GHQが焚書処分した「ユダヤ」関連書物

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 GHQが没収・廃棄した書物リストの中から「ユダヤ」「猶太」「フリーメーソン」「マソン」という文字をタイトルに含む本を調べると、全部で21点存在する。そのうち「国立国会図書館デジタルコレクション」で7点がネット公開されている。

 ユダヤ人に関する陰謀論は古くからあるが、ユダヤの人々が世界の政治、経済、軍事を支配し、強く影響を及ぼしていたことの多くは確かなことである。

 このブログで、ロシア革命を推進した人物の大半がユダヤ人であったということを紹介した。当時のロシアの人口一億六千万人のうちユダヤ人は三百万人弱(2%以下)に過ぎなかったのだが、国家機関においても役員の八割以上がユダヤ人であり、それらの組織におけるロシア人の役員はわずか6%程度に過ぎなかったという史実は重要である。

 世界の現代史においてユダヤ人が関与する場合には、共産主義という思想を広げることが多いのだが、そのことは戦前戦中のわが国においても例外ではなかった。GHQが焚書処分した書物に何が書かれていたか、一部を紹介したい。

 筈見一郎 著『猶太禍の世界』第九章「シナ赤化と日本」にはこんな記述がある。

 (大正十年:1921年)の…モスクワで開かれたコミンテルン第三回世界大会で、どんな排日の議論が、さらに進められたかを検討すれば…張太雷というシナの代表が、この大会に出席し、世界赤化の何より障碍たるべき日本の地位を論じ、コミンテルン指導者の著しい注目をひいた。

 張は、日本を赤化することが、極東に赤色政権を樹てる何よりの重大な前提となし、これこそは、全世界プロレタリアートの死活問題だとまで力説し、日本を赤化する問題が解かれざる限りは、日本はソ連にとり不断の危険な存在であって、極東民族にとっても共産主義への道を塞ぐものだ。日本打倒こそは、世界の三大資本主義(日、英、米)の支柱を転覆するの一事に外ならぬことを強調した。この張太雷の主張は、昭和三年、第六回の世界大会で、コミンテルン綱領の中に採用せられ、赤化運動に当たりて、日本は最も重要な対象の一つとして取り扱われるようになった

 それからというものは、赤の思想が澎湃として日本を襲おうとした。最高学府の一部にそれが波及するに至り、京大の河上博士その他が検挙されるような嘆かわしい状態をさえ産んだ。半可通の学生や若い思慮の定まらないものなどが、この左翼思想の熱に一時浮かされた。だが、結局、日本の国体は、左様な浅薄な思想に微動だにするものではなかった。

 一体、蒋介石が抗日戦のような無謀なことを何故思いついたのか?…ただ、一つの観測として指摘したいのは、それはただにコミンテルンの煽動があったのみならず、もっぱらシナへ武器を売り込みたいと熱望した英米仏のユダヤ人武器商人の使嗾があったからだということである。なぜなら、彼らは、シナこそは世界で一番有望な武器売り込み先だということを承知していたからである。少なくとも、今度の欧州の戦いが始まる前まではそうであった。

 それも彼らは別にシナを愛しているからではない。自分らの金もうけが何より可愛いからであった。しかも、英米仏の政府は百パーセントそれらの武器商人を援助し、彼らユダヤ閥の欲するがままに動いていたからである。

筈見一郎 著『猶太禍の世界』霞ケ関書房 昭和16年刊 p.238~239
猶太禍の世界 - 国立国会図書館デジタルコレクション

 戦後はこのような視点から歴史が叙述されることは皆無に近いが、戦争が起これば、どちらが勝利しても武器商人は必ず儲かる。武器商人にとっては平和な時代は好ましくなく、世界のどこかで対立が起これば、その対立を複雑化させ先鋭化させる方向で彼らが支援してきたこともまた事実なのである。このような記述のある書物が、GHQによって、戦後の日本人に読めないようにしたのは何故なのかを考えることも必要ではないだろうか。

タイトル出版社国立国会図書館デジタルコレクションURL出版年
英・米・露に於ける
ユダヤ人の策動
国際思想研究所 編雄生閣https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1711542昭和18
皇国大日本とその使命
怖るべきユダヤの国際的
大秘密結社
熊谷 白 建国講演会
今次大戦と裏のニュース :
世界猶太情報
国際政経学会
調査部 訳編
政経書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1277055昭和16
支那とフリーメーソン内藤順太郎国民社
支那に於ける英国の動向と
猶太の勢力
犬塚惟重 述東京商工会議所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1115090昭和13
新聞とユダヤ人武田誠吾欧亜通信社
ソ連の要路を占むる
ユダヤ人の極東攻略
長谷川泰造人文書院
大東亜戦争とユダヤ人の
動向
久保田通教東京情報社
東亜とユダヤ問題小山猛夫 中央公論社https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1440175昭和16
ナチスのユダヤ政策清水宣雄アルス
日本主義経済学
ユダヤ主義経済の排撃
田村謙治郎 東風閣東京事務所https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278512昭和15
マソン結社の秘密久保田栄吉 訳破邪顕正社
猶太禍の世界筈見一郎 霞ケ関書房https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1459178昭和16
猶太シオン運動の実相ローゼンブルグ富強日本協会
猶太人の陰謀と排日問題勝井辰純 久栄堂書店https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1021207大正13
ユダヤ人のアメリカ発展オトマール・クラインツ千峰書房
猶太と日本との戦い佐藤麟太郎 訳政教社
猶太の世界支配綱領愛宕北山政経書房
ユダヤの対日謀略長谷川泰造晴南社創立事務所
猶太民族と世界制覇の陰謀松村吉助富山房
わが対ユダヤ戦線中山忠直中山忠直

