GHQが没収廃棄して、戦後の日本人に読めないようにさせた本のなかに、青少年向けの本が少なからずあるが、これらの本は著者が若い世代にも理解しやすいようにやさしい言葉で記されているのでありがたい。実際何冊か読んでみると、戦後になって多くの史実が日本人に知らされなくなっていることがよく理解できる。
例えば、桜井忠温 著『子供のための戦争の話』のなかから「大砲や鉄砲の戦争ばかりでない」という章の一部を紹介しよう。文中の「欧州戦争」は「第一次世界大戦」を意味している。
欧州戦争中ドイツは新聞に発表する公報を、発表と同時に無電で戦線に通報したり、敵側に宣伝したりした。しかし、ドイツ側の戦線は英国側の134kmに対し、2400kmという長さにわたっていたので、重要な点の戦況を全戦線に詳しく報道することが出来なかった。そのため敵側の宣伝に乗せられることが多かった。
さらにドイツは敵側の発表する公報を自国の新聞に載せることを禁じなかったので、敵側が宣伝の目的で発表した公報が続々とドイツ国内に流れ込んできた。
敵側の公報を載せさせたのは、たとえ自国の新聞にだけ載せさせないことにしたところで、国内に入って来る中立国の新聞に、敵側の公報が載っているのだから、国内の新聞ばかりに、敵側の公報を載せさせないとすることは、かえって戦争の模様がどうなっているか、と思い患っている国民に疑いを持たせる原因を作るばかりだというのであった。中立国の新聞と自国の新聞の板挟みになったドイツ側の宣伝戦は、実に苦しい立場に置かれていた。
戦争の終わりになって、ドイツは敵側の後方に意味を付け加えるようにしたが、その時にはもうドイツ軍は非常に不利な戦争をしていた時であり、また国民もはっきりそれを知っていたので、どういいくるめようもない有様に陥っていたため、ドイツ軍は敵側のなすままに、ドイツ側の弱点を国民の前にあばかれた。
ナポレオン一世は「新聞が戦争に及ぼす効果は、一軍団の兵力よりも優る」といった。このごろでは、あらゆるものが新聞を離れては何事もできないというほどになったが、ことに戦争にはなくてならぬ武器である。
欧州戦争の頃、ドイツのルーデンドルフ将軍は、「戦争に勝つ手段は、新聞にある」といった。
戦時に於ける新聞のつとめは、兵士と武器と並んで、戦争をする大きな力でなければならなくなった。
「新聞と共に戦争する」といっても良いのである。
桜井忠温 著「子供のための戦争の話」一元社 昭和8年刊 p.338~340
第二次大戦の戦前戦中において、わが国の某新聞はソ連のスパイが論陣を張っていたことは良く知られているが、戦後のわが国においてはスパイ防止法が存在せず、マスコミも政治家も官僚も財界も、戦前よりもはるかにひどい状態にあると考えておいた方が良い。世界から「スパイ天国」と揶揄されているわが国の現状は、国家や企業などの機密情報を外国に流している者が少なからずいることを意味するのだが、こんな状況は一日も早く脱して欲しいものである。
軍事力を使わない戦争が存在し、今も明らかに「情報戦」を仕掛けている国が存在しているのだが、戦後出版された「情報戦」のテキストは極めて少ない。この本は戦前に青少年向けに書かれた本で読みやすいので、興味のある方は少し覗いていただければと思う。
ちなみに、この本の著者・櫻井忠温氏は日露戦争に出征し旅順要塞攻略の第一回総攻撃のとき、敵の機関砲に蜂の巣のごとく撃たれて右手首を吹き飛ばされ、帰還後、旅順での戦闘の体験を書いた『肉弾』という小説を書いた。この小説は世界的ベストセラーとなり、今も幅広く読まれている名著なのだが、この本もGHQによって焚書処分されている。
下の表は、GHQの焚書リストの中から「(青)少年」「僕(ら)」「われ(ら)」「…物語」などの文字をタイトルに含む146点の書籍を抽出したものである。そのうち48点が「国立国会図書館デジタルコレクション」でネット公開されているので、誰でも無料で読むことが出来る。
タイトル | 著者・編者 | 出版社 | 国立国会図書館デジタルコレクションURL | 出版年 |
愛国純情少年読物 加納部隊長 | 岡村俊一郎 | 一進堂書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720700 | 昭和13 |
ある少年海員の手記 | 海運総局 編 | 海運総局 | ||
海の子魂 | 原 道太 | 誠美書閣 | ||
海の少年飛行兵 | 与田準一 | 大和書店 | ||
海軍少年飛行兵 | 朝日新聞社 | 朝日新聞社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460209 | 昭和19 |
科学の精兵少年砲兵 | 平櫛 孝 | 文憲堂 | ||
輝く海軍少年航空兵 | 萩原四郎 | 工人社 | ||
勝抜く僕達 | 平出英夫 | 毎日新聞社 | ||
勝抜く僕達 | 平出英夫 | 毎日新聞社 | ||
加藤清正 少年大日本史30 | 中野八十八 | 建設社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717444 | 昭和9 |
勤労青少年の文化と教育 | 鈴木舜一 | 西村書店 | ||
軍歌を歌う少年 童話 | 江口隼人 | 淡海堂 | ||
軍国少年読本 | 芦田重常 | 実業之日本社 | ||
軍国に咲いた花 : 少年少女 たちにおくる支那事変の読物 | 草牟田 尋常小学校編 | 草牟田 尋常小学校 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1092811 | 昭和13 |
