匪賊関連

支那の匪賊についての新聞記事を読む その1

琿春(こんしゅん)事件 前回の歴史ノートで支那や満州における匪賊(土匪ともいう)について書いたが、多くの日本人が匪賊によって殺害されたことが最初に新聞に報じられたのは、大正九年(1...
満州事変から国際連盟脱退

満州民族の故地・満州の人口の九割が漢民族となった経緯

前回記事で、満州は満州族の故地で漢民族はかつてわずかしか居住していなかったのだが、清末以降に大量の漢民族が満州に移り住むようになって、一九三八年頃には満州の人口の九割が漢民族となっ...
満州事変から国際連盟脱退

わが国が開拓した満州を狙っていた国々

わが国が「満州」の開拓を始めた歴史的経緯 「満州」という言葉は「州」の字が付くことから、地名と誤解されることが多いのだが、中国語では土地の名前ではなく民族名、即ち満州民族を意味して...
満州事変から国際連盟脱退

戦後「満州」「満州国」に関する多くの真実が封印されてきた

戦前のわが国や世界で、満州についてどのように論じられていたか 現在の中国東北三省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)、及び内蒙古、熱河省を領土として一九三二年(昭和7年)に「満州国」という...
白柳秀湖

上海と明治維新  白柳秀湖『日本外交の血路』を読む6

引き続き白柳秀湖の『日本外交の血路』(GHQ焚書)を読み進んでいく。前回は、昭和七年三月に開かれた徳富蘇峰の古稀記念講演会の中で、白柳が「上海と明治維新」という演題で講演した内容の...
白柳秀湖

幕末期における英米仏三国の動き  白柳秀湖『日本外交の血路』を読む5

引き続き白柳秀湖の『日本外交の血路』(GHQ焚書)の内容の一部を紹介させていただく。この本は白柳が雑誌などで発表して来た時局に関する論説を収録したものだが、昭和七年三月に開かれた徳...
白柳秀湖

日本を弱体化させた資本主義的外交心理 白柳秀湖『日本外交の血路』を読む4

経済界が日米外交に多大な影響を与えて来た 前回に引き続き白柳秀湖の『日本外交の血路』(GHQ焚書)の一部を紹介させていただく。前回は、わが国の外交が経済界の意向を受けてワシントン会...
白柳秀湖

経済界が歪めた戦前の対米外交 白柳秀湖『日本外交の血路』を読む3

前回記事で大正十年(1921年)のワシントン軍縮条約や昭和三年(1928年)のパリ不戦条約が締結されて以降、わが国の外交当局や新聞記者、思想界が、経済界の意向を受けて軍部を悪しざま...
白柳秀湖

「五・一五事変の史的考察」 白柳秀湖『日本外交の血路』を読む2

武士・兵士の生活の途を奪うということ五・一五事件を報じる東京朝日新聞号外 Wikipediaより 今回も引き続き『日本外交の血路』(GHQ焚書)の内容紹介だが、「五・一五事変の史的...
兵庫

丹波篠山の桜を訪ねて…文保寺、宇土観音、篠山城跡等

文保寺 前回記事で丹波市の桜を紹介させていただいたが、常照寺から丹波篠山市に向かう。丹波篠山市の寺社では高蔵寺が桜の名所として有名だが、枝垂れ桜の開花が遅かったのでパスして文保寺(...
兵庫

丹波市古刹の桜を楽しむ…圓通寺、百毫寺、常勝寺

桜の季節は人が多すぎるところはなるべく避けて、静かに楽しめる寺や神社に行くようにしているのだが、一昨年も、昨年も桜の季節は病院の中で過ごしたので、今年はあまり無理せずに、自宅からそ...
白柳秀湖

戦前の日本外交は何を誤ってきたのか……白柳秀湖『日本外交の血路』を読む1

白柳秀湖(しらやなぎ しゅうこ)は、早稲田大学文学部哲学科に在学中に堺利彦・幸徳秋水らの影響を受け社会主義思想に接近し、プロレタリア文学運動の先駆となる作品をいくつか残したが、大逆...
フィリピン