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 ブログ活動10年目の節目に当たり、前ブログ(『しばやんの日々』)で書き溜めてきたテーマをもとに、昨年(2019年)の4月に初めての著書である『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』を出版しています。
 通説ではほとんど無視されていますが、キリスト教伝来以降ポルトガルやスペインがわが国を植民地にする意志を持っていたことは当時の記録を読めば明らかです。キリスト教が広められるとともに多くの寺や神社が破壊され、多くの日本人が海外に奴隷に売られ、長崎などの日本の領土がイエズス会などに奪われていったのですが、当時の為政者たちはいかにして西洋の侵略からわが国を守ろうとしたのかという視点で、鉄砲伝来から鎖国に至るまでの約100年の歴史をまとめた内容になっています。
 読んで頂ければ通説が何を隠そうとしているのかがお分かりになると思います。興味のある方は是非ご一読ください。

無名の著者ゆえ一般の書店で店頭にはあまり置かれていませんが、紀伊国屋書店の下記10店舗に令和3年の2月末まで、各1冊だけですが常備陳列されることになっています。
川越店、流山おおたかの森店、梅田本店、グランフロント大阪店、川西店、クレド岡山店、広島店、久留米店、熊本光の森店、アミュプラザおおいた店
お取り寄せは上記店舗だけでなく、全国どこの書店でも可能です。もちろんネットでも購入ができます。
令和二年三月末より電子書籍もKindle、楽天Koboより販売を開始しました。

内容の詳細や書評などは次の記事をご参照ください。

コメント

  1. シドニー学院 より:

    しばやんさん、こんにちは。

    ユダヤ関連の焚書の紹介ありがとうございます。先月まで大隈重信の動画を作っていたので、ユダヤ問題について大隈の言葉を紹介します。1911年の『世界平和の趨勢』の中で「かの世界第一の富豪ロスチャイル家の如きも、各国の政府に金を貸し付けて戦わしめ、また軍備を拡張せしめ、これによって得たところの収益で現時の富をなすに至ったものである。而して今や資本家の勢力は政府を左右し、平和の継続、戦争の開始、軍備の拡張、軍事費の増加をその意のままにすることが出来る」、また1919年の『永久平和の先決問題』の中では、第一次世界大戦で敗北したヴィルヘルム2世の傲慢だった姿勢に対して、「かくの如きはあたかも旧約聖書に在るイスラエル人にのみ神の特殊の恩寵の加わると考えた同一なもの…」と旧約聖書とユダヤ問題についても指摘しています。(上記の文は『青空文庫』でも閲覧可能)

    大隈は、致遠館で改宗ユダヤ人であるフルベッキから聖書や独立宣言の指導を受けており、1895年の『大隈伯昔日譚』の中では、随所にユダヤ教の階級史観が読み取れるのですが、その後の段階でユダヤ禍にたどり着いたのかもしれません。改宗ユダヤ人のフルベッキは、大隈の推薦で東大の前身である大学南校の教頭となり、多くのユダヤ人やフリーメーソンをお雇い外国人として招いています。有名な北大の前身札幌農学校の教頭クラークは、マサチューセッツのフリーメーソンのグランド・マスターといわれ、歴史学者のユダヤ人であるルートヴィヒ・リースもいます。明治維新そのものが、背後にフリーメーソンのグラバーがいて、その背後にはアヘン取引を行うジャーディン・マセソン商会があり、それをロスチャイルド家が操っていた。お雇い外国人のリースは、この事実を隠した明治の教育にも大きな影響を与えたと思います。

    戦後はもちろんですが、戦前においても幕末の砲艦外交について詳しく論じられることはなく、薩長がグラバーと結託していたと推定される言及もありません。大久保や伊藤・木戸たちが、半分スパイだったのではないかとも思われます。ご存知かもしれませんが、この件について鈴木壮一氏が言及している面白い動画があります。思わず膝を打ちました。(59分~)
    https://youtu.be/HxhygDPKHv8?t=3539

    尚、先週神戸大学附属図書館の動画をアップしたので、ご覧いただければ幸いです。動画の前半は、このサイトの検索方法を紹介。後半は、フリーメーソンの驚愕の黒歴史、731部隊を扱ったNHKスペシャルの捏造報道の2つの新聞記事を読み上げた動画となっています。
    https://youtu.be/i1BWMOhM-qs

    • しばやん より:

      シドニー学院さん、コメントありがとうございます。

      鈴木壮一さんの講演動画、神戸大学附属図書館の動画の紹介ありがとうございます。一度話を聞いてみたい研究者の一人なので嬉しいです。幕末から明治維新の歴史を「大久保利通一代記」というのは納得です。ずっと大学で日本史の教鞭をとってきた学者よりも、視点が斬新で面白いですね。

      神戸大学の新聞記事文庫は、私の場合はキーワード検索から記事を時系列に並べて、読みたい記事を見出しから探すのですが、切り抜き帳から探す方法もあるのですね。
      ユダヤ関連では、本日アップした「GHQが焚書処分した「排日」関連書籍」に、勝井辰純 著『猶太人の陰謀と排日問題』という本の一部を紹介させていただきました。

      幕末から明治維新から第二次大戦に至る歴史においては、綺麗ごとが多すぎて納得のいかない部分が少なからずあり、外国勢力が背後でどう動いていたかを自分なりに調べようとしていますが、まだまだ道半ばです。
      明治維新を推進した背後にはイギリスがどこかの外国勢力がいたはずなのですが、そのような記述は、すっぽりと教科書などから抜け落ちています。今「歴史ノート」で幕末の砲艦外交の事を連載していますが、なるべくそのあたりを調べて書きたいと考えています。