「思想」に関するGHQ焚書  『アジア民族の中心思想』、『思想戦経済戦』

テーマ別焚書リスト

生存競争か、共存共栄か

高楠順次郎

 『思想』をキーワードにして面白そうなGHQ焚書を探していると、『アジア民族の中心思想 インド篇』という本が目に入った。著者の高楠順次郎は、明治時代から昭和初期にかけて活躍した仏教学者・インド学者で、東京帝国大学文学部教授、東京外国語学校(現、東京外国語大学)の校長、東洋大学の学長などを歴任した人物である。

 この本の前編はインド篇、後半は支那・日本篇となっており、かなりの大部の著作だが、今回は第一講・インド思想概観の冒頭部分に書かれていることを紹介したい。
 インド人と西洋人とは民族としては同じアーリア人の系統で、言語についてもルーツは同じと考えられているのだが、考え方が西洋人と大きく異なっているのは興味深いところである。

 西洋の文明を論ずる人は、文明は生存競争によって進むのであるというのが普通の根本観念になっている。即ち、生存競争は文明の基だというので、人と人とが競争し、階級と階級とが競争し、国と国とが競争して、世界戦争までやってみたところが、文明は進むどころか世界共倒れになって、どうしてもインドに聞かざるを得ないようになった。インド人に聞いてみると、生存競争は共倒れだということを私どもは初めから考えているあなた方はそうではないと言ってお進みになった。我々は相互扶助でやって行くより仕方がないと昔から考えている。仏教が起こったのもそうである。あなた方自身で理屈をつけて生存競争ということを過信しておった。それが間違いであったということを今発見したに過ぎない。なるほど、ある程度までは生存競争も必要であろうけれども、生存競争が文明の根本だと理屈づけて進めば、つまり、その教えは行き詰まりとなる。インドでは共存共栄・相互扶助ということが文明の根本だと考えているというのであります。

 なお、人間が自然を征服することが文明の根本だというのであるが、これもよく考えてみると、人間が自然を征服するということの初めは、インド人から考えると、人間が自然を征服するといっても、深山や大沢を開くのは良いけれども、猛獣毒蛇を征服するのが文明の根本であるとすれば、猛獣毒蛇に近いような野蛮人を征服するのが文明の根本ということになる。そうすれば、文明の恩恵を与える為に野蛮な人種は征服しても良いのだという事になる。さすれば、さらに進んで、野蛮の宗教は亡びゆくべき宗教である。文明の宗教を信じている者が本当の人間だ。というように段々区別を生じてきて、生存競争から起こる差別思想がどこまでも続くことになる
 インドでは、人間の進歩は自然を征服するからではなく自然に同化するからである。森林生活ができるという事は自然に同化するのである。自然を征服するということはインドの文明には全然ない。獅子がおり虎がいる。あの猛獣毒蛇を人間が征服して幅を利かそうとしてもとてもできることではないから、そういうことは考えない。むしろ、大自然に自分が同化して行くと考えることによって、アーリア人種はインド文明の進歩が出来たのである。インドでは自然を友とするから、動物を決して敵とは思わない。日本の子供は生きたものを見ればいたずらに石を投げつける。あるいは鉄砲を以てこれを射つが、インド人は決してそんなことをしない。人間愛ということをインドでは進めて動物愛としている。だから、動物も人間に親しむ。インドは動物の楽園と言ってもよい所である。それは、自然に同化することが文明の基本だという思想に立脚しているからである。不殺生、無傷害ということが仏の最初の教えであるが、インド人は今にこれを実行している
高楠順次郎『アジア民族の中心思想 (インド篇)』大蔵出版 昭和16年刊 p.22~24