日本陸海軍がレイテ島で脆くも敗れた背景

ラウレル政権の正体ホセ・ラウレル 1943年 前回の記事で、フィリピン第二共和国のホセ・ラウレル大統領は日本の傀儡ではないことを書いたのだが、ラウレルは回顧録を残しており、十月に挙...
フィリピン

日本軍がフィリピン人の親日派から支持を失っていったのはなぜか

日本軍政時代の写真 前回の記事で、わが国は昭和十八年(1943年)五月の御前会議でフィリピンを独立させることを決定し、十月にホセ・ラウレルを大統領とするフィリピン第二共和国が誕生し...
フィリピン

コレヒドール要塞攻略

コレヒドール要塞 バターン半島の沖合にコレヒドール島があり、そこにはスペイン統治時代からマニラ湾を守るための要塞が築かれていたのだが、フィリピンがアメリカ領となったのちアメリカはそ...
フィリピン

「バターン死の行進」を考える

バターン半島攻略戦 前回記事で1942年3月11日にマッカーサーがフィリピンを脱出したことを書いたが、その後日本軍は砲兵隊、航空部隊を増強し、3月24日から攻撃機によるバターン半島...
フィリピン

日本軍のバターン半島攻略戦でフィリピンを脱出したマッカーサー司令官

フリーメーソンの資格を与えられたマッカーサー 前回の記事で、ダグラス・マッカーサーが一九三五年にフィリピン軍の軍事顧問に就任したことを書いたが、『マッカーサー回想記』を読むとマニラ...
フィリピン

アメリカによるフィリピン統治とマッカーサー家

米西戦争から米比戦争 1898年2月、キューバの港ハヴァナで何者かにメイン号が爆破されて多くの死者が出たことをきっかけに、「メイン号を忘れるな!」(リメンバー・ザ・メイン)の戦争国...
京都

笠置寺の修行場を巡りながらその歴史を学ぶ

笠置寺(かさぎでら)は京都府の南東部にある標高二百八十九メートルの笠置山の山上にある寺で、この寺の境内の修行場をめぐるのが面白いと聞いていたので、先日チャレンジして来た。結構楽しか...
奈良

月ケ瀬梅林から柳生の里と近隣の寺社を巡る旅

月ケ瀬梅林 そろそろ梅の花が見ごろを迎えたので、二月二十八日に月ケ瀬梅林から柳生の里を散策し、その後柳生街道沿いの寺社を訪ねてきた。月ケ瀬梅林入り口 月ケ瀬梅林は奈良県の北東の端に...
情報戦・宣伝戦

『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む 3

勝利の宣伝 前回に引き続きGHQ焚書である中野五郎の『敵国アメリカの戦争宣伝』の内容を紹介させていただく。 日本軍の真珠湾攻撃直後にルーズヴェルト大統領がどのような発言をしていたか...
情報戦・宣伝戦

『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む 2

前回に引き続き中野五郎の『敵国アメリカの戦争宣伝』の内容の一部を紹介させていただく。今回は二回目で、昭和16年(1941年)12月8日未明(アメリカ時間では12月7日午後)に行われ...
情報戦・宣伝戦

『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む 1

アメリカでその戦争宣伝の実態を見て来た中野五郎 宣伝戦関連のGHQ焚書をあたっているときに、中野五郎 著『敵国アメリカの戦争宣伝』という本が目に入った。著者中野五郎は昭和5年に東京...
宣伝戦、思想戦、情報戦関連

排日宣伝戦はさらに強まって行った 新聞記事で読む宣伝戦6

さらに強くなった排日宣伝と年々減少していった対支輸出 前回は昭和8年の「宣伝戦」に関する新聞記事を採り上げさせていただいたのだが、今回は昭和9年以降の記事をいくつか紹介させていただ...
宣伝戦、思想戦、情報戦関連

日支の紛争からわが国を世界大戦に導く陰謀 新聞記事で読む宣伝戦5

日本を孤立化させる戦略 前回に引き続き「宣伝戦」に関する記事を採り上げていきたいのだが、今回は昭和8年の記事をいくつか紹介させていただく。この時代のわが国の新聞社は、今とは違ってど...
宣伝戦、思想戦、情報戦関連

