大村益次郎

テーマ別焚書

本のタイトルに「日本人」を含むGHQ焚書 『日本人の本領』を読む

今回はGHQ焚書リストの中から、本のタイトルに「日本人」を含む書籍を探してみた。小説もあれば、人物論もあり、偉人のエピソードを集めたものなどいろいろだが、今回紹介したいのは『日本人の本領』という本である。『日本人の本領』 著者の伏見韶望しょ...
明治初期の暗殺事件

明治二年九月に大村益次郎の命が狙われた経緯

大村益次郎 前回は明治二年一月に起きた横井小楠の暗殺事件について書いたが、その八か月後に大村益次郎暗殺事件が起きている。今回は大村益次郎がどのような人物であり、暗殺された経緯について記すことと致したい。幕末の大村益次郎 大村益次郎は文政八年...
徴兵令と士族の没落

明治政府が士族中心の軍隊を否定した経緯と徴兵制に対する国民の反応

山縣有朋は、中央軍隊の編成を大久保利通らは薩摩・長州・土佐の三藩の藩兵を主体とする主張を退け、「四民平等、国民皆兵」の徴兵制を採用し、明治六年に徴兵令が発布された。しかし、当初は徴兵を忌避する者が多くて、兵を集めるのに随分苦労している。