テーマ別焚書

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経済及び財政・金融に関するGHQ焚書リスト 『統制経済と経済戦』

「経済」とは、社会に於いて財・サービスの生産・流通・消費活動を調整するシステムを言い、その調整は貨幣を通じて行われるものである。戦後平和な時代が長く続いたわが国では、「経済」や「財...
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政治関連のGHQ焚書リスト 『政党の罪悪と議会制度の刷新』

竹田安次 著 『政党の罪悪と議会制度の刷新』 GHQ焚書リストの中から政治に関する書籍やパンフレットを検索していくと、全部で236点見つけることが出来た。その中から、今回は『政党の...
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タイトルに「世界」「国際」を含むGHQ焚書 『世界は何処へ』

GHQ焚書の中に世界全体を俯瞰的に論じている本が少なからず存在するので、焚書リストから「世界」「国際」をキーワードにして抽出することを試みたのだが、世界情勢を論じている本から世界観...
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太平洋とその周辺に存在する国々に関するGHQ焚書リスト

「太平洋」、「南洋」、「南方」の周辺諸国 「太平洋」はユーラシア、オーストラリア、南極、南北アメリカの各大陸に囲まれる世界最大の海洋を言うが、この太平洋の周辺部や海洋に点在する島々...
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東洋、アジア関連のGHQ焚書リスト

「東洋」「アジア」「(大)東亜」の違い 「東洋」は「西洋」の対概念であるが、指し示す地域は本によって異なり、トルコから東のアジア全域を含むケースもあれば中東を除くケースなど様々であ...
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「西洋」「欧米」「欧州」に関するGHQ焚書 『戦争史 西洋古代篇』『裏から見た欧洲の外交戦』

戦前・戦中期の「第一次世界大戦」の呼称 GHQ焚書のリストの中には、本のタイトルに国名ではなく「欧州(ヨーロッパ)」「欧米」「西洋」という言葉を用いて、ヨーロッパ全体や西洋全体の歴...
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「大東亜共栄圏」関連のGHQ焚書リスト

「大東亜共栄圏」の範囲は定まっていなかった 昭和六年(1931年)の満州事変以降英米との関係が悪化して、「南進」がその後の国策の有力な選択肢の一つとなり、「大東亜共栄圏」という言葉...
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第二次世界大戦時日本領であった国々に関するGHQ焚書リスト

第二次世界大戦時の日本領 教科書などにはほとんど書かれていないのだが、わが国は第二次世界大戦に参戦後、わずか半年でアメリカ、イギリス、フランス、オランダの植民地であった東南アジアや...
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第二次世界大戦で枢軸国であった国(日、独を除く)に関するGHQ焚書

枢軸国は全部で八か国 第二次世界大戦でわが国はドイツ、イタリアとともにイギリス、アメリカ、中華民国などの連合国と戦ったのだが、前回の記事で連合国に関するGHQ焚書についてまとめたの...
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第二次世界大戦で連合国であった国(英米支ソを除く)に関するGHQ焚書

第二次世界大戦でわが国はイギリス、アメリカ、中華民国、ソ連などと戦ったのだが、わが国が同盟を組んだドイツ、イタリア等を枢軸国と呼び、日本、ドイツ、イタリア等と敵対した国々を連合国と...
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イギリスの旧植民地に関するGHQ焚書リスト

第二次世界大戦の始まる前は世界の大半の国が欧米列強の植民地であり、最も多くの植民地を従属させ所有していたのがイギリスである。下の画像は1921年の頃のイギリスの版図を示しているが、...
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ドイツ及びナチス関連のGHQ焚書リスト

今回はドイツ関連のGHQ焚書に関する記事をリスト化してみたが、ドイツに関する書物はアメリカやイギリスよりも多くの書物やパンフレットが焚書処分されている。これまでこのブログで採り上げ...
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中国関連のGHQ焚書リスト

これまでこのブログで採り上げた中国関連のGHQ焚書 これまで中国に関するGHQ焚書について記事をいくつか書いてきたが、中国に関するGHQ焚書は五百点をはるかに超え、国別のGHQ焚書...
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ソ連、ロシア関連のGHQ焚書リスト