建武の中興 少年大日本史24巻 | 清原貞雄 | 建設社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717441 | 昭和9 |
皇国青少年健民教室 | 吉田機司 | 日本合同通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720197 | 昭和17 |
皇道精神を明かにした 少国民の道 | 濱口寛市 | 駸々堂書店 | ||
国体教育少年読本 | 星野武男 | 明治会本部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1873647 | 昭和10 |
子供のための戦争の話 | 桜井忠温 | 一元社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464871 | 昭和8 |
再認識の満蒙 僕の見た生命線 | 小野夢坊 | 日満新興 文化協会 | ||
産業指導読本 勤労青少年の勝利 | 三好清司 | 興隆社 | ||
産業少女の生活 | 山田彰子 | 協和書房 | ||
産業戦士詩集 われらの戦場 | 中村巳寄 編 | 高田書院 | ||
詩集 海の少年飛行兵 | 与田準一 | 大和書房 | ||
支那事変忠勇読本 : 軍国少年の為に | 尾関岩二 | 文祥堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438302 | 昭和12 |
支那の少年は語る | 渡辺泰亮 | 大日本雄弁会 講談社 | ||
小学生と支那事変 貯蓄債券 第八輯 | 日本勧業銀行 国民貯蓄勧奨部 | 日本勧業銀行 国民貯蓄勧奨部 | ||
小学生の国史 皇国の光 第一巻 | 松谷正治 | 修文館 | ||
少国民手紙読本 | 服部嘉香 | 正芽社 | ||
少国民の道 | 濱口寛市 | 駸々堂書店 | ||
少国民の航空勉強 | 中 正夫 | 京阪神急行電鉄 | ||
少国民の陸軍 | 丹羽福蔵 | 東雲堂 | ||
少国民文化論年鑑一 | 日本少国民 文化協会編 | 国民図書刊行会 | ||
少国民翼賛劇集 | 長谷川峻彦 | 大正書院 | ||
少国民錬成の心理 | 坂本一郎 | 新光閣 | ||
少年愛国詩集 | 西条八十 | 大日本 雄弁会講談社 | ||
少年愛国読本 戦争の話 | 野瀬寛顕 | 厚生閣書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169290 | 昭和9 |
少年大空への道 | 蕗谷虹児 | 起山房 | ||
少年海軍読本 | 国防科学研究会 | 二松堂書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1457330 | 昭和7 |
少年科学潜水艦 | 福田一郎 | 津田操 | ||
少年菊池武時・武光の勤王 | 吉松祐一 | 大同館書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1718329 | 昭和9 |
少年機甲部隊 | 尾崎正久 | 白研社 | ||
少年機甲部隊読本 | 長野邦雄 | 柴山教育出版社 | ||
少年楠木正成の精忠 | 浜田寿郎 | 大同館書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1718478 | 昭和4 |
少年工 | 田中政雄 | 興亜文化協会 | ||
少年航空史 | 桑名卓男 | 泰光堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169565 | 昭和17 |
少年航空兵の手記 | 野口 昻 | 中央公論社 | ||
少年航空兵とは | 山田新吾 | 厚生閣書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1465572 | 昭和8 |
少年工の報告 | 志村武雄 | 前田書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717054 | 昭和19 |
少年候補者普通学 試験問題並模範答解 | 国防同志会 兵学研究部 | 軍事界社 | ||
少年国史物語 平安時代後期、鎌倉時代 | 前田晁 | 早稲田大学出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207123 | 昭和12 |
少年国史物語. 鎌倉時代後期、吉野時代 | 前田晁 | 早稲田大学出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207131 | 昭和12 |
少年国史物語. 東京時代 | 前田晁 | 早稲田大学出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207156 | 昭和12 |
少年国史上の外交関係 | 長井正治 | 大同館書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717118 | 昭和12 |
少年三種の神器の歴史 | 栗山周一 | 大同館書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720725 | 昭和14 |