 アーリア人の起源については、古くからペルシャ(イラン)、スカンジナヴィア、ドイツなどの諸説があるが、今では中央アジアのステップ地帯を出自とする説が多数説のようだ。その後トルコ民族やモンゴル民族がこの地域を支配したためにアーリア人は細かい集団に分かれて世界に分散し、各地で独自の文化を形成したとされている。
 インドに向かったアーリア人がインダス川上流に定住した時期はこの本では五千年前としているが、この点については諸説があるようだ。いずれにせよ水が豊富な地域に居住したインド・アーリア人ははじめのうちは自民族本位の排他思想を持ち奴隷階級を徹底的に差別していたようなのだが、長い年月をかけて共存共栄・相互扶助であるべきだと考えるに至ったことは興味深いものがある。

思想戦とは何か

 戦後のわが国では「思想戦」という言葉がほとんど使われることが無いのだが、戦争やは決して武力戦だけで行われるものではない。特に近代戦に於いては、武力を使う前に、「思想戦」や「情報戦」、「宣伝戦」など、武力を用いない静かな戦いが普通に行われていたし、戦前戦中の新聞などでもそのことをよく報じていたので、当時の日本人の多くが「思想戦」等についてよく理解していたものと思われる。
 こういう戦いがあることを知っているかどうかで戦争や外交に関する見方が変わってくると思うのだが、今のマスコミなどはこのような観点から世界の動きを論じることは皆無といって良く、そのために現在のわが国が「思想戦」などでいろんな国から攻撃されているという事を認識している人は非常に少ない現状にある。

 GHQ焚書の中に『思想戦経済戦』という本がある。この本は陸軍つはもの編輯部が一般国民の為に国防知識を普及するために昭和九年(1934年)に出版した『国の力叢書』の第三冊目で、非常に判りやすく書かれているので一部を紹介させていただく。

近代戦は科学の総ての部分を動員する真の智能戦である
 と同時に戦争の規模が拡大し、戦場は砲火を交える野戦地帯のみでなく、従来の銃後たる内地は無論、第一線と同様の危険にさらされるし、一方戦闘人員に於いても、戦争資源に於いても同様、想像以上の膨大な規模を要するのである。
 こうした物質的の威力はもとより近代戦の特徴であるとともに、近代戦に於いてはそれに加えて目に見えない戦争手段たる思想戦、政略戦、経済戦等が重要な一要素として、これまた欠くべからざるものであることを銘記しなければならない。

 近代戦は、武力の雌雄を決する前にこの思想戦、政略戦、経済戦等の勝敗が、まず決せられると言っても過言ではなく、それらに敗れては武力戦に於いて必勝を期す公算は極めて少ないと言わねばならない。
 かつての日露戦争に於いて、ロシアが何故に敗れたかと言えば、野戦における敗戦はもとよりであるが、国内的には思想戦に禍され、国民の戦争意思が壊滅した結果であるとも見ることが出来るのである。
 即ち当時、明石大佐(後の大将)が欧州に於いてさかんに思想的攻勢を行い、その効果が現実に戦争の上に現れたとも言い得るのである。
 また、欧州大戦*においてのドイツの敗北も、その主要な原因は思想戦に敗れた結果であって、「戦争には敗れたが戦闘には勝っている」ドイツがやはり、連合国の思想的攻勢に屈服したのである。
*欧州大戦:第一次世界大戦のこと

 近代戦における思想戦がこのように重大な役割を演じるのは取りも直さず、近代戦そのものが真の国力戦であり、単に軍人のみの戦争ではなく、国民全体の戦争であることにもとづいているからである。
 言いかえれば、近代戦は国民一人残らずが戦う意思を持たねば戦争の継続が一日も出来ないほど、それほど国民の思想信念によって戦争が左右されるのである。
 だから、国民の思想が一たび戦争継続を欲しない状態に至れば、もはや取り返しがつかないので、それは直ちに敗戦を意味するのである。
 敵は常にこの点を充分観察し、対抗国民の戦争意思を挫く方策を次々に計画し実行し、むしろ武力戦よりもその方面に力を注ぐのが近代戦の要項になっている
 近代戦はこの点であらゆる意味での科学戦であると言い得るのであって、即ちこの思想戦も真に科学的に立案された組織ある一元的統制で行われるもので、この上に、一層この思想戦が科学的である点は、戦時はもとより平時に於いて思想戦が行われていることであって、それには、外交戦、経済戦等が関連してより科学的に統制ある機能を発揮するのである。
『思想戦経済戦 (国家力叢書 ; 3)』軍事科学社 昭和9年刊 p.3~5