これまで英国関連、米国関連、満州関連の焚書リストを紹介させていただいたが、今回はソ連、ロシア関連のGHQ焚書リストを公開させていただく。これまでこのブログの記事でロシア及びソ連につ...
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満州関連GHQ焚書リスト

これまで英国関連、米国関連の焚書リストを紹介させていただいたが、満州関連のGHQ焚書リストの点数が、英国と米国のGHQ焚書点数を合計した点数したよりも多いというのは、私にとっても意...
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米国関連のGHQ焚書リスト

これまでこのブログで採り上げた米国関連のGHQ焚書『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む3より これまでアメリカに関するGHQ焚書について記事をいろいろ書いてきたが、これま...
テーマ別焚書

英国関連のGHQ焚書リスト

これまでこのブログで採り上げた英国関連のGHQ焚書 二年前にこのブログの記事で、英国関連のGHQ焚書リストを掲載させていただいたが、その後「国立国会図書館デジタルコレクション」が大...
情報戦・宣伝戦

『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む 3

勝利の宣伝 前回に引き続きGHQ焚書である中野五郎の『敵国アメリカの戦争宣伝』の内容を紹介させていただく。 日本軍の真珠湾攻撃直後にルーズヴェルト大統領がどのような発言をしていたか...
情報戦・宣伝戦

『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む 2

前回に引き続き中野五郎の『敵国アメリカの戦争宣伝』の内容の一部を紹介させていただく。今回は二回目で、昭和16年(1941年)12月8日未明(アメリカ時間では12月7日午後)に行われ...
情報戦・宣伝戦

『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む 1

アメリカでその戦争宣伝の実態を見て来た中野五郎 宣伝戦関連のGHQ焚書をあたっているときに、中野五郎 著『敵国アメリカの戦争宣伝』という本が目に入った。著者中野五郎は昭和5年に東京...
ユダヤ人

日本とユダヤ人の関係を考察した中山忠直のGHQ焚書を読む

古代に日本に渡来したユダヤ人は日本に同化した 今回紹介したいGHQ焚書は中山忠直(なかやま ただなお)という人物の著した『我が日本学』である。タイトルの書かれたページを開くと「本書...
欧米の外交

フランス人が書いた英国の戦争方法~~『ヨーロッパの悲劇』を読む

イギリスの真の姿とはいかなるものかを描いた本 GHQは外国人の著作も数多く焚書処分したのだが、今回は『ヨーロッパの悲劇―英国の戦争方法―』という本を紹介させていただく。 著者のドク...
日本文化

『素描祖国の歴史』を読む③~~平安・鎌倉時代

かなの発明 『素描祖国の歴史』には政治史や外交史についてはあまり記されておらず、わが国の文化史が中心に描かれていて、平安時代については「かなの発明」について一章が設けられているだけ...
日本文化

『素描祖国の歴史』を読む②~~飛鳥時代・天平時代

聖徳太子の時代 前回記事で清水三男は『素描祖国の歴史』のなかで、我々の祖先はかなり古くから他の民族よりも国家意識が強かったことを指摘し、その原因として「国生み神話」でいざなぎ・いざ...
日本文化

シベリア抑留で亡くなった歴史学者の遺著~~『素描祖国の歴史』を読む①

シベリアに抑留された新進気鋭の日本史研究者 GHQ焚書リストの中に清水三男著『素描祖国の歴史』という本がある。著者の清水三男は戦前に日本中世史の新進気鋭の歴史学者として活躍していた...
スパイ・防諜

『英国スパイ五百年史』を読む~~その2

「アラビアのロレンス」T.E.ロレンス (Wikipediaより) T.E.ロレンスの生涯とオスマン帝国からのアラブ独立運動を描いた『アラビアのロレンス』という映画がある。1962...
スパイ・防諜

『英国スパイ五百年史』を読む~~その1

前回までスパイに関する戦前の新聞記事を4回に分けて紹介させていただいたが、わが国で多くの英国スパイが暗躍していたことは当時の新聞にはしっかりと報じられていた。 英国のスパイの起源は...
中国関連

