テーマ別焚書リスト 神道関連のGHQ焚書 『海外神社の史的研究』『神道と日本精神』 神道関連の書籍は大型書店に行ってもわずかしか並んでいないのだが、戦前戦中には結構多くの書籍が出ていて、その多くがGHQによって焚書処分されている。よく似た内容のものが少なくないが、ユニークな研究も存在するので、そのうちの2点を紹介させていた... 2025.03.06 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 中国思想に関するGHQ焚書 『儒教と我が国の徳教』、『孫子』 中国思想に関するGHQ焚書を探してみると、中国の春秋戦国時代(紀元前770年~紀元前221年)に現れた諸子百家に関するものばかりで、大半は孔子が創始した儒教、あるいは孫子の兵法に関する書物である。孫子が焚書処分されたのは理解できるのだが、孔... 2025.02.27 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 仏教に関するGHQ焚書 『シャカ』『仏教の戦争観』 『シャカ』 仏教に関するGHQ焚書を探していると、仏教の開祖である釈迦に関する子供用の絵本がリストにあるのに驚いた。この絵本は講談社が「大東亜の偉人」を集めたシリーズの中の1冊で、全10冊のすべての作品がGHQによって焚書処分されていること... 2025.02.20 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト イスラム教に関するGHQ焚書 『大東亜の回教徒』『回々教大観』 イスラム教は七世紀にマホメットが創始した宗教で「マホメット教」と呼ばれることもあるが、漢字圏では古くから「回教」あるいは「回々フィフイ教」と呼ばれて来た。わが国では最近では「イスラム教」と呼ばれることが最も多く、「回教」と呼ばれることは少な... 2025.02.13 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト キリスト教に関するGHQ焚書 『支那事変とローマ教皇庁』、『満州帝国とカトリック教』 『支那事変とローマ教皇庁』GHQ焚書の中でキリスト教に関係する本は決して多くはないのだが、いずれの本も戦後の史書には書かれていないような情報が満載で、戦後に出回っている史書とは全く異なる視点を提供してくれる。ピウス十一世 例えば『支那事変と... 2025.02.06 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 「文化」「文明」に関するGHQ焚書 『日本文化の支那への影響』 『日本文化の支那への影響』 GHQ焚書のリストの本のタイトル・副題を「文化」「文明」というキーワードで絞り込むと、73点の図書が引っかかったのだが、タイトルがユニークであったので『日本文化の支那への影響』という本の冒頭を読み始めて驚いた。あ... 2025.01.30 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 「思想」に関するGHQ焚書 『アジア民族の中心思想』、『思想戦経済戦』 生存競争か、共存共栄か高楠順次郎 『思想』をキーワードにして面白そうなGHQ焚書を探していると、『アジア民族の中心思想 インド篇』という本が目に入った。著者の高楠順次郎は、明治時代から昭和初期にかけて活躍した仏教学者・インド学者で、東京帝国... 2025.01.23 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 民族に関するGHQ焚書リスト 『創造の民・日本民族』 『創造の民・日本民族』豊沢豊雄 Wikipediaより 最近ではあまり聞かなくなったが、昔は「日本人は科学でも政治でも教育でも宗教でも芸術でも、日本人は外国の模倣ばかりで創造力に乏しい」とよく言われていたし、戦前でも同様であったようだ。とこ... 2024.12.29 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 資源に関するGHQ焚書リスト 『軍需資源読本』 GHQ焚書の中から「資源」をキーワードにして本を探すと、様々な国の様々な資源について個別具体的に詳述している本が多いのだが、少年少女向けに書かれた『軍需資源読本』という本は非常にわかりやすく読みやすいので少し紹介させていただく。『軍需資源読... 2024.12.19 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 鉱工業に関するGHQ焚書リスト 『銃眼のある工場』 日本精糖業の父・鈴木藤三郎の伝記『銃眼のある工場』 GHQ焚書のリストから「鉱(業)」あるいは「工(業)」に関する本を探していると『銃眼のある工場』という本が引っかかった。題名が気になったので少し読んでみると、「日本精糖業の父」と言われる鈴... 2024.12.12 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 農業・漁業・食糧に関するGHQ焚書リスト 『北洋物語:漁業日本』『日本農兵戦争』 北洋漁業のこと 『北洋物語:漁業日本』 農業・漁業に関するGHQ焚書を調べているたときに、大正中期から戦中期にかけて漁業でソ連と深刻な問題が発生していたことに気が付いたので、今回は『北洋物語:漁業日本』という本の一部を紹介したい。