 文中の「明石大佐」というのは明石元二郎のことだが、彼はロシア国内の反戦、反政府運動を支援して、ロシアの対日戦争継続の意図を挫くことに貢献したのだが、彼の行動を「思想戦」と呼ぶべきかどうかはともかくとして、当時のわが国にはロシアに対してこのような工作を仕掛けた人物が存在したのである。

 主要な国では自国を防衛するために、平時において他国からの思想戦や情報戦に対する対策がなされているのが普通なのだが、戦後のわが国では対策をしようにもそれができる人材がほとんどいないのではないだろうか。戦後のわが国は他国から「スパイ天国」と言われて久しいのだが、外国スパイに対する対策を取らないまま戦後八十年が経過しようとしている。そもそも「スパイ防止法」を持たずして、平時における他国からの思想戦や情報戦、宣伝戦を防ぎきることができるはずがないだろう。スパイ防止策が必要であることがわかっていながら、今の国会議員は「スパイ防止法案」の上程すらしない。与党も野党も官僚もマスコミも、どこかの国のスパイ工作に相当冒されているのではないかと考えるのは私ばかりではないだろう。

「思想」に関するGHQ焚書リスト

GHQ焚書リストかの中から、本のタイトルに「思想」を含む本を抽出して、タイトルの五十音順に並べてみた。
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タイトル 著者・編者 出版社 分類 国立国会図書館デジタルコレクションURL
〇:ネット公開 
△:送信サービス手続き要
×:国立国会図書館限定公開
出版年 備考
アジア民族の中心思想. 印度篇 高楠順次郎  大蔵出版 https://dl.ndl.go.jp/pid/1913135 昭和16 Kindle版あり
アジア民族の中心思想. 支那・日本篇 高楠順次郎  大蔵出版 https://dl.ndl.go.jp/pid/1040365 昭和13 Kindle版あり
印度思想史 木村泰賢 大東出版社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038768 昭和16 大東名著選 ; 6
大川周明博士その思想 左山貞雄 大同書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1878102 昭和19  
恩の思想 川合貞一  東京堂 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038388 昭和18  
加藤弘之の国家思想 田畑 忍 河出書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1239111 昭和14  
教学と思想統一 西晉一郎 国民精神文化研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1233191 昭和10 国民精神文化類輯. 第5輯
近世国体思想史論 伊東多三郎 同文館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1159126 昭和19  
近世に於ける神祇思想 藤井寅文 春秋社松柏館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1040098 昭和19  
近世日本愛国思想史 佐々木臥山 表現者   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
大正13  
近代思想の動向と日本憲法 森吉義旭 青年教育普及会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1232756 昭和10  
近代政治思想と皇道 藤沢親雄  青年教育普及会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1228417 昭和12  
近代独逸哲学思想の研究. 第2巻 越川弥栄  修学館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038955 昭和19  
勤王思想の発達 本夛辰次郎 日本学術普及会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1914427 昭和14  
決戦態勢下の思想対策 三島助治 国際政治経済研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062856 昭和16  
現代思想戦史論 野村重臣  旺文社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062859 昭和18 日本思想戦大系
現代思想の歴史的批判 中村孝也  青年教育普及会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1232941 昭和10  
現代の問題としての復古思想 竹岡勝也 目黒書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1684763 昭和14 教学新書 ; 第3
五・一五事件背後の思想 伊福部隆輝  明治図書出版 https://dl.ndl.go.jp/pid/1459120 昭和8  
皇国思想の本源 紀元二千六百年奉祝会 皇国青年教育協会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038389 昭和17 皇国精神叢書 ; 第2輯
皇道思想はどんな思想か 鄭 然圭  満蒙時代社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和12  
皇道主義思想の確立 藤井章  高陽書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038375 昭和15  
国体思想論 広島文理大精神科学会 目黒書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1039464 昭和18  
国体と思想国防 志水義暲  清水書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1044864 昭和17  
国体の淵源
日本精神日本思想の原理
塩田盛道 建国講演会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1091495 昭和11  
