GHQが戦後の日本人に読ませないように没収・廃棄した書物の中には、毎年出版される年報・年鑑・要覧・統計などが、結構あります。このような書物は主義主張をせず、できるだけ統計や客観的事実にもとづいて書かれるのが普通だと思います。今回は、焚書処分を受けた年報や要覧などの書物のリストを作成してみました。焚書処分された書物は本屋や出版社、取次業者の在庫だけであったはずなのですが、なぜ古い版の書物までもがリストアップされたのか理解に苦しみます。
前回の記事で「印度統計書」の一部を紹介しましたが、統計書のように数字ばかりが並んだ書物でも、アヘン生産などの数字があったり、教育を受けている国民が極めて少ない数字が出ていたり、イギリスにとっては伏せておきたい数字が掲載されていたことなどから焚書されたものと考えられます。下記の書物にも同様に、戦勝国にとって都合の悪い史実が数多く記されている可能性が高いと思われます。
全部で62点のリストですが、「国立国会図書館デジタルコレクション」でインターネット公開されている書物は、そのURLを付記していますので、リンクをクリックすれば中身を無料で読むことが出来ます。
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ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、昨年(2019年)の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。
無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、お取り寄せは全国どこの店舗でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。
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