GHQ焚書 帝国海軍を育てた人々~~永松浅造『くろがねの父』を読む 前回に引き続き、GHQに焚書処分された永松浅造の著作を紹介したい。今回紹介する本は昭和十七年に発刊された『くろがねの父』という本で、帝国海軍を育てた勝海舟、伊東祐亨、山本権兵衛、東郷平八郎、加藤寛治の海軍人生を詳述した本であるが、GHQは時... 2022.03.20 2022.03.23 GHQ焚書
義和団の乱から日露戦争 日露開戦を決定した直後に戦争を終わらせる準備を怠らなかった伊藤博文 明治37年2月4日の御前会議で対露断交と開戦を決定した夕刻に、伊藤博文は金子堅太郎を呼び、すぐに渡米してほしいと告げた。伊藤はこれから戦争が何年続くかわからないが、もし勝敗が決しなければ両国の間に立って調停する国が必要となる。頼むところはアメリカしかない。君は大統領のルーズベルトと懇意の仲であり、直ちにそのことを依頼してほしいと告げた。 2022.03.17 2022.03.30 義和団の乱から日露戦争