GHQが焚書処分した外国に関する書籍を国別に分類すると、一番数多く焚書処分されたのは中国に関する書籍で、次に多いのは ドイツ関連、その次がアメリカ関連、イギリス関連、ロシア関連と続く。書籍のタイトルで「ドイツ」「独逸」「独」「ナチス」を含む書籍を調べると231点がヒットし、うち「ナチス」をタイトルに含む書籍は62点ある。
その中から今回は、深尾重正 著『ナチスの放送戦争』という本を紹介したい。文中の「今次の世界戦争」とは第二次世界大戦を指しているが、この大戦で、英米等の植民地を解放するために大規模な放送戦が行われたことを指摘する論者は、戦後には殆どいないのではないだろうか、
短波は遥かに空を飛び遠隔の地に於いてその威力を発揮する。この新兵器の出現とともに、新旧両秩序国家の放送戦はアフリカに、アジアに、南米に戦場を拡大し、放送による世界戦争は武力戦に先立つこと数年、すでに展開せられていたのである。
今次の世界戦争が植民地搾取の近世史から植民地解放への新史代への世界史的意義を有するゆえに、日独伊対英米の放送戦もアフリカ、西南アジア、インド、南洋、南アメリカなどの植民地あるいは半植民地が最も重要な戦場であり、この放送戦においても日独伊は今や絶対的な優勢を示しているのである。植民地を持たずいわば前線に根拠地を持たない日独伊が、植民地を領有し支配している英米側との放送戦において何故に優勢を占めるに至ったか。この点に新秩序と旧秩序との本質的な歴史的な相違が見いだされるのである。
繰り返して言うが、英米的近世というものは植民地を掠奪するやその文化を奪い伝統を断ち住民を無智状態、奴隷状態に追いやり、更にその団結を恐れて宗教、言語、階級などをできうる限り分離分割して搾取支配を可能ならしめて来たのであった。従ってこの様な植民地民族にラジオを与えるということは、英米的支配者にとっては全く無意味であるばかりではなく、むしろ不必要な事柄であり、これがためこれらの植民地に設けられた放送局は単に在留英米人のための機関として、本国との連絡、世界情勢の報道あるいは彼らの娯楽慰安の機関としてのみ存在し、またごく一部の土民上層階級に英米的知識を吹き込むために利用されたに過ぎず、1938年(昭和十三年)まではイギリスのラジオは他国語は一切使わず英語のみを使用していたのである。たとえばインドの如く人種、宗教、風俗、人情等すべてを分離し相互に対立せしめつつ、少数のイギリス人及び親英分子の支配を可能ならしめ、その言語に至っては細かく分類すれば百を以て数えるまでに分離したる土地において放送を行うことは、まず言語の選択に苦しむばかりでなく、最近台頭し来った言語統一運動に利用されるところがあり、また人情を異にし、従って宣伝方針を異にすべき各州に対してそれぞれ適当な宣伝放送を行うことは電波の特性からして到底不可能であり、土民語による放送を行うこと自身既にインド民衆に民族意識を幾分かでも自覚せしめることになる。したがってイギリス的植民地支配政策とその放送政策の一致する点は、親英的上層階級に益々イギリス依存の意識を植え付けることと在留イギリス人と本国との連絡以外にはなく、英語放送のみで十分であり、これが旧秩序国家即ち植民地搾取支配の上に立つ国家の海外放送の本質的性格であった。
このようなイギリスの海外放送に対して、イタリアがまずアラビア語放送を以てアフリカ北部、アラビア、西南アジアから東洋に至るアラビア語族、回教徒に呼びかけたのを皮切りに、植民地民族独立運動あるいは反英米運動などの指導者たちに声援を送り、独伊の緊密なる提携成立するやアフリカ、西南アジア、東洋、中南米の被圧迫民族に対して、その各国語による放送は優秀なる放送技術、放送機器と相俟って日々に盛んになり、更に日独伊の新秩序枢軸の結成を見た今日、植民地民族解放の雄叫びはまさに世界の空を覆わんとするに至ったのである。この新秩序陣営の進撃に英米は急遽各国語の海外放送を増設し、植民地放送局を動員して必死の防戦を試みているのである。そしてこの放送戦こそは英米的近世より新秩序世界への長期の防戦を試みているのである。そしてこの放送戦こそは英米的近世より新秩序世界への長期戦の魁をなすものであり、ここに新秩序世界の名手として、被圧迫民族の大要としての日本の放送戦こそ、この勝敗を決する最も重要な位置を占めていることを知らねばならぬ。