火野葦平が戦友に訴えたかったこと~~『戦友に愬ふ』(GHQ焚書)を読む

前回の「GHQ焚書」で、アサヒカメラ編『兵隊の撮つた戦線写真報告』という本の後半部にある火野葦平の「僕のアルバム」のなかから、火野自身が撮影した何枚かの写真を紹介させていただいた。...
中国関連

火野葦平が支那事変に出征した際に撮影した写真~~『兵隊の撮つた戦線写真報告』(GHQ焚書)より

火野葦平「僕のアルバム」 GHQが焚書処分したリストの中に、昭和十五年に朝日新聞から刊行されたアサヒカメラ編『兵隊の撮つた戦線写真報告』という本がある。この本は、支那事変で戦った兵...
中国関連

GHQが焚書処分した中国人留学生の手記『支那の少年は語る』を読む

今回紹介したいGHQ焚書は、戦前に日本に留学していた中国人たちの手記をまとめた『支那の少年は語る』(大日本雄弁会講談社 昭和16年刊)である。編者の渡辺泰亮は新潟県の尋常高等小学校...
日本文化

GHQに焚書処分された「雅楽」の本

GHQは様々なジャンルの本を焚書処分して戦後の日本人に読めなくさせたのだが、焚書リストの中にはどうしてこのような本をGHQが焚書したのかと不思議に思うようなタイトルの本が少なくない...
情報戦・宣伝戦

『映画戦』(GHQ焚書)を読んで、第二次大戦前の宣伝戦、思想戦、情報戦を知る

戦争は最後は武力によって勝敗が決まるものだが、武力に優位性がある方が戦争に勝利するとはかぎらない。もし他国から思想戦、宣伝戦、情報戦等が仕掛けられて国民が分断されたり国民の戦意が乏...
欧米の植民地統治

戦後日本人に知らされていないインドの歴史~~『印度』(GHQ焚書)を読む

以前このブログで武藤貞一の本をいくつか紹介した。 この人物は今ではほとんど知れていないが、調べると、戦前の昭和十一年から「大阪朝日新聞」の論説委員となり、「天声人語」欄を執筆。昭和...
ナチス関連

『ナチスのユダヤ政策』(昭和16年刊:GHQ焚書)を読む~~その4

その後の悪性リンパ腫の治療とブログ再開について 昨年11月に悪性リンパ腫(びまん性大細胞型b細胞リンパ腫)の治療のために入院したが、今年1月上旬に私自身が院内で新型コロナに感染した...
ナチス関連

『ナチスのユダヤ政策』を読む・その3

前回記事で、『ナチスのユダヤ政策』(GHQ焚書・内務省検閲発禁図書)に、ロシア革命の翌年にドイツ革命が少数のユダヤ人の共産主義者によって仕掛けられ、帝政ドイツが打倒された後ユダヤ人...
ナチス関連

ナチスが抬頭した背景を考える~~『ナチスのユダヤ政策』を読む・その2

第一次世界大戦を仕掛けたのもユダヤ人 前回の記事で『ナチスのユダヤ政策』(GHQ焚書・内務省検閲発禁図書)の中から、ロシア革命もドイツ革命もユダヤ人が仕掛けたことを解説している部分...
ナチス関連

ナチス叢書『ナチスのユダヤ政策』(GHQ焚書)を読む

以前このブログでアルス社の「ナチス叢書」の何点かを紹介させていただいた。当時の「ナチス叢書」の広告を見ると、五十点以上が刊行される予定であったのだが、実際に刊行が確認できるのは二十...
中国関連

中谷英雄『上等兵と支那人』(GHQ焚書)を読む~~その2

戦闘の叙述 前回に引き続き『上等兵と支那人』から、支那軍との戦闘の緊迫した場面から紹介しよう。「第一小隊は右、第二小隊は左、第三小隊は中央。命令があるまで待機」と命じるや、中隊長は...
中国関連

東洋史研究者が書き残した支那事変体験記『上等兵と支那人』(GHQ焚書)~~その1

中谷英雄 著『上等兵と支那人』,清水書房,昭和18 GHQが焚書処分した支那事変の体験記録はいくつかあるが、今回は『上等兵と支那人』という本を紹介したい。著者の中谷英雄は京都帝大の...
欧米の植民地統治

