
思想局 編
大日本赤誠会
出版局
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1111030昭和16
独ソ戦の趨勢竹井十郎南方圏研究会
独ソ戦の長期化と
ソ連の抗戦力
益田直彦朝日新聞社
独ソ戦を中心とする
ソ聯経済力の検討
東亜研究所特別
第一調査委員会 編
東亜研究所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445051昭和19
日露怖るべきか中村秋季新生堂
日露樺太外交戦太田三郎興文社
日露戦争物語. 上巻芦間圭 大同館書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717387昭和10
日露戦争物語. 下巻芦間圭 大同館書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720535昭和10
日露戦争を語る.
外交・財政の巻
時事新報社 編時事新報社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1218392昭和10
日露戦役話集 大戦余響*鳳秀太郎 編博文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/954055大正6
日露戦役 戦塵余話青木袈裟美陸軍軍医団
日露戦役の思ひ出 陸軍省つはもの
編輯部 編
つはもの発行所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1110524昭和9
日露戦争思い出の記 
ミスチェンコ騎兵大集団営
ロ逆襲実話
黒沢礼吉 編不明
日露戦争を斯く戦へり鹿野吉廣正直書林
日露戦地の懐旧山崎有信山崎有信
日露大戦秘史 永沼挺進隊中屋重業公論社
日露年鑑. 昭和11版日露通信社 編日露通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1191716昭和10
日露年鑑. 昭和17版欧亜通信社 編欧亜通信社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184277昭和18
日露の現在及将来吉村忠三 日本公論社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1443706昭和9
日露戦塵肉弾山行かば原田指月 三水社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1873736昭和3
日露の特殊権益と
国際鉄道戦
浅野利三郎宝文館
日露陸戦新史沼田多稼蔵 編兵書出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/942003大正13
日清、日露戦役 回顧録帝国在郷軍人会
上加茂分会 編
帝国在郷軍人会
上加茂分会 
日清日露戦争物語 :
附・アジアの盟主日本
菊池寛新日本社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1718008昭和12
日清日露両戦役及世界大戦
に於ける我が戦時財政
大蔵省大臣官房
財政経済調査課 編
千倉書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1272744昭和12
日ソ外交秘話中原 明 編白林荘
日ソ外交秘史中原 明 編白林荘
日ソ開戦か?松波治郎 農芸社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1096256昭和9
日ソ漁業問題の解剖鶴本徳太郎函館商工会議所
日ソ戦争は何時始まるか国際事情研究会太陽閣
日ソ戦ふべき? 
北満国境線の危機 
木村竜太郎 城西出版社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1269766昭和11
日本の脅威武装の赤露佐々木一雄 一心社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1466421昭和8
反共十字軍
独ソ戦の真相とその経過
原田瓊生 日独出版協会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460179昭和17
風雲の満ソ国境茂森唯士 編太陽閣
兵車行 :
兵卒の見たる日露戦争*
大月隆仗 敬文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/774461明45
北満鉄道に関する
ソビエイト連邦の権利の
満州国への譲渡関係諸約定
赤松祐之 編日本国際協会
北満のロシア人部落福田新生 多摩書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267117昭和17
満州の鉄道を繞る日米露支長野 朗支那問題研究所
満ソ国境紛争史中村敏 改造社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268434昭和14
満ソ国境の実情近藤義晴皐月会
満ソ国境を征く池田源治朝日新聞社
満露国境を視る近藤安雄時事新報社
名将回顧 日露大戦秘史 
陸戦篇
高田廣海 編東京朝日新聞
滅共反ソか反英米か赤尾 敏建国会
陸軍軍縮と米露の東亜経綸佐藤慶治郎 日本書院出版部https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1444310昭和6
隣邦支那とロシア長谷川了太白書房
露国極東政策とウィッテ岩間徹 博文館https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445050昭和16
露国陸軍の研究澤辺哲彦 編偕行社
ロシア来るぞ林銑十郎 
板垣征四郎 
東条英機 他述
帝国軍事協会
ロシアの東進石原哲二学芸社
ロシアの東方政策内藤智秀 
花岡止郎 
村上正二 栗原健
目黒書店
ロシアは如何にして
極東に迫るか?
国防研究会 編国防研究会https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270468昭和10
ロシアはどう出るか大内 俊大阪毎日新聞社
スポンサーリンク

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。よろしければ、この応援ボタンをクリックしていただくと、ランキングに反映されて大変励みになります。お手数をかけて申し訳ありません。
   ↓ ↓

にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ

 ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、昨年(2019年)の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
 通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
 読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。

無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、紀伊国屋書店の下記10店舗に令和3年の2月末まで、各1冊だけではありますが常備陳列されることになっています。
川越店、流山おおたかの森店、梅田本店、グランフロント大阪店、川西店、クレド岡山店、広島店、久留米店、熊本光の森店、アミュプラザおおいた店
お取り寄せは上記店舗だけでなく、全国どこの書店でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。

コメント