(深尾重正 著『ナチスの放送戦争』アルス 昭和16年刊 p.77~79)
超長距離を伝送できる短波ラジオ放送を最初に行ったのはオランダ国営放送(1927年)だが、その後各国が植民地向けや海外宣伝放送を開始するようになり、ドイツやイタリアは、アフリカ、西南アジア、東洋、中南米の抑圧されている国家に放送を受信する設備を整え、1936年に行われたベルリンオリンピックでは世界各地にその実況放送を伝えたという。そしてこの放送網が、その後各国の工作活動に活用されたことは言うまでもない。中南米ではアメリカの市場がドイツによって奪われていったという。
「アメリカの対南米輸出は激減し、ドイツのそれは増加しつつある。ドイツの商品が質が良くて価格が安いという理由だけでなく、ドイツが、あれほど独裁主義の嫌いな南米国民にさえ好ましい印象を与えているということは驚くべき事である」
とアメリカ人がドイツの南米放送の怖るべきことを説いている如く、ドイツの中南米向き短波放送はオリンピックを機会に多くの聴取者を獲得し、その影響は大なるものがあった。この他に独伊はカトリツク教会の線並びにスペイン戦争を通してスペイン、ポルトガルの系統――それは十五世紀以降中南米に多大の勢力を残している――を握り、着々とその地歩を固めていったのである。ここでもまた英米陣営は完全に立ち遅れ、南米リマ会議を終えて帰ったアメリカのハル長官は、
(同上書 p.100~101)
「独裁国家の好ましからざる影響から南米諸国を救うため、アメリカは近代の十字軍を起こさねばならぬ、あらゆる文化と宣伝の機関を動員して――例えば経済、政治、文明特にラジオを――」
と強調してこの劣勢を回復せんと活動を開始したのであるが、アメリカのラジオは幾つかの私営会社の経営するところであり、各々の利益を競って対立し聴取者の御機嫌伺いに汲々とし、統制ある強力な宣伝はアメリカ政府の躍起の状況にもかかわらず中々進展をみなかった。
次に水野正次 著『総力戦と宣伝戦 : ナチス思想謀略の研究』の一節を紹介しよう。ドイツの宣伝戦は、1939年にドイツ軍がポーランドに侵攻し勝利した際においても発揮されている。
宣伝戦の幕は、9月3日における英仏の参戦を尻目に切って落とされた。
「ポーランド人に告ぐ。諸君の政府は諸君を裏切って、すでに首都を放棄せり。」と、いうビラが開戦後直ちにポーランド全土にわたって撒布された。また、9月8日の午後5時、早くも全世界に首都ワルシャワ陥落のニュースが伝播によって送られた。この放送は明らかにドイツ的アクセントをもったポーランド語であったが、最初これをキャッチしたアメリカのアマチュアのラジオ・ニュース・ハンターが、ドイツ軍のラジオ宣伝隊がワルシャワ放送局と同一波長で行った謀略放送とは知らず、これを大げさに宣伝してしまった。
しかし、事実はこれに反し、9月27日ワルシャワの陥落迄、同放送局はポーランド軍と決死の局員に死守され「私どもはもはやこのマイクを捨てなければならないときが来ました。しかし、最後まで踏みとどまって死守します。」と、悲壮な女アナウンサーの声とともに、ワルシャワ陥落の最後の阿鼻叫喚が、ドイツ軍の機銃や砲声と混って伝播に乗って伝えられ、この決死的宣伝によって少なからず世界のポーランド同情者の胸を打ったのであるが、この間もやはりドイツ的アクセントを持った放送は続けられていた。
スペイン内乱におけるラジオ宣伝戦における成果の経験は、将来の戦争は放送局の争奪が、勝敗を握る重要なる鍵となることを教えたので、ドイツ軍はまずグライヴィッツの放送局争奪に必死の努力を払ったのである。
だから、ドイツ軍は先に行ったワルシャワ陥落のデマ放送を否認し、首都陥落の事実を否定し、9月11日にワルシャワ市民に対して
(水野正次 著『総力戦と宣伝戦 : ナチス思想謀略の研究』新民書房 昭和16年刊 p.30~31)
「ドイツ軍の撤退要求に従わざるワルシャワ市民は峻厳な法律によって裁かるべし」と、市民撤退の要求を首都攻略を前にして、飛行機をもってビラを撒布せしめている。
戦争は武力だけで行われるものでなく、情報戦・宣伝戦という部分がかなり重要なのだが、戦後のわが国ではこのような観点からの考察がなされることが少なすぎるのではないだろうか。戦前からわが国は情報戦・宣伝戦に弱かった国であったが、現状ではもっとひどい状態になっていると思うのは私ばかりではないだろう。