著者の竹村... 2024.11.28 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 商業・貿易に関するGHQ焚書リスト 『決戦貿易の潮流』『経済新体制と商業組織』 GHQ焚書リストの中から商業・貿易に関する著作を抽出してみた。平和な時代であればこのジャンルの書物は実務的な記述が中心にならざるを得ないが、国際情勢が悪化して戦争が近づいてきたり、わが国も戦争に巻き込まれるとなると、商業や貿易も自由な活動が... 2024.11.21 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 産業に関するGHQ焚書リスト 『産業少女の生活』『現代の国防と産業』 「産業戦士」の少女の作文 GHQ焚書リストの中から「産業」という言葉をタイトルに含む本を抽出してみると、「産業戦士」や「産業少女」という言葉を含む書籍が何点か引っかかったのが気になった。 私の親の世代は学生時代に学徒動員で工場や農村で働いた... 2024.11.14 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 憲法・法律に関するGHQ焚書リスト 『神道・仏道・皇道・臣道を聖徳太子十七条憲法によりて語る』 『神道・仏道・皇道・臣道を聖徳太子十七条憲法によりて語る』 GHQ焚書リストの中から、憲法や法学に関する本を探すと、聖徳太子が書いた憲法に関する著作が四点もあるのに驚いてしまった。なぜ聖徳太子について書かれた本がGHQに焚書処分されたのかと... 2024.10.24 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 外交・条約に関するGHQ焚書 『少年国史上の外交関係』 GHQ焚書リストの中から外交に関する書籍を読んでみると、戦後出版された書物やマスコミ等では触れられていない話題が満載である。少年少女を対象に刊行された本も読んでみるとなかなか面白い。古代における帰化人の活躍帰化人 秦河勝 『前賢故実』より ... 2024.10.17 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 経済及び財政・金融に関するGHQ焚書リスト 『統制経済と経済戦』 「経済」とは、社会に於いて財・サービスの生産・流通・消費活動を調整するシステムを言い、その調整は貨幣を通じて行われるものである。戦後平和な時代が長く続いたわが国では、「経済」や「財政」・「金融」に関する本が数多く出版されてベストセラーになる... 2024.10.10 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 政治関連のGHQ焚書リスト 『政党の罪悪と議会制度の刷新』 竹田安次 著 『政党の罪悪と議会制度の刷新』 GHQ焚書リストの中から政治に関する書籍やパンフレットを検索していくと、全部で236点見つけることが出来た。その中から、今回は『政党の罪悪と議会制度の刷新』という本の一部を紹介したい。著者の竹田... 2024.09.26 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト タイトルに「世界」「国際」を含むGHQ焚書 『世界は何処へ』 GHQ焚書の中に世界全体を俯瞰的に論じている本が少なからず存在するので、焚書リストから「世界」「国際」をキーワードにして抽出することを試みたのだが、世界情勢を論じている本から世界観や世界の軍事・戦争・政治・経済・文化等を論じている本、あるい... 2024.09.19 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 太平洋とその周辺に存在する国々に関するGHQ焚書リスト 「太平洋」、「南洋」、「南方」の周辺諸国 「太平洋」はユーラシア、オーストラリア、南極、南北アメリカの各大陸に囲まれる世界最大の海洋を言うが、この太平洋の周辺部や海洋に点在する島々に関するGHQ焚書はかなり多い。 戦後に刊行されたタイトルに... 2024.09.12 2024.12.03 テーマ別焚書リストGHQ焚書
テーマ別焚書リスト 東洋、アジア関連のGHQ焚書リスト 「東洋」「アジア」「(大)東亜」の違い 「東洋」は「西洋」の対概念であるが、指し示す地域は本によって異なり、トルコから東のアジア全域を含むケースもあれば中東を除くケースなど様々であるが、一般的には東アジア、東南アジア、南アジアの地域を指す言... 2024.09.05 2024.12.03 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 「西洋」「欧米」「欧州」に関するGHQ焚書 『戦争史 西洋古代篇』『裏から見た欧洲の外交戦』 戦前・戦中期の「第一次世界大戦」の呼称 GHQ焚書のリストの中には、本のタイトルに国名ではなく「欧州(ヨーロッパ)」「欧米」「西洋」という言葉を用いて、ヨーロッパ全体や西洋全体の歴史や政治情勢などを俯瞰して論じている本が少なからず存在するが... 