欧米列強による中国侵略~~『アジア侵掠秘史』を読む:その3

中国周辺から中国本土侵略へ 戦後出版された本では中国周辺諸国や中国本土が欧米列強に侵略されていったことについては、詳しく書かれている本は少ないと思うのだが、桑原三郎『アジア侵掠秘史...
欧米の植民地統治

ロシア・英国の中央アジア侵略を知る~~『アジア侵掠秘史』を読む:その2

前回に引き続き、桑原三郎著『アジア侵掠秘史』(GHQ焚書)のなかから、戦後日本人にあまり知られていない歴史を紹介したい。 今では世界最大の国土面積をもつロシアだが、そのルーツは、現...
欧米の植民地統治

悲惨だったアジア人奴隷~~桑原三郎『アジア侵掠秘史』(GHQ焚書)を読む その1

「国立国会図書館デジタルコレクション」で「個人向けデジタル化資料送信サービス」の手続きをすることで、大半のGHQ焚書が読めるようになる。今回は昭和十六年に刊行された桑原三郎 著『ア...
中国関連

満州事変後の中国の世論工作~~大泉忠敬『支那新聞排日ぶり』(GHQ焚書)を読む その2

前回に引き続き、『支那新聞排日ぶり』の内容の一部を紹介しよう。満州事変直後、ソ連もアメリカも出兵したと報じた中国 今もお隣の国の報道をそのまま信用することは危険だが、その点について...
中国関連

中国は満州事変をどう伝えたか~~大泉忠敬『支那新聞排日ぶり』(GHQ焚書)を読む その1

大泉忠敬『支那新聞排日ぶり』(GHQ焚書)は、満州事変の発端となった柳条溝事件から1か月も経たないうちに発刊された本で、中国がこの満州事変を自国民や世界にどのように伝え、どのように行動したかが克明に記されている。
ユダヤ人

岩佐圭奨『嵐の世界』(GHQ焚書)を読む~~ユダヤ問題を考える その2

前回に引き続き、ユダヤ人問題研究者・岩佐圭奨著『嵐の世界』の文章を紹介させて頂く。ユダヤ人は、世界史上の数々の重要事件に関与して来たのだが、戦後の歴史叙述ではそのような史実が解説さ...
ユダヤ人

岩佐圭奨『嵐の世界』(GHQ焚書)を読む~~ユダヤ問題を考える その1

今回紹介したい『嵐の世界』の著者・岩佐圭奨(いわさ けいぞう)という人物はネットに殆んど情報がなく、どのような経歴の人物であったかはよくわからない。 全国大学図書館の蔵書を「Cin...
ソ連・コミンテルン

佐々木一雄『日本の脅威 武装の赤露』を読む~~その3

共産主義国家・ソ連という国 前回に引き続き、佐々木一雄著『日本の脅威 武装の赤露』の一部を紹介したい。 共産同志と彼ら政権は「被圧迫民族を解放する」と大声に叫びながら、国内における...
ソ連・コミンテルン

佐々木一雄『日本の脅威 武装の赤露』を読む~~その2

スパイの国 ソヴィエト・ロシア 前回に引き続いて、佐々木一雄著『日本の脅威 武装の赤露』の一部を紹介したい。 ロシアはある一つの犯罪を除いては、事実上死刑が廃止されたということであ...
ソ連・コミンテルン

佐々木一雄『日本の脅威 武装の赤露』を読む~~その1

佐々木一雄という人物は、他の著書に陸軍大佐という肩書きがあるので陸軍の軍人であったことは間違いないのだが、詳しい経歴についてはわからない。彼の著した著作の内十二点がGHQによって焚...
日清戦争・日露戦争

『日露戦役の思ひ出』を読む~~日露戦争に関するGHQ焚書3

かつて陸軍省の中に「つはもの編輯部」という部署があり、兵士や国民向けに、兵士の書いた文章などを集めた「つはもの叢書」というシリーズ本が昭和8年から12年までに14点が出版され、その...