2026-04

長野朗

消し去られた満州人 長野朗『民族戦』を読む2

満州漢人化運動 前回記事で本土で暮らせなくなった漢人が大量に満州に移住したことを書いたが、満州人の故地であり、かつては住民の大半が満州人であった満州に大量の漢人移民を送り込んで漢人...
長野朗

中国の領土拡大方法を考える 長野朗『民族戦』(GHQ焚書)を読む1

長野朗は陸軍の軍人で、辛亥革命後大正元年(1912年)に中国に派遣され、大正八年(1919年)に北京に留学して五・四運動などの動きを目の当たりにし、1924年に帰京後は拓殖大学教授...
フィリピン

アメリカはいかにしてフィリピンを手に入れたか

「太平洋の鍵」を支配する 米国海軍大佐であったA.T.マハンが一八九〇年に『海上権力史論』という本を著し、欧米史においてシーパワーがいかに重要であったかを論証したが、その本の中でパ...
田沼時代と天明の大飢饉

田沼意次の長男・意知の暗殺を仕掛けたのは誰か

田沼意知おきとも暗殺事件 天明四年(1784)三月二十四日、田沼意次の長男である田沼意知が江戸城内において、新番組の佐野政言さの まさことに斬りつけられ、その八日後に死亡している。...
田沼時代と天明の大飢饉

田沼意次を「賄賂政治家」として貶めた政敵は誰なのか

田沼時代の再評価 学生時代に田沼意次たぬま おきつぐは「賄賂政治」を行ったと学んだので、以後長いあいだこの人物については悪いイメージを持っていたのだが、近年この人物が再評価されてい...
徳島

阿波の土柱と脇町のうだつの町並み

阿波の土柱どちゅう 徳島の古刹の桜を楽しんだあと、阿波市阿波町北山・桜ノ岡に存在する阿波の土柱に向かう。 阿波の土柱 波濤嶽 土柱層がむき出しになってるあたりを「波濤嶽はとうがたけ...
徳島

桜の咲く頃に徳島の古刹を訪ねて

毎年桜の咲く頃には地方の桜を見にいくのだが、あまり有名な桜の名所は観光客が多すぎるのでなるべく避けるようにしていて、静かに桜を楽しめそうな古い寺や神社を選んで旅程を立てるようにして...
支那事変(日中戦争)

蒋介石が黄河の堤防を爆破させ、多くの民衆が溺死しさらに大飢饉が発生したこと

黄河決壊事件 一九三七年(昭和十二年)盧溝橋事件から支那事変がはじまり、南京陥落後日本軍は中国中心部に軍を進め、翌年六月には河南省の中心地である開封かいほうを占領。次いで鄭州ていし...
ハワイ

GHQが焚書した『真珠湾』を読む2 真珠湾攻撃とロバーツ委員会報告

真珠湾攻撃 アメリカ人のブレーク・クラークが書いた『真珠湾』の続きだが、前回は日本軍が真珠湾の周囲にある飛行場や海兵隊基地を空爆した場面を紹介させていただいた。発艦直前の翔鶴の飛行...