少年少女国体の本義読本 | 塚本勝義 | 誠文堂新光社 | ||
少年戦車通信兵 受験準備全書 | 帝国軍教協会編 | 三友堂書店 | ||
少年戦車兵物語 | 佐藤武 | 東亜書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717035 | 昭和17 |
少年戦車兵 : 若き鉄獅子 | 佐藤隆秀 | 文憲堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720085 | 昭和17 |
少年戦車兵志願読本 | 佐藤隆秀 | 日本兵書出版 | ||
少年戦車兵学校の生活 | 大隈俊雄 | 越後屋書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720079 | 昭和19 |
少年戦車兵となるには | 竹内卓樹 | 泰光堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720088 | 昭和18 |
少年戦車兵 | 藤田実彦 | 目黒書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2627831 | 昭和17 |
少年戦車兵魂 | 本間楽寛 | 錦城出版社 | ||
少年たちへ | ヨアヒム・アイシャフ | 増進社 | ||
少年団訓練要領案 | 文部省 | 文部省 | ||
少年団指導の理念と実践 | 三島章道 | 三学書房 | ||
少年団精講 | 熊谷辰治郎 松永健哉 | 第一出版協会 | ||
少年団と国防技術訓練 | 大内昌雄 | 南光書院 | ||
少年忠臣蔵 | 岸 哲夫 | 春陽堂書店 | ||
少年通信兵魂 | 炭谷不二男 | 文淵閣 | ||
少年日露戦争物語 | 遠藤早泉 | 文化書房 | ||
少年白虎隊 | 神崎 清 | 学習社 | ||
少年飛行兵 | 上田廣 中野繁雄 夏目紳六 | 新紀元社 | ||
少年飛行兵志願受験案内 | 箕輪香村編 | 文憲堂書店 | ||
少年飛行兵読本 | 陸軍情報部 | 毎日新聞社 | ||
少年飛行兵戰記 | 毎日新聞社 編 | 毎日新聞社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1737462 | 昭和19 |
少年兵魂 | 松本要蔵 | 研文書院 | ||
少年防空兵 | 風間益三 新田義夫 | 東亞書林 | ||
少年砲兵 | 平櫛 孝 | 文憲堂書店 | ||
少年北支の旅 | 梶田周作 | 葛城書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720001 | 昭和19 |
少年満州読本 | 長与善郎 | 新潮社 | ||
少年満洲事変と上海事変 | 山県信敬 | 大同館書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717367 | 昭和11 |
昭和18年 少国民日記 | 油谷哲安 | 国民出版社 | ||
新制度に拠る海軍各科志願兵 少年航空兵諸工廠工員 志願要訳 | 海軍軍事 普及会編 | 岡村書店 | ||
進め少年飛行兵 | 相馬 基 | 毎日新聞社 | ||
進め陸軍少年兵 | 佐野康, 藤本弘道 | 開発社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720082 | 昭和19 |
青少年学徒に賜りたる 勅語謹解 | 大杉謹一 | 健文社 | ||
青少年学徒に賜りたる 勅語謹解 | 荻原 拡 | 中文館書店 | ||
青少年学徒に下し賜わり たる勅語と二宮尊徳 | 中川信太郎 | 文開堂 日本珠算研究社 | ||
青少年国史 第一巻 | 飯塚重威 | 三井出版商会 | ||
青少年産業読本 | 矢口茂雄 | 皇国青年教育協会 | ||
青少年体錬の道 | 来馬欽吾 | 啓文館 | ||
青少年の進路 11月号 | 松崎敏夫 編 | 受験時代社 | ||
青少年のために 満州の燕 | 巽 聖歌 | 中央公論社 | ||
戦陣訓の手引 特に青少年の為に | 倉田義一 | 友松堂 | ||
空の王者 陸軍少年航空兵物語 | 武富邦茂 | 実業の日本社 | ||
空の少年兵 | 芸術映画社 編 | 東亜書林 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439718 | 昭和17 |
空の少年兵戦記 灯 | 倉町秋次 | 興亜日本社 | ||
空の少年兵 | 倉町秋次 | 興亜日本社 | ||
大将の少年時代 | 中田千畝 | 実業之日本社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1716323 | 昭和13 |
独逸の少年航空技術兵 | エルウイン・クラウゼ | 航空時代社 | ||
ドイツ物語 | 樫葉勇 | 三友社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169268 | 昭和13 |
東郷元帥 少年大日本史48巻 | 小笠原長生 | 建設社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1168343 | 昭和9 |