第一次上海事変で策動した米国 新聞記事で読む宣伝戦4

第一次上海事変 前回は「宣伝戦」に関わる昭和6年の新聞記事を拾ってみたのだが、今回は昭和7年の記事をいくつか紹介させていただくことにしたい。 この年の1月に租界(外国人居留地)のあ...
宣伝戦、思想戦、情報戦関連

支那と英国の宣伝戦に振り回される日本 新聞記事で読む宣伝戦3

再び支那の宣伝戦に襲われたわが国 前回記事で、満州事変勃発後直ちに支那は、満鉄を爆破したのは日本であるとの宣伝戦を開始したのだが、国連は支那のために積極的な手段を取らぬことを決議し...
宣伝戦、思想戦、情報戦関連

満州事変勃発直後の世界の動き 新聞記事で読む宣伝戦2

昭和三十年に関東軍の自作自演に書き換えられた柳条湖事件 満州事変は1931年(昭和6年)9月18日に奉天(現瀋陽)郊外の柳条湖で、日露戦争で大日本帝国に譲渡された南満州鉄道の線路が...
宣伝戦、思想戦、情報戦関連

第一次大戦終戦後の支那の排日 新聞記事で読む宣伝戦1

支那の排日を仕掛けたのは英米である 前回まで山中峯太郎の『日本を予言す』(GHQ焚書)のなかで、わが国が支那や英米やソ連の宣伝戦、思想戦に振り回されていたことが書かれている部分を紹...
山中峯太郎

『日本を予言す』(GHQ焚書)を読む その4

洗練されていないわが国の宣伝戦対応ロンドン軍縮会議でイギリスの仕掛けた宣伝戦を報じる大阪毎日新聞 「神戸大学新聞記事文庫」軍事(国防)39-145「宣伝戦」対策で、連合国主要国は第...
山中峯太郎

『日本を予言す』(GHQ焚書)を読む その3

戦時だけでなく平時においても行われる「謀略戦」 戦後の日本では、どこかの国の謀略があったといった話はたいていの場合「陰謀論だ」とのレッテルが貼られて、それ以降国民の大半が思考停止に...
山中峯太郎

山中峯太郎著『日本を予言す』を読む その2

中国大陸におけるコミンテルン・ソ連の対日戦略 前回に引き続き山中峯太郎の『日本を予言す』(GHQ焚書)を読み進んでいく。日本の戦後の歴史叙述ではほとんど触れられることのない、盧溝橋...
山中峯太郎

山中峯太郎著『日本を予言す』を読む その1

今回紹介させていただくGHQ焚書は、昭和12年に出版された山中峯太郎著『日本を予言す』である。彼の詳しい経歴などは、昨年末に彼の書いた『日本的人間』(GHQ焚書)という本を紹介させ...
ユダヤ人

日本とユダヤ人の関係を考察した中山忠直のGHQ焚書を読む

古代に日本に渡来したユダヤ人は日本に同化した 今回紹介したいGHQ焚書は中山忠直(なかやま ただなお)という人物の著した『我が日本学』である。タイトルの書かれたページを開くと「本書...
国会図書館デジタルコレクション

「国立国会図書館デジタルコレクション」の活用のお薦め

「国立国会図書館デジタルコレクション」の全文検索で何ができるか このブログの読者から時々、「大量の書籍の中からどうやって本をみつけるのか」との質問を受けることがよくある。昔なら何度...
ご連絡など

2024年 新年のご挨拶

新年 あけましておめでとうございます。 旧年中は拙い私のブログにお付き合いいただき、まことにありがとうございました。楊谷寺 龍の花手水 何度も訪問して頂いた方や、私の記事にリンクし...
焚書全リスト

復刻されて読みやすくなっているGHQ焚書リスト

最近GHQ焚書の復刻が相次いでおり、原文の表記を尊重しつつ読みやすいように現代仮名遣いに改められたり、旧字体の漢字を新字体に改められて出版されているものも多いので、「国立国会図書館...
山中峯太郎

