戦争文化叢書 アメリカにおける人種問題~~「戦争文化叢書」を読む10 アメリカには多種多様な民族が混在して暮らしており、学生時代に「人種のるつぼ」などと学んだ記憶があるのだが、今では「人種のサラダボウル」などと言われることが多いのだそうだ。 「るつぼ」という言葉には、様々な国の移民が入り込み1つに融合するとい... 2022.03.08 2023.07.07 戦争文化叢書
戦争文化叢書 明治以降の農村の都会化によって失われたもの~~「戦争文化叢書」を読む9 GHQによって世界創造社の「戦争文化叢書」シリーズの大半が焚書処分されているのだが、今回は『日本農兵戦争』という本の一部を紹介したい。 著者の清水宣雄がどういう経歴の人物であったかは詳しくはわからないが、「国会図書館デジタルコレクション」に... 2022.03.02 2023.07.07 戦争文化叢書
戦争文化叢書 今も親日国の多い南洋群島の、日本による委任統治時代を考える~~「戦争文化叢書」を読む8 太平洋に点在するポリネシア・メラネシア・ミクロネシアの島々は、今では「南の楽園」などと呼ばれているが、この島々はかつてわが国の領土であった。 17世紀になってスペインがこの地域一帯を植民地化し、フィリピンと共に「スペイン領東インド」を形成し... 2022.02.24 2023.08.22 戦争文化叢書
戦争文化叢書 戦前の欧州をめぐる世界情勢をどう理解するべきか~~「戦争文化叢書」を読む7 前回に引き続き「戦争文化叢書」のGHQ焚書を紹介したい。今回紹介するのは白鳥敏夫 著『欧洲を繞(めぐ)る世界情勢』という本である。 著者の白鳥敏夫はWikipediaによると、「大正、昭和期の日本の外交官・政治家。戦前期における外務省革新派... 2022.02.18 2023.07.07 戦争文化叢書
戦争文化叢書 ソ連・コミンテルンによる中国の赤化工作を知る~~「戦争文化叢書」を読む6 前回に引き続き満田巌著『日本世界戦争』の文章を紹介したい。戦後に書かれた著作では、中国で民族運動が昂揚した背景にどこの国が関与していたかについて触れることは皆無に近いのだが、この書物には詳しく記されている。ソ連・コミンテルンによる中国の赤化... 2022.02.12 2023.07.07 戦争文化叢書
戦争文化叢書 第二次世界大戦が勃発した頃の世界の関係とイギリスの戦略的外交~~「戦争文化叢書」を読む5 今回紹介するGHQ焚書は戦争文化叢書 ; 第12輯の満田巌著『日本世界戦争』である。 著者の満田巌については何冊か著作を残しているが、どんな人物かと調べていると、 夫人の満田道子さんが『わかれ霜』 という歌集を出していることが分かった。内科... 2022.02.06 2023.07.07 戦争文化叢書
戦争文化叢書 戦前においても日本を軽視する知識人が少なくなかった要因と、学ぶべき国民の歴史~~「戦争文化叢書」を読む4 GHQによって世界創造社の『戦争文化叢書』のシリーズの大半が焚書処分されたのだが、今回はアジア問題研究所編『支那人は日本人なり』という変わったタイトルの本の一部を紹介したい。この本はわが国の歴史について、戦後の歴史叙述などには見出しがたい、... 2022.01.31 2023.07.07 戦争文化叢書
戦争文化叢書 イギリスの伝統的な植民地統治手法である「分割統治」とは~~「戦争文化叢書」を読む3 前回に引き続き、戦争文化叢書 第25輯の『英国の世界統治策』を読み進もう。 この本の第三章は「分割して支配する」だが、わかりやすく言えば、ある者が統治を行うにあたり、被支配者を分割することで統治を容易にする手法である。英国はこの手法で世界各... 2022.01.25 2023.08.22 戦争文化叢書
戦争文化叢書 イギリスこそが世界最大の侵略国だった~~「戦争文化叢書」を読む2 前回はに引き続き、GHQが大半の書籍を焚書処分した世界創造社の「戦争文化叢書」の中から、今回は『英国の世界統治策』(GHQ焚書)という本を紹介させて頂きたい。イギリスは如何にして植民地を獲得したのか この本の第一章は「如何にして植民地を獲得... 2022.01.19 2023.07.07 戦争文化叢書
戦争文化叢書 支那事変でわが国が「敵国」と認識していたのはイギリスだった~~「戦争文化叢書」を読む1 大半がGHQに焚書処分された『戦争文化叢書』 昭和十四年(1939年)から十六年(1941年)にかけて、世界創造社という出版社から『戦争文化叢書』というシリーズ本が出版されている。全部で三十五冊の本が刊行されているのだが、そのうち二十九冊(... 2022.01.13 2023.07.07 戦争文化叢書