以下のリストはGHQ焚書のうち、タイトルがドイツに関連するものを選んだ231点だが、ドイツとともに枢軸国として第二次世界大戦で戦ったイタリアの関連書籍は26点のみで、ドイツ関連書籍の多さが際立っている。
タイトル | 著者・編者 | 出版社 | 国立国会図書館デジタルコレクションURL | 出版年 |
新しきドイツの生活 | ハンス・ディトマー | 大観堂 | ||
嵐に起つ独逸 | エス・ライフ | 亜細亜書房 | ||
欧州大戦に於ける 独逸空軍の活躍 | 陸軍航空本部 | 軍事界社 | ||
欧州の現勢と独英の将来 | 山本實彦 | 改造社 | ||
驚異のドイツ | 田畑為彦 | 報国社 | ||
極東に於ける独逸の 権益と政策 | クルト・ブロッホ | 生活社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1051867 | 昭和15 |
近代独逸哲学思想の研究.
第2巻 | 越川弥栄 | 修学館 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1038955 | 昭和19 |
近代独逸に於ける 政治教育の発展 | エドウアルト・シュプランガー | 国民精神文化研究所 | ||
決戦下のドイツ婦人 | 高沖陽造 | 国際日本協会 | ||
現代独逸の教育 | テオドル・ウィルヘルム ゲルハルト・グレエフ | 日本青年教育会出版部 | ||
国防国家とナチス独逸 | 奥村喜和男 | アルス | ||
再組織化のドイツ経済 | 雨笠粂三郎 訳 | 科学主義工業社 | ||
実戦場裡のナチス | 於田秋光 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460284 | 昭和16 |
銃後の独逸 | 辻 猛三 | 艸書房 | ||
新興ドイツ魂 | 池田林儀 | 万里閣書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1174390 | 昭和5 |
新独逸国家大系 | 鈴木利貞 編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第1巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第2巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第3巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第4巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第8巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第9巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第10巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第11巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新独逸国家大系 第12巻 | 新独逸国家大系 刊行会編 | 日本評論社 | ||
新ドイツの訓練と規律 | ゲオルグ・ウザーデル | 三享書房 | ||
人民戦線に対するナチスの宣戦 | ヒットラー, ゲッベルス 共 | 青年教育普及会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1269694 | 昭和11 |
世界大戦における 仏独両軍戦術思想の変遷 | 廣 良一 訳 | 偕行社 | ||
世界独裁英傑譚 | 小林知治 | 南米社 | ||
戦時下独逸の実情について | 森川覚三 述 | 鉄鋼連盟 | ||
戦時下に於けるドイツ労働政策 | 有井六之助 訳 | 新紘社 | ||
戦時下のナチス独逸 | 藤沢親雄 | アルス | ||
戦時独逸の警察 | 西ヶ谷徹 | 文松堂出版 | ||