国民思想史概説 芦田正喜 啓明社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1188558 昭和3  
国民思想叢書. 聖徳篇 加藤咄堂 編 国民思想叢書刊行会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1224130 昭和5  
国民思想の動向 水島 斉 不明 https://dl.ndl.go.jp/pid/1232928 昭和10 現代国家民族大観 第2巻
国旗、皇道、正中思想 熊崎健翁  五聖閣出版局 https://dl.ndl.go.jp/pid/1685276 昭和14  
思想維新論 三島助治  国民政治経済研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1273642 昭和17  
思想決戦 敵思想侵攻と撃碎 中井良太郎  鳴玄社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460324 昭和19 史談興亜選書
思想決戦記 水野正次  秀文閣書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1450655 昭和18  
思想国防の神髄 田中智学  天業民報社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460200 昭和17  
思想戦 棟尾松治 六芸社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1042016 昭和17  
思想戦 : 近代外国関係史研究 吉田三郎  畝傍書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062862 昭和17  
思想戦経済戦 陸軍省つはもの編輯部 編 軍事科学社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1457952 昭和9 国の力叢書 ; 3
思想戦大学講座 大日本言論報国会 時代社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062852 昭和19  
「思想戦」と宣伝 神田孝一  橘書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1462333 昭和12  
思想善導の根本義 秦俊七郎  民友社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1279582 昭和3  
思想戦と科学 荒木俊馬 新太陽社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460314 昭和18 日本文化新書
思想戦と国際秘密結社 北條清一 晴南社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062864 昭和17 2021経営科学出版で復刻
思想戦の根基 大日本言論報国会 同盟通信社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1062853 昭和18 日本思想戦叢書 ; 第2輯
思想戦の勝利へ 高須芳次郎  大東亜公論社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038432 昭和18  
思想戦より観たる敵アメリカ 小林五郎 述 世界思想戦研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1270374 昭和18 世界思想戦研究所断案 ; 第1輯
思想戦略論 小林知治  地平社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460326 昭和18  
思想戦論 志村陸城  赤坂書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460329 昭和19  
思想戦を語る 下中弥三郎  泉書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1439722 昭和19  
思想闘争と宣伝 米山桂三 目黒書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460328 昭和18  
思想と剛柔 桂川畦菽 松雲堂書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1079892 昭和18  
思想問題と学校教育 吉田熊次 日本文化協会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1236499 昭和9 思想問題小輯. 第1
思想問題と国民精神 亘理章三郎  大成書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1176877 昭和3  
支那思想概説 日支事変に就いて 諸 橘 述 山崎作治 https://dl.ndl.go.jp/pid/1093780 昭和13  
支那事変に於ける
敵の戦場思想工作の一観察
教育総監部 編 教育総監部    国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和15  
新世紀の思想 原 勝、林 秀共 新興亜社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和15  
神道思想史 山田孝雄  明世堂書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1914370 昭和18 神祇叢書 
Kindle版あり(いざなみ文庫)
神道思想の研究 梅田義彦 会通社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1040122 昭和17  
世界大戦に於ける仏独両軍
戦術思想の変遷
リュッカ
廣良一 訳
偕行社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1149308 昭和8  
全国思想関係新聞雑誌調 警保局図書課 内務省   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和10  
戦争経済思想 クルト・ヘッセ 本領信治郎訳 日本電報通信社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1061405 昭和17 ドイツ戦時経済叢書. 第9
