戦後はユダヤ問題はほとんどタブー扱いにされてきたために、この問題についてテレビや新聞で知る機会は皆無に近いのだが、戦前の新聞にはユダヤ問題についてしばしば解説されていた。「フリー・メーソン」という名前が当時の新聞にしばしば登場するのだが、これは「シオンの議定書」を奉じてユダヤ人による世界征服を目指す有力な秘密結社である。

当時「フリーメーソン」という言葉を知る日本人はそれほど多くはなかったと思うのだが、昭和八年三月十七日以降九回にわたり「世界の謎フリー・メーソンとは何!」という記事が神戸又新日報で連載されている。この記事は今日の日本人が知るべき内容がかなり含まれていると思うので、内容を紹介させていただく。
世界征服めざし各国へ張りめぐる魔手
約二千年間も亡国の民として各国かろうける凡ゆる迫害、難苦を堪え忍びながらも堅き信念の下に着着と大きな土台を基きあげ、遂には「吾等の国」……全世界をユダヤ人の手で統一し大ユダヤ国を建設せんとする大きな野望を抱くのがユダヤ人の血をうけた彼らの願いなのである。それもそのはず、現在各国の政治、経済、学、芸術界或いはスポーツ競技界にいたるまで支配的地位にあるものは殆どこのユダヤ人によって占められているのである
千六、七百万の同胞にドイツでは四分の一、米国では二分の一英国では六分の一、ソヴェート・南米諸国では殆んど全部と各々その国の経済的支配力を握っている彼等…だが決して直接武力によって目的を遂行せんとするのではなく、先ず黄金によって全世界に潜勢的一大勢力を扶植し以て世界征服の野望を達せんとするので、フリー・メーソンとは彼らユダヤの運動機関として世界を風靡している最も有力な秘密結社である
「シオンの英傑のプロトコール」——これは現ユダヤ派の人々にはユダヤ人を陥れんとする非ユダヤ人の捏造であるといっているが今日ではすでにユダヤ人によって決議された真物であることは認められている——これを自分達の憲法としている。このフリー・メーソンの会員は世界に約二百三十数万人といわれ、非ユダヤ人でも(その国のいろいろの方面の有力者なれば利用すべく)入会させて漸次これをユダヤ化し、黄金の力をもって表面合法的に着々目的遂行に努めている。だからどこの国の政府でも如何しても手をつけることが出来ない理由である。
『神戸大学新聞記事文庫』人種問題2-79
ユダヤ人には当時において国がなかった。彼らは亡国の民として世界に分散して、様々な国に住み着いて、主要国で経済的支配力を握っているが、国がないので武力を持たず軍隊も存在しなかった。そんな彼らが世界を支配するというのはいかなる方法によって可能であるのか。その力の源泉はユダヤの「黄金の力」にあったという。
国際連盟から吾が大日本帝国を極めて不利な立場においてしまったのもフリー・メーソンの会員の延ばした魔手によるものと見解をたてる人も少なくない。事務総長ドラモンド、次長アプール、反日先錚チェッコ代表ベネシュ、スペイン代表マダリアガ、情報部長コムメン、支那代表ウェリントン・クー(顧維鈞)
連盟顧問ライヒマン、報告書を執筆した、リットン調査団書記長ハースの諸氏が背後で暗躍したといわれ内田外相も議会の答弁中その事実を認めて「阻止することは遺憾乍ら出来なかった」と明らかに言っている。
神戸の支部は日本における最も有力なもので大正二年から存在していたのだが、勿論その内幕については何ら外部に知られていなかったのを最近引つづき本紙の暴露で漸くその全貌が白日の下に暴露されんとして俄然各方面に大センセーションを与えている。世人の疑惑は国民的公憤と猟奇的好奇の下に絶頂に達し、当局でも必死となってこれが内偵に努めているが、一足といえども会の内部に立入ることが出来ないのである
『神戸大学新聞記事文庫』人種問題2-79
国際連盟も、ユダヤが世界を支配する目的の為に造られたもので、国連でわが国を不利な立場に追いやったメンバーは、以前別の記事で書いた通り、国際連盟の主要メンバーも、リットン調査団の主要メンバーもフリー・メーソンのメンバーであったのである。そういう重要な問題に触れずして近現代史を学んでも真実から遠ざかるばかりである。
ユダヤ人の考え方