戦時独逸法令集 | 荒木時次 記 | ダイヤモンド社 | ||
戦時特輯独逸大観 | 光永星郎 編 | 日本電報通信社 | ||
戦車に見る独ソ戦線 | 川瀬英雄 訳 | 岡倉書房 | ||
増産を目指すナチス独逸の工場 | ヴルヘルム・ロック | 泉書房 | ||
総力戦と宣伝戦
ナチス思想謀略の研究 | 水野正次 | 新民書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450656 | 昭和16 |
大戦当初の独逸財政経済方策 | 大蔵大臣官房 財政経済調査課 | 千倉書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438789 | 昭和12 |
大東亜建設と国民学校教育 ドイツ青少年 | 伊藤忠好 編 | 玉川学園出版部 | ||
第二次欧州大戦と ドイツの経済力 | 南満州鉄道 調査部編 | 博文館 | ||
第二ドイツ戦争心理学 | 望月衛 訳 | 中川書房 | ||
他山の石 敗戦独逸から第三帝国建設へ | 船田中 | 国政一新会 | ||
戦ふ独逸 | 友枝宗達 | 第一書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267173 | 昭和18 |
戦ふドイツ | 朝日新聞社 | 新光社 | ||
ドイツ | 田辺平学 | 相模書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267175 | 昭和17 |
ドイツ、イタリーの統制経済 | 国政一新会 訳 | 国政一新会 | ||
独逸及独逸人の問題 | 大泉行雄 | 同文館出版部 | ||
独逸概観 | ウイルヘルム・バウアー, ペーター・デーエン | 第一公論社 | ||
独逸海軍 | 小島秀雄 塚田収 | アルス | ||
ドイツ海軍史 | ナチス党本部 編 | 岡倉書房 | ||
独逸開戦の真相 | ハアン・ウェルト | 第一公論社 | ||
ドイツ急襲作戦 | 白井喬二 訳 | 宋栄堂 | ||
ドイツ空軍 | アイシェルバウム | 肇書房 | ||
独逸軍部論 | 浜田常二良 | 昭和刊行会 | ||
独逸軍部論 | 浜田常二良 | 昭和刊行会 | ||
ドイツ航空機の発展 | ポッーチン | 収書房 | ||
独逸航空人伝 | 坂田精一 | 十一組出版部 | ||
ドイツ国の基本的諸問題 | フオン・ゼークト | 育生社弘道閣 | ||
独逸国防軍 | ヘルバート・ロジンスキー | 青年書房 | ||
独逸国防経済論 | 小穴 毅 | 森山書店 | ||
独逸国防国家体制 | 独逸大使館 編 | 日本電報通信社 | ||
独逸国防青年 | 水野正次 | 清正堂書房 | ||
ドイツ国民革命 | 谷口栄業 | 東華堂 | ||
独逸国民経済 及国防経済の原理 | ハイリリッヒ・フンケ | 霞ヶ関書房 | ||
ドイツ国民性展開の理論 | 西本 | 有斐閣 | ||
独逸国民と音楽の生活 | 津川主一 | 新興音楽出版社 | ||
ドイツ最高統帥論 | ファルケンハイン | 新正堂 | ||
独逸従軍作家集 | 道本精一郎 訳 | 洛陽書院 | ||
ドイツ緒戦の勝利 | ハダモブスキー | 大東出版社 | ||
独逸新秩序の常識 | 東京かぶと新聞社 編輯部 編 | 東京かぶと新聞社出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459392 | 昭和17 |
ドイツ制空の歴史 | アル・ウィリアム | 河北書房 | ||
独逸精神 | デュルクハイム | アルス | ||
ドイツ精神 | 村上瑚麿雄 | 富山房 | ||
独逸西部作戦 | ナチス党 編 | 同盟通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460271 | 昭和16 |
独逸潜航艇の精神 | リッテル兵曹長 | 大元社 | ||
ドイツ戦時経済の運営 | 重要産業協議会 編 | 東邦社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1275164 | 昭和18 |
ドイツ戦時刑法研究.