2024.08.29 2025.02.04 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 「大東亜共栄圏」関連のGHQ焚書リスト 「大東亜共栄圏」の範囲は定まっていなかった 昭和六年(1931年)の満州事変以降英米との関係が悪化して、「南進」がその後の国策の有力な選択肢の一つとなり、「大東亜共栄圏」という言葉が良く用いられるようになっていく。「南進」とは、わが国が重要... 2024.08.22 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 第二次世界大戦時日本領であった国々に関するGHQ焚書リスト 第二次世界大戦時の日本領 教科書などにはほとんど書かれていないのだが、わが国は第二次世界大戦に参戦後、わずか半年でアメリカ、イギリス、フランス、オランダの植民地であった東南アジアや太平洋の多くの島々を占領した。この地域でわが国がいかなる統治... 2024.08.15 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 第二次世界大戦で枢軸国であった国(日、独を除く)に関するGHQ焚書 枢軸国は全部で八か国 第二次世界大戦でわが国はドイツ、イタリアとともにイギリス、アメリカ、中華民国などの連合国と戦ったのだが、前回の記事で連合国に関するGHQ焚書についてまとめたので、今回は枢軸国に関するGHQ焚書をまとめておこう。 193... 2024.08.08 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 第二次世界大戦で連合国であった国(英米支ソを除く)に関するGHQ焚書 第二次世界大戦でわが国はイギリス、アメリカ、中華民国、ソ連などと戦ったのだが、わが国が同盟を組んだドイツ、イタリア等を枢軸国と呼び、日本、ドイツ、イタリア等と敵対した国々を連合国と呼んでいた。第二次世界大戦で「連合国」であった国々と、連合国... 2024.08.01 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト イギリスの旧植民地に関するGHQ焚書リスト 第二次世界大戦の始まる前は世界の大半の国が欧米列強の植民地であり、最も多くの植民地を従属させ所有していたのがイギリスである。下の画像は1921年の頃のイギリスの版図を示しているが、インドもオーストラリアもニュージーランドもカナダもイギリスの... 2024.07.25 2024.07.27 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト ドイツ及びナチス関連のGHQ焚書リスト 今回はドイツ関連のGHQ焚書に関する記事をリスト化してみたが、ドイツに関する書物はアメリカやイギリスよりも多くの書物やパンフレットが焚書処分されている。これまでこのブログで採り上げたドイツ・ナチス関連のGHQ焚書 今までドイツやナチスに関す... 2024.07.11 2024.07.13 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 中国関連のGHQ焚書リスト これまでこのブログで採り上げた中国関連のGHQ焚書 これまで中国に関するGHQ焚書について記事をいくつか書いてきたが、中国に関するGHQ焚書は五百点をはるかに超え、国別のGHQ焚書点数を調べると英米などをはるかに上回り、ぶっちぎりの第一位と... 2024.07.04 2024.07.16 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト ソ連、ロシア関連のGHQ焚書リスト これまで英国関連、米国関連、満州関連の焚書リストを紹介させていただいたが、今回はソ連、ロシア関連のGHQ焚書リストを公開させていただく。これまでこのブログの記事でロシア及びソ連についていろいろ書いてきたが、これまで採り上げさせていただいたG... 2024.06.27 2024.07.16 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 満州関連GHQ焚書リスト これまで英国関連、米国関連の焚書リストを紹介させていただいたが、満州関連のGHQ焚書リストの点数が、英国と米国のGHQ焚書点数を合計した点数したよりも多いというのは、私にとっても意外であった。 GHQが戦後の日本人に読まれないように処分した... 2024.06.20 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 米国関連のGHQ焚書リスト これまでこのブログで採り上げた米国関連のGHQ焚書『敵国アメリカの戦争宣伝』(GHQ焚書)を読む3より これまでアメリカに関するGHQ焚書について記事をいろいろ書いてきたが、これまで採り上げた本の記事をブログカード化してみた。今後新たに採り... 2024.06.13 2024.07.16 テーマ別焚書リスト
テーマ別焚書リスト 英国関連のGHQ焚書リスト これまでこのブログで採り上げた英国関連のGHQ焚書 二年前にこのブログの記事で、英国関連のGHQ焚書リストを掲載させていただいたが、その後「国立国会図書館デジタルコレクション」が大幅にリニューアルされて、GHQが焚書処分した本のほとんどが「... 2024.06.06 2024.07.16 テーマ別焚書リスト