ユダヤ人の聖典である「シオンの賢者のプロトコール(シオンの議定書)」はアメリカの宣教師によって偶然発見されて英訳されたという。
上海においてアメリカの宣教師ストローテルが「プロトコール」の内容を偶然に知り、いかにユダヤ人の恐ろしいものであるかということに驚愕し、直ちにこれを英訳して極東および英米両国に頒布しようと決し、そしてアメリカの大統領と上海駐在の領事に一部ずつを送附したことがあった。ちょうど当時一九二七年の支那革命の際で、九江方面から上海の自国居留民保護の任に当っていたドンカン将軍がイギリスへ召還されたが、彼はそのとき自分の英訳した該書をイギリス皇帝陛下、ウェルス皇子、ボールドウィン首相とに奉呈して欲しいと将軍に託したが、ドンカン将軍は其後何等の理由なしに退職命令を受けた。その理由は簡単である――皇帝も皇子も首相もみなフリー・メーソンの会員だったからである
『神戸大学新聞記事文庫』人種問題2-79
その「プロトコール」は二十四ヶ条からなるが、その主要論旨は「あらゆる人類の秩序および国家権力を覆滅し、以て無制限の支配権力を有する一つの新世界権力を建設せんとする」ところにある。細かい内容は省略するが、ことごとく「非ユダヤ人」を差別する意味で書かれている。例えば第十五議定には
非ユダヤ人の純粋な動物的智能は解剖と観察力に欠けている。そして問題の事々を予察することが出来ない。吾々を非ユダヤ人のこの思索的才能と比較してみれば非ユダヤ人の天性たる獣的才能と違ったわが人格と神選の印章とを明瞭にみることが出来る。彼らは見ることは見るがそれより先きは全く見えないし、また発明ということが出来ない(単に物質的発明に過ぎない)。これから見ても天然自身世界を指揮することを吾人に任命したということが明らかである。
『神戸大学新聞記事文庫』人種問題2-79
「シオンの議定書」のほかに、ユダヤ人の処世訓(「シウルハン・アルフ」)についても紹介されている。ユダヤ人が異民族と以下のような考え方で接しているということは恐ろしいことである。

「世界はユダヤ人に属すべきものである。これを占領するために吾人(ユダヤ人)は如何なる仮面を被るも構はない」
「ゴーイ(非ユダヤ人)の財産はユダヤ人の掌中に帰する迄一時ゴーイに属しているものである」
「ゴーイは犬、賎馬にも劣っている。神は彼等に人間の顔面を与えたのは、ユダヤ人が彼等を奴隷として使役するのに不愉快を感ぜしめないがためである」
「ユダヤ人が荷物の重量に耐え兼ねて倒れたる動物を見、而も動物も荷物もゴーイの所有であるならば急いでこれを助けてはならぬ」
「ゴーイを欺くは差支えなく、但し詐欺の発覚せざることに努むべし。またゴーイの勘定通りに支払わざることを得」…中略…
「ユダヤ人が自己に忠実なゴーイを殺すのは義務ではないが彼を死から救うことは禁ず。たとえば彼れが溺死せんとした場合報酬として全財産を提供さるろもこれをなすべからず。またゴーイより恨を買う懼れある場合の外はユダヤ医師は金銭を提供さるるもゴーイを全快せしむべからず。治療を拒むを得ざる場合(即ち恨を買う懼ある場合)には無報酬にても治療することを得、薬品の殺治力を知るためにこれをゴーイに試みることは差支えなく、ゴーイに化せるユダヤ人に至りては全くその死を救うことを厳禁す」
更にプロトコールの一節にはこうある
「吾人ユダヤ同胞が各国に責任ある地位を占むることが未だ危険である間は、これをその過去の経歴と性格が民意に副わぬような人物で、若し吾人の命令に従わぬような場合には裁判または流刑が立ち所に到るような脛に疵を持つものに任せておく。さすれば彼は息のある限り吾人の利益を保護するであろう」
『神戸大学新聞記事文庫』人種問題2-79
日本人はユダヤ人からすれば「ゴーイ」であり富を奪われてしかるべき対象であるのだが、今日のわが国の国富がどんどん外国にバラ撒かれている背景には、彼らのこのような考え方による工作が行われているのではないだろうか。治験もされず安全性も確認されていない高価なワクチンなどを大量に買わせてわが国に高額な代金を支払わせ、一方でその「殺治力」を試されているのはまさにわが国で実際に行われてきたことである。また「民意に副わぬような人物」で「脛に疵を持つ」者を首相に据えて、国民の批判を無能内閣に集中させることで彼ら(DS)の利益が保護されるというのも、わが国の現内閣にそのまま当てはまる話なのである。
