義和団の乱から日露戦争 ロシアを確実に揺さぶった明石元二郎の謀略工作活動
日露戦争開戦のすぐ後に金子堅太郎が渡米した際に、旧友のヘンリー・アダムスから「1年もすればロシアに内乱が起こるので、その煽動をすれば勝てる」との提案を受けた。ロシアには明石元二郎が明治35年から諜報活動に携わっていたが、反政府活動分子と接触し本格的な謀略活動を開始するのは日露開戦後のことである。
義和団の乱から日露戦争
義和団の乱から日露戦争
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