第1巻 | 市川秀雄 | 栗田書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439124 | 昭和18 |
ドイツ戦時経済大観 | 日独文化振興会訳 | 新紘社 | ||
ドイツ戦時経済叢書8
戦争と経済 | ヘルマン・パントレン | 日本電報通信社 | ||
ドイツ戦時経済叢書 戦争と工業動員 | ドイツ景気研究所 | 日本電報通信社 | ||
独逸戦陣訓 | 木暮浪夫 編 | 干城堂 | ||
独逸潜水艦の大活躍 獲物を探めて | 廣瀬彦太 | 海軍研究社 | ||
独逸戦争経済雑話 | 菊池春雄 | 泉書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439273 | 昭和19 |
独逸宣伝中隊の組織と活躍 | 川端勇男 | スメル書房 | ||
独逸占領地域の経済経営 | 南満洲鉄道㈱ 調査部 編 | 日本評論社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459386 | 昭和16 |
独逸そらの巨人
: ツエッペリン,コンカース,ゲーリング | 中正夫 | 潮文閣 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1059373 | 昭和18 |
独逸大観 | 枡居伍六 編 | 日本電報通信社 | ||
独逸大観 1944 | 日本電報通信社編 | 日本電報通信社 | ||
ドイツ魂 | ルドルフ・ホフマン | 日本公論社 | ||
独逸だより | 宮内鎮代子 | 敬文堂書店 | ||
ドイツ的戦略とは
: 戦争と謀略・宣伝 | 水野正次 | 名古屋新聞社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463175 | 昭和15 |
ドイツに於ける工業原料自給 の科学 | ヴィルヘルム・ユンゲルマン, ヘルベルト・フラフト | 経済図書 | ||
ドイツに於ける労働奉仕制度 第一部 | 東亜研究所 編 | 東亜研究所 | ||
ドイツ二千年史 | ゲオルグ・ハルトマン, アルトウル・グレーフェ | 青梧堂 | ||
ドイツ農村見聞記 | 持地えい子 | 科学主義工業社 | ||
独逸の映画体制 | 独逸文化資料社編 | 報国社 | ||
独逸の教育、文化、社会政策 | 外務省調査部 編 | 日本国際協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1461239 | 昭和16 |
独逸の経済と国民生活 | 長井亜歴山 | タイムス社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276308 | 昭和16 |
独逸の決戦態度 | ヒットラー | 鉄十字社 | ||
ドイツの健民政策と 母子保護事業 | 瀬木三雄 | 北光書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276770 | 昭和19 |
ドイツの航空機工業 | 飯島正義 | 山海堂 | ||
ドイツの航空工業 | 辻 猛三 | 大日本飛行協会 | ||
独逸の資源と代用品 | 木村捨象 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277202 | 昭和16 |
独逸の少年航空技術兵 | エルウイン・クラウゼ | 航空時代社 | ||
独逸の植民問題 | ハー・ヴエー・バウエル | 大亜細亜建設社 | ||
独逸の新経済と日本 | 東郷 豊 | 伊藤書店 | ||
ドイツの政治と経済 | 阿部泰夫 訳 | 慶応書房 | ||
ドイツの世界政策 | 東郷 豊 | 伊藤書店 | ||
ドイツの戦時経済 | 池田慶四郎 編 | 日独旬刊社出版部 | ||
ドイツの戦時財政と戦時経済 | 安井源雄 | 不明 | ||
ドイツの戦時生活 | 芳賀 檀 | 朝日新聞社 | ||
ドイツの戦勝と その後に来るもの | 関根郡平 | 東亜建設協会出版部 | ||
独逸の潜水隊長の手記 | 安原茂夫 訳 | 岡倉書房 | ||
独逸の戦争目的
: 欧州新秩序の輪郭 | 景山哲夫 | 大同印書館 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459237 | 昭和16 |
独逸の戦争経済 | エスターヘルト | 日光書院 | ||