言論機関の支配
ユダヤ人は世界中の国々から嫌われて当然だと思うことを実行して来たのだが、彼らは自身に矛先が向かわないように世界の主要な言論機関を支配し、世論をコントロールして来た。この記事では言論機関支配の重要性について、次のように解説されている。
武器なき軍国である彼等がその陰謀成就に武力を用いずして金権に依らんとするのも当然のことで、彼等は現在世界の三分の二の金権を握り、八割の言論機関を支配するとまでになっているのも次の議定書を読んでうなづける、曰く
「もし金がこの世に於ける第一の力であるとすればそれに次ぐものは勿論出版物である。しかし前者なしに後者はあり得ず、吾人上述の目的(即ち世界征服の意)は出版物の助けなしで成就し得ないのである。金——出版物を通じての宣伝によって民衆を動かし味方とする。かかる方法で一歩毎に吾民族の特性たる忍耐を以てその企画を進むるに於ては次第にキリスト教徒を圧迫し遂にはその勢力を絶滅せしめることが出来る。
吾人は世界に向って信ずべきところ、敬すべきところ、呪うべきところを号令しよう。必ずや吾人に反対して立ち言論を以てまたは武力を以て吾人に抗する者ある場合は、その時こそ既に従順にして無智なる民衆の大部分は吾人の味方として吾人を護るであろう。且つ一旦出版物の支配者とならんか、吾人は容易に名誉、善行正義の観念を変化させることが出来、そして今日まで僧侶および家長の権威に属していた社会の規範を打破し得る。かかる僧侶、家長の権威を打破することは吾人の目的のために必須のものであると同時に、今日までキリスト教徒が帰依していたものを根底から覆えすのである。
茲において吾人は更に彼等の守護の任に当る軍隊を情慾の焔に堕落させて置いて、そこで吾人は公然真正面から吾人の敵であるキリスト教徒が尊敬し帰依していた凡てのものに堂々と戦を宣しよう。
『神戸大学新聞記事文庫』人種問題2-79
「出版物」というのは本だけでなく、もちろん新聞や雑誌を含むのだが、彼らは世界の主要通信社を支配しており、世界の世論を動かすことが可能であった。このブログでわが国が国際連盟を脱退する迄の動きを記事にしたことがあるのだが、わが国が国際連盟で追いつめられた背景にはユダヤ人の動きがあり、世界の新聞論調がそれを後押しした。そもそも国際連盟が発足することからして、フリー・メーソンが関わっていたのである。

日本を孤立に陥れた国際連盟はアメリカにおけるフリー・メーソンの一メンバーがウイルソン大統領を説き伏せてつくり上げたものであり、パリのフリー・メーソン機関誌に「指導精神から考えて連盟はユダヤの運動に深い関係を持っており、吾々ユダヤ人は連盟最初の具体的提案者で、連盟はユダヤ民族に世界的放浪生活をさせている根本原因を政治的に解決するものである」と書かれてもいることは一たい何を物語るものであろうか
莫大なる財を費し人々が殺し合いそしてこの世に修羅地獄を現出せしめた彼の欧洲大戦をパリ、ドカデリー街十六番のフリー・メーソンの結社本部は俎上に乗せた。そしてここで「戦争はもうこれで打ち切ったがいい」と議決した。次は講和会議へ、次は連盟の創立へとその後彼等のプランは着々実現したのである、注目すべきはこうした会合の何れにもウイルソン大統領の代理を勤めたフリー・メーソンのメンバー、ハウス大佐があったことだ、ウイルソン夫人はユダ系統の出でありイスラエル運動のシンパであった。
『神戸大学新聞記事文庫』人種問題2-79
戦後の新聞雑誌でユダヤ問題について報じることはタブーにされてきたと思うのだが、戦前戦中のわが国においては多くの新聞などで比較的詳しく報じられていた。戦後出版されたの歴史書に於いては、ユダヤが何をしてきたかについて何も触れないものばかりなのだが、このような表面的な歴史叙述をいくら読んでも真実にたどり着くことは不可能だと思う。何か腑に落ちないことがあれば、戦前の新聞や書物に何が書かれていたかを調べることをお薦めしたい。
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