豊臣秀吉 | 加藤武雄 | 講談社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1719787 | 昭和19 |
ナチスドイツ 青年詩集 われら戦う | ラインホントシュルツェ | 旺文社 | ||
日本の海運 | 上野喜一郎 | 童話春秋社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717792 | 昭和19 |
日本の外交 | 外務省情報部 編 | 文昭社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720039 | 昭和14 |
日本の青少年 必ず勝ち抜け | 平戸喜太郎 | 長谷川書房 | ||
二本松少年隊 | 安藤 信 | 厚生閣 | ||
半島の子ら | 飯田 彬 | 第一出版協会 | ||
ヒットラー少年団第二小隊 | ワイデンマン | 東晃社 | ||
兵営村の少年 | 南条三郎 | 文昭社 | ||
北条時宗 日本少年歴史文学選 | 伊藤佐喜雄 | 淡海堂出版 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717481 | 昭和18 |
放送少国民劇集少年の歌 | 斎田 喬 | 弘学社 | ||
僕の兵器学 | 福永恭助 | 三省堂 | ||
僕の見た満鮮 | 小生夢坊 | 月旦社 | ||
僕らの戦時発明 | 金藤正治 | 山海堂 | ||
僕らの戦争日記 | ラインホルト・ザウテル | 錦城出版社 | ||
ぼくらの大東亜戦争 その一 | 藤井隆章 | 協栄出版社 | ||
僕らは海の子 | 原種道 | 日の出書院 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720275 | 昭和18 |
満州開拓青少年義勇軍 現地通信集 | 拓務省拓務局編 | 拓務省拓務局 | ||
満州建国 少年大日本史53 | 山本義夫 | 建設社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717451 | 昭和9 |
明治偉人少年時代 | 竹田敏彦 | 昭和書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1717851 | 昭和16 |
物語 少年読本 | 稲本勝彦 | 錦城出版社 | ||
われらの生活と法律 | 秋葉保広 | 東洋書館 | ||
陸海軍少年志願者読本 | 鈴木英夫 | 希望の窓社 | ||
陸軍軍用機 青少年航空叢書 | 東栄治 | 育生社弘道閣 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720052 | 昭和18 |
陸軍少年飛行兵 | 朝日新聞社 | 朝日新聞社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460210 | 昭和19 |
陸軍少年通信兵 | 並木行夫 | 研進社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1035756 | 昭和18 |
陸軍少年技術兵 | 陸軍兵器学校編 | 日本報道社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1168577 | 昭和19 |
陸軍少年通信兵受験読本 | 田戸 忍 編 | 清水書房 | ||
陸軍少年飛行兵受験読本 | 藤村 燎 | 陸海軍の友社 | ||
陸軍少年砲兵受験読本 | 三浦忠正 編 | 清水書房 | ||
陸の少年兵 | 清閑寺 健 | 日本国防協会 | ||
若き鉄獅子 少年戦車兵 | 佐藤隆秀 | 文憲堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720085 | 昭和17 |
われ等の海戦史 | 平田晋策 | 大日本 雄弁会講談社 | ||
われらの空軍 | 大場弥平 | 大日本 雄弁会講談社 | ||
われらの建設 | アドルフ・ヒットラー | 青年書房 | ||
吾等の少年産業戦士 恩愛の光 | 武内義行 | マネジメント社 | ||
我等の少年戦車兵 | 水島周平 | 田中誠光堂 | ||
われ等の勝利 | 上田定雄 訳 | 青年書房 | ||
われ等の日本陸軍 | 小原正忠 | 日本兵書出版 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1720078 | 昭和17 |
われらの文学 | 坂本 勝 編 | 矢貴書店 | ||
われ等の陸海軍 | 平田晋策 | 大日本 雄弁会講談社 | ||
われ等もし戦わば | 平田晋策 | 大日本 雄弁会講談社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1454982 | 昭和8 |
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ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、2019年4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。
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