独逸の戦争論 | 国防科学研究会 編 | 大日本雄弁会講談社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1463177 | 昭和15 |
独逸の宣伝組織と其の実際 | 外務省調査部 編 | 日本国際協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1450457 | 昭和15 |
独逸の占領地統治方式 | 海野 稔 | 同盟通信社 | ||
独逸の統制経済 | ゲルマニカス | 慶応書房 | ||
独逸の統制政策 | H.シャハト 監修 | 今日の問題社 | ||
ドイツの文化政策 | 勤労者教育 中央会 編 | 目黒書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1265540 | 昭和16 |
独逸の民間航空 | ドクトル・ゲー・カウマン | 日独文化出版局 | ||
ドイツの若鷲 | 白井喬二 池田林儀 | 田中栄堂 | ||
ドイツはアジアをかく見る | ウェルネル・A・ローエ | 南北社 | ||
独逸武装経済の本質 | ヨーゼフ・ヴィンシュー | 有光社 | ||
ドイツ物価政策の奇跡 | 池田慶四郎 編 | 日独旬刊社出版部 | ||
ドイツ防空読本 | 独逸防空同盟 編 | 春陽堂書店 | ||
ドイツ物語 | 樫葉勇 | 三友社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1169268 | 昭和13 |
独逸雷撃戦の展望 | 舟橋 茂 | 成武堂 | ||
独逸落下傘部隊と機械化兵団 | 山本 編 | 皇徳社 | ||
独逸陸軍史 | 木暮浪夫 訳 | 晴南社 | ||
ドイツ陸軍読本 | フォン・ツエスカ 編著 | 高山書院 | ||
東亜広域経済圏と独逸 | 小関藤一郎 | 東洋書館 | ||
ドイツ宣伝中隊員の手記 | 稲本勝彦 | 晴南社 | ||
動乱欧州を衝く 独乙の欧洲新秩序建設 | 長谷部照俉 | 誠文堂新光社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044294 | 昭和16 |
独伊に使して | 児玉璋六 編 | 日本新聞協会 | ||
独伊の完勝と 其の後のアメリカ | 関根郡平 | 東亜建設協会出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1282241 | 昭和15 |
独伊の世界政策 | 小島威彦 | ヨーロッパ問題研究所 | ||
独伊より帰りて 日本国民に訴ふ | 中野正剛 | 銀座書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1282222 | 昭和13 |
独英米巨頭の咆哮 世界をどうする | 片倉勝次郎 | 新興亜社 | ||
独軍ノルウェー作戦 | 木暮浪夫 訳 | 日独出版協会 | ||
独裁王ヒツトラー | 黒田礼三 | 新潮社 | ||
独ソ決戦の背景 | 上野浩一 | 欧亜通信社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460270 | 昭和18 |
独ソ戦線2000粁
: 附 大東亜戦争とソ聯の動向 | 舟橋 茂 | 成武堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460279 | 昭和17 |
独ソ戦とソ聯 | 竹尾弌 | 武蔵野書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044606 | 昭和18 |
独ソ戦と米国の対日態度 | 大日本赤誠会 思想局 編 | 大日本赤誠会出版局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1111030 | 昭和16 |
独ソ戦の趨勢 | 竹井十郎 | 南方圏研究会 | ||
独ソ戦の長期化と ソ連の抗戦力 | 益田直彦 | 朝日新聞社 | ||
独ソ戦を中心とする ソ聯経済力の検討 | 東亜研究所特別 第一調査委員会編 | 東亜研究所 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1445051 | 昭和19 |
独仏、伊仏休戦協約全貌 | 片倉藤次郎 訳 | 朝日書房 | ||
独仏関係 | 鈴木啓介 | アルス | ||
ナチス運動史 | J.ザール | アルス | ||