山中峯太郎著『日本的人間』を読む その2

前回に引き続き『日本的人間』に書かれているエピソードをいくつか紹介していきたい。正直であること加藤清正実直加藤清正、晩年に、自分の生涯をかえりみて言う。「三歳の時に私は、父を失い、...
山中峯太郎

山中峯太郎の『日本的人間』を読む その1

山中峯太郎 山中峯太郎は陸軍士官学校に学び、陸軍大学校に進んだのだが、陸軍士官学校で山中と交流を深めた清国からの留学生の多くが辛亥革命後に孫文から政権を奪った袁世凱の専制政治に反対...
焚書全リスト

「GHQ焚書 全リスト」その28(最終回) り~わ

GHQ焚書の全リストの第二十八回目で、今回はタイトルが「り」から「わ」で始まるGHQ焚書全リストに国立国会図書館のURLを付記してまとめたものである。今回が「GHQ焚書 全リスト」...
GHQ焚書

現代史を学ぶ際に石油問題を知ることの重要性~~『世界石油史物語』を読む

今回紹介するGHQ焚書は、昭和十八年に大文館書店から刊行された、佐藤定勝著『世界石油史物語』という本である。著者の佐藤定勝についてはネットの情報はほとんどなくどのような経歴の人物で...
欧米の外交

フランス人が書いた英国の戦争方法~~『ヨーロッパの悲劇』を読む

イギリスの真の姿とはいかなるものかを描いた本 GHQは外国人の著作も数多く焚書処分したのだが、今回は『ヨーロッパの悲劇―英国の戦争方法―』という本を紹介させていただく。 著者のドク...
焚書全リスト

「GHQ焚書 全リスト」その27 む~ら

GHQ焚書の全リストの第二十七回目で、今回はタイトルが「む」から「ら」で始まるGHQ焚書全リストに国立国会図書館のURLを付記してまとめたものである。 このリストの本の中で、以前こ...
GHQ焚書

『素描祖国の歴史』を読む④~~室町期の邦人の海外発展と豊臣秀吉の天下統一

「倭寇」と『明史』に記録された経緯『 倭寇図巻 』 ( 東京大学史料編纂所所蔵 ) 室町時代の邦人の海外発展については「倭寇」という言葉が教科書などに必ず出てくる。学生時代に学んだ...
焚書全リスト

「GHQ焚書 全リスト」その26 まんし~み

GHQ焚書の全リストの第二十六回目で、今回はタイトルが「まんし」から「み」で始まるGHQ焚書全リストに国立国会図書館のURLを付記してまとめたものである。 このリストの本の中で、以...
廃仏毀釈・神仏分離

但馬妙見山の妙見信仰と神仏分離

但馬妙見山の妙見信仰 昨年の秋にこのブログで大阪府にある能勢妙見山のことを書いたが、この能勢妙見山は、福島県相馬市の相馬中村神社、熊本県八代市の八代神社とともに日本三大妙見の一つに...
兵庫

丹波古刹の「もみじめぐり」と名工を生んだ土地柄

十一年前に兵庫県丹波市内の紅葉名所を観光して旧ブログで記事を書いたのだが、その当時丹波市は『丹波もみじめぐり』と題して、市内の紅葉名所九ヵ所を紹介するパンフレットを作成していたので...
焚書全リスト

「GHQ焚書 全リスト」その25 ほ~まんけ

GHQ焚書の全リストの第二十五回目で、今回はタイトルが「ほ」から「まんけ」で始まるGHQ焚書全リストに国立国会図書館のURLを付記してまとめたものである。 このリストの本の中で、以...
京都

京都西山三山(楊谷寺、光明寺、善峯寺)と十輪寺を訪ねて

「西山」とは 三方を山に囲まれた盆地である京都では、市街地北側に連なる山々を北山、東側に連なる山々を東山、西側に連なる山々を西山と呼び、「西山連峰」の一番北側に位置するのが愛宕山系...
日本文化

『素描祖国の歴史』を読む③~~平安・鎌倉時代

かなの発明 『素描祖国の歴史』には政治史や外交史についてはあまり記されておらず、わが国の文化史が中心に描かれていて、平安時代については「かなの発明」について一章が設けられているだけ...