戦争思想の研究 松下芳男 学而書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1465692 昭和10  
戰爭と思想 野村重臣  富強日本協會 https://dl.ndl.go.jp/pid/1085785 昭和19  
戦争と思想動員 法貴三郎  日新書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460320 昭和17  
全体思想の再検討 大串兎代夫  国民精神文化研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1228756 昭和12 国民精神文化類輯. 第19輯
総力戦・思想戦・教育戦 寺田弥吉  敞文館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460251 昭和18  
総力戦と宣伝戦
ナチス思想謀略の研究
水野正次  新民書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1450656 昭和16  
大東亜戦争と思想戦 竹田光次 週刊産業社   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和18  
大東亜戦争の思想戦略 水野正次 霞ヶ関書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1450652 昭和17  
大東亜の思想 大串兎代夫  モダン日本社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1273648 昭和17  
中道思想及びその発達 宮本正尊 法蔵館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1040367 昭和19  
東亜協同体思想を撃つ 篁 実 支那問題研究所   国立国会図書館に蔵書なし
あるいはデジタル化未済
昭和14 戦争文化叢書 ; 第10輯
東亜聯盟結成論
 : 東亜宣化(思想戦)の原則的研究
東亜思想戦研究会 東亜思想戦研究会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1457117 昭和13  
ナチス思想批判 蓑田胸喜  原理日本社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1268325 昭和15  
ナチス思想論 山本幹雄 アルス https://dl.ndl.go.jp/pid/1683554 昭和16 ナチス叢書 ; 8
日本国防思想史 松原晃  天理時報社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1460227 昭和17 Kindle版あり(いざなみ文庫)
日本古来の国民思想史 勝俣忠幸 東山書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1231363 昭和11  
日本思想史 清原貞雄  地人書館 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038337 昭和17 大観日本文化史薦書
日本思想史概説 田中義能  明治書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1172397 昭和18  
日本思想史 
近世国民の精神生活 上巻
清原貞雄 中文館書店 https://dl.ndl.go.jp/pid/1914372 昭和18  
日本思想と世界思想 有馬純清 警醒社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1683669 昭和15  
日本思想の研究 補永茂助 教育研究会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1176568 昭和4  
日本精神と大乗思想 加藤咄堂  時潮社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1235371 昭和9  
日本精神の教育
非常時と日本精神と仏教思想
日高進 講述 第一人間道場 https://dl.ndl.go.jp/pid/1270620 昭和11 人間道講演集 ; 第3輯
日本的思想の研究 永井了吉 統治問題研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1100907 昭和15  
日本の歴史と思想戦 佐藤忠恕 昭和刊行会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1041414 昭和18  
日本民族の思想と信仰 田中治吾平 会通社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1040093 昭和18  
幕末勤皇思想の研究 國學院大學道義学会 青年教育普及会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1231128 昭和12 道義論叢. 第4輯
藤田東湖の生涯と思想 大野 愼 一路書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1687518 昭和15  
藤田幽谷の思想 塚本勝義 昭和図書 https://dl.ndl.go.jp/pid/1038563 昭和19  
藤田幽谷の人物と思想 松原 晃 六合書院 https://dl.ndl.go.jp/pid/1043483 昭和19  
米国に於ける思想戦 東亜研究所 東亜研究所 https://dl.ndl.go.jp/pid/1439300 昭和18  
満洲王道思想批判 : 一名・日満独創聯盟期成論 千葉命吉  大日本独創学会 https://dl.ndl.go.jp/pid/1449088 昭和8  
水戸思想と維新の快挙 長谷川信治 編 長谷川書房 https://dl.ndl.go.jp/pid/1683854 昭和16  
明治・大正・昭和教育思想学説人物史
第四巻 昭和前期篇
藤原喜代蔵 日本経国社 https://dl.ndl.go.jp/pid/1072139 昭和19  
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