ナチス経済建設 | 長守善 | 日本評論社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278466 | 昭和14 |
ナチス経済と欧州の新秩序 | 小穴 毅 | 朝日新聞社 | ||
ナチス厚生団 : KOF | 権田保之助 | 栗田書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1064525 | 昭和17 |
ナチス国民学校の教育内容 | 多田鉄雄 | 日独文化協会 | ||
ナチス思想批判 | 蓑田胸喜 | 原理日本社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268325 | 昭和15 |
ナチス思想論 | 山本幹雄 | アルス | ||
ナチス社会建設の原理 | 中川与之助 | 富山房 | ||
ナチス十傑伝 | 貴志康人 | 日独文化出版局 | ||
ナチス女子勤労奉仕 | アン・マリー・キーフアー, エデイット・ベルガー | アルス | ||
ナチス新統制経済読本 | 小島精一 | 千倉書房 | ||
ナチス政治経済読本 | エルマース | 慶応書房 | ||
ナチス政治論 | 八条隆孟 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459133 | 昭和16 |
ナチス精神と日本精神 | 蓑田胸喜 | 原理日本社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1024669 | 昭和15 |
ナチス戦時株式統制 | 高瀬太郎 | 同盟通信社 | ||
ナチス戦時経済の展望 | 石島栄 木村太郎 | 伊藤書店 | ||
ナチス祖国愛の教育 | 新見吉治 | 三友社 | ||
ナチス体育の基礎訓練 | 池田林儀 | 日本出版社 | ||
ナチスドイツ憲法論 | 大石義雄 | 白揚社 | ||
ナチスドイツ再建史 | 高山菊次 | 教材社 | ||
ナチスドイツ 青年詩集 われら戦う | ラインホントシュルツェ | 旺文社 | ||
ナチス独逸の解剖 | 森川覚三 | コロナ社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1281649 | 昭和15 |
ナチス独逸の建設者 | E.G.Eロレンツ | 黒水書房 | ||
ナチス独逸の国勢と興隆史 | 池田林儀 | 文松堂書店 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044989 | 昭和19 |
ナチス独逸の財政建設 | W.プリオン | ダイヤモンド社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276585 | 昭和19 |
ナチス独逸の新物価政策 | 東京商工会議所編 | 東京商工会議所 | ||
ナチス独逸のスポーツ | ゲルハルト・クラウゼ | アルス | ||
ナチス独逸の世界政策 | 小島威彦 | アルス | ||
ナチス独逸の総動員機構 上 | 東亜研究所 編 | 東亜研究所 | ||
ナチスドイツの文化統制 | 齊藤秀夫 | 日本評論社 | ||
ナチス独逸を動かす人々 | 百々巳之助 | 刀江書院 | ||
ナチスドイツを繞る ヨーロッパの外交戦 | 三沢廣次 | 東洋経済出版部 | ||
ナチス闘争の理念 | A.ローゼンベルグ | 国協社 | ||
ナチス農業政策 | 救仁郷繁 渋川貞樹 | 三省堂 | ||
ナチス農民政策 | 永川秀男 | 葛城書店 | ||
ナチスの科学政策 | 深尾重光 | アルス | ||
ナチスの株式取引所 | ヴェ・プリオン | 巌松堂書店 | ||
ナチスの空軍 | 泉 二郎 | アルス | ||
ナチスの経済政策 | 東亜経済調査局 編 | 東亜経済調査局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1280279 | 昭和10 |
ナチスの社会建設 | ハインリヒ・シュリツ | アルス | ||
ナチスの宗教 | 丸川仁夫 | アルス | ||
ナチスの商業政策 | 西谷弥兵衛 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278449 | 昭和15 |
ナチスの女性 | 波多野繁蔵 | 紙硯社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439610 | 昭和17 |
ナチスの戦争論.
