版籍奉還から廃藩置県、府県統合 廃藩置県で政府は県名や県庁所在地をどういう基準で決めたのか 明治四年七月に廃藩置県が行われた時は、府県の数が全部で三府三百二県であったのだが、その後わずか一年で八割近い県が消滅した。政府はどういう基準で新しい県名を決めたのかについて、宮武外骨が『府藩県制史』で朝敵藩・曖昧藩は従来の藩名をそのまま県名としなかったと書いているが、例外が少なくない。 2021.06.23 2022.04.09 版籍奉還から廃藩置県、府県統合