上巻 (戦争・戦略・政治) | 国防科学 研究会訳編 | 育生社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1454918 | 昭和13 |
ナチスの戦争経済政策 | 小穴 毅 | 時代社 | ||
ナチスの戦争論 | アドルフ・ヒットラー 外七氏 | 東邦書院 | ||
ナチスの地理建設 | 川上健三 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267330 | 昭和16 |
ナチスの新金融政策 | 串本友三郎 | 立命館出版部 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1276548 | 昭和16 |
ナチスの党及国家組織の研究 | 日独文化出版局 調査部 編 | 日独文化出版局 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1437280 | 昭和17 |
ナチスの放送戦争 | 深尾重正 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460312 | 昭和16 |
ナチスの民族教育 | 安藤堯雄 | 弘学社 | ||
ナチスの優生政策 | R.フレルクス | 理想社 | ||
ナチスのユダヤ政策 | 清水宣雄 | アルス | ||
ナチス労務動員体制研究 | 菊池春雄 | 東洋書館 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1444752 | 昭和16 |
日独伊三国同盟と日本の進路 | 城北隠士 | 亜細亜出版社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1098086 | 昭和15 |
日独伊枢軸論 | 白鳥敏夫 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10278572 | 昭和15 |
日独伊協定の真目的 | 馬奈木敬信 奥村喜和男 | 生活社 | ||
日独伊同盟と日本の将来 | 野依秀市 | 秀文閣書房 | ||
日独協定と各国の動向 | 鈴木日出輔 | 森田書房 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1437133 | 昭和11 |
日独交渉史話 | 丸山国雄 | 日本放送協会 | ||
日独詩盟 | 青山延敏 編 | 南山堂書店 | ||
日独は予言す | 中島清 | 紙硯社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1267296 | 昭和18 |
日独防共協定の検討 | 黒木正磨 | 教材社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1455595 | 昭和11 |
日独防共協定の意義 | 松岡洋右 | 第一出版社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1453652 | 昭和12 |
日本とナチス独逸 | 末次信正 | アルス | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1461356 | 昭和15 |
驀進日本 :
日独伊同盟と再建世界 | 小林知治 | 国防攻究会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1457163 | 昭和15 |
反共十字軍 独ソ戦の真相とその経過 | 原田瓊生 | 日独出版協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1460179 | 昭和17 |
東の日本・西の独逸 | 伍堂卓雄 | 金星堂 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268393 | 昭和13 |
ヒットラーナチス宣言 | ヒットラー | 報国社 | ||
フィヒテ ドイツ国民に告ぐ | 富野敬邦 | 玉川学園出版部 | 昭和16 | |
米国の本音をつく 英独争覇と日本 | 今井三郎 田川大吉郎 | 教文社 | ||
防共協定とナチス、 ファッショ革命 | 鹿島守之助 | 巌松堂書店 | ||
防共ナチスの経済政策 | ヒャルマール・シャハト | 刀江書院 | ||
満洲王道思想批判
: 一名・日満独創聯盟期成論 | 千葉命吉 | 大日本独創学会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1449088 | 昭和8 |
盟邦独逸に使して
: ヒトライズムの成果を語る | 伍堂卓雄 述 | 横浜貿易協会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1270555 | 昭和13 |
躍進ドイツ読本 | 黒田礼二 | 新潮社 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1268496 | 昭和15 |
四ヶ年計画下の独逸鉄鋼業 | 竹内謙二 編 | 改造社 | ||
両大戦間に於ける 独・仏・英の社会政策 | ドイツ労働戦線 労働科学研究所 編 | 世界経済調査会 | https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062018 | 昭和17 |
ロンドン爆撃 独逸爆撃隊員手記 | 石垣緑郎 訳 | 霞が関書房 |
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