著者別焚書リスト

武藤貞一

わが国が世界戦争に巻き込まれる序曲 『英国を撃つ』(GHQ焚書)を読む4

支那事変のあとでソ連・イギリスはどう動くのか引き続き武藤貞一の『英国を撃つ』(GHQ焚書)を読み進めることにする。 武藤はわが国が支那事変(日中戦争)に巻き込まれたのを見て、列強が...
武藤貞一

わが国を戦争に導いたのは軍人なのか 武藤貞一『英国を撃つ』(GHQ焚書)を読む3

支那事変当時のわが国の官僚武藤貞一 『武藤貞一評論集』現時点篇より 武藤貞一の『英国を撃つ』を読み進むと、日中戦争がはじまった当時のわが国の官僚の実態が見えて来る。政治家がだらしな...
武藤貞一

イギリスが支那事変に関与した理由 武藤貞一『英国を撃つ』(GHQ焚書)を読む2

イギリスは日支ソの連携を怖れていた 前回に続いて武藤貞一の『英国を撃つ』の紹介を続ける。当時イギリスは世界の陸地の約四分の一を領有していたのだが、一八三九年から一八四二年のアヘン戦...
武藤貞一

日中戦争の背後でイギリスはどう動いたか 武藤貞一『英国を撃つ』(GHQ焚書)を読む1

「送信サービス」で公開されていた本が非公開になるケースが多発『武藤貞一評論集(戦後編)』より 武藤貞一は今ではほとんど知られていないと思うのだが、戦前の昭和十一年から「大阪朝日新聞...
長野朗

GHQ焚書に記された支那軍の戦い方 『遊撃隊・遊撃戦』を読む その2

前回に引き続き長野朗の『遊撃隊・遊撃戦』の内容の一部を紹介させていただく。「遊撃戦」というのは、不正規戦、ゲリラ戦のような武力を用いる戦いだけではなかったのだが、戦後の歴史叙述では...
長野朗

GHQ焚書に記された支那軍の戦い方 長野朗『遊撃隊・遊撃戦』を読む その1

GHQは支那事変(日中戦争)に関する研究書や記録などを数多く焚書処分したことはこのブログで何度か書いてきたが、長野朗の『遊撃隊・遊撃戦』(GHQ焚書)に支那事変に於ける支那の戦い方...
白柳秀湖

上海と明治維新  白柳秀湖『日本外交の血路』を読む6

引き続き白柳秀湖の『日本外交の血路』(GHQ焚書)を読み進んでいく。前回は、昭和七年三月に開かれた徳富蘇峰の古稀記念講演会の中で、白柳が「上海と明治維新」という演題で講演した内容の...
白柳秀湖

幕末期における英米仏三国の動き  白柳秀湖『日本外交の血路』を読む5

引き続き白柳秀湖の『日本外交の血路』(GHQ焚書)の内容の一部を紹介させていただく。この本は白柳が雑誌などで発表して来た時局に関する論説を収録したものだが、昭和七年三月に開かれた徳...
白柳秀湖

日本を弱体化させた資本主義的外交心理 白柳秀湖『日本外交の血路』を読む4

経済界が日米外交に多大な影響を与えて来た 前回に引き続き白柳秀湖の『日本外交の血路』(GHQ焚書)の一部を紹介させていただく。前回は、わが国の外交が経済界の意向を受けてワシントン会...
白柳秀湖

経済界が歪めた戦前の対米外交 白柳秀湖『日本外交の血路』を読む3

前回記事で大正十年(1921年)のワシントン軍縮条約や昭和三年(1928年)のパリ不戦条約が締結されて以降、わが国の外交当局や新聞記者、思想界が、経済界の意向を受けて軍部を悪しざま...
白柳秀湖

「五・一五事変の史的考察」 白柳秀湖『日本外交の血路』を読む2

武士・兵士の生活の途を奪うということ五・一五事件を報じる東京朝日新聞号外 Wikipediaより 今回も引き続き『日本外交の血路』(GHQ焚書)の内容紹介だが、「五・一五事変の史的...
白柳秀湖

戦前の日本外交は何を誤ってきたのか……白柳秀湖『日本外交の血路』を読む1

白柳秀湖(しらやなぎ しゅうこ)は、早稲田大学文学部哲学科に在学中に堺利彦・幸徳秋水らの影響を受け社会主義思想に接近し、プロレタリア文学運動の先駆となる作品をいくつか残したが、大逆...
山中峯太郎

『日本を予言す』(GHQ焚書)を読む その4

洗練されていないわが国の宣伝戦対応ロンドン軍縮会議でイギリスの仕掛けた宣伝戦を報じる大阪毎日新聞 「神戸大学新聞記事文庫」軍事(国防)39-145「宣伝戦」対策で、連合国主要国は第...
山中峯太郎

『日本を予言す』(GHQ焚書)を読む その3

戦時だけでなく平時においても行われる「謀略戦」 戦後の日本では、どこかの国の謀略があったといった話はたいていの場合「陰謀論だ」とのレッテルが貼られて、それ以降国民の大半が思考停止に...
山中峯太郎

山中峯太郎著『日本を予言す』を読む その2

中国大陸におけるコミンテルン・ソ連の対日戦略 前回に引き続き山中峯太郎の『日本を予言す』(GHQ焚書)を読み進んでいく。日本の戦後の歴史叙述ではほとんど触れられることのない、盧溝橋...
山中峯太郎

山中峯太郎著『日本を予言す』を読む その1

今回紹介させていただくGHQ焚書は、昭和12年に出版された山中峯太郎著『日本を予言す』である。彼の詳しい経歴などは、昨年末に彼の書いた『日本的人間』(GHQ焚書)という本を紹介させ...
山中峯太郎

山中峯太郎著『日本的人間』を読む その2

前回に引き続き『日本的人間』に書かれているエピソードをいくつか紹介していきたい。正直であること加藤清正実直加藤清正、晩年に、自分の生涯をかえりみて言う。「三歳の時に私は、父を失い、...
山中峯太郎

山中峯太郎の『日本的人間』を読む その1

山中峯太郎 山中峯太郎は陸軍士官学校に学び、陸軍大学校に進んだのだが、陸軍士官学校で山中と交流を深めた清国からの留学生の多くが辛亥革命後に孫文から政権を奪った袁世凱の専制政治に反対...
桜井忠温

世界16ヶ国に翻訳された櫻井忠温の名著『肉弾』~~GHQが焚書処分した明治期の著作4

櫻井忠温(さくらい ただよし)の著書でGHQに焚書された本は、このブログでこれまで『常勝陸軍』と『子供のための戦争の話』の2冊を紹介させて頂いた。 しかし、櫻井の著作で最も有名なの...
武藤貞一

日米を戦わせるように仕向けた国はどこなのか~~武藤貞一『日米十年戦争』(GHQ焚書)

これまで武藤貞一のGHQ焚書を3冊紹介してきたが、今回紹介する本は、第二次世界大戦でわが国がアメリカに宣戦布告した約半年前に出版された『日米十年戦争』(GHQ焚書)である。 奥付を...
武藤貞一

GHQに封印された支那事変の真実~~武藤貞一著『日支事変と次に来るもの』

盧溝橋事件直後に出版されたベストセラー 前回に引き続いて武藤貞一のGHQ焚書を紹介したい。以前にも書いたが、武藤貞一は 戦前の昭和十一年から「大阪朝日新聞」の論説委員となり、「天声...
武藤貞一

第二次世界大戦の前に戦争の形が変わった~~武藤貞一著『世界戦争はもう始まっている』を読む

1936年までに、すでに臨戦態勢に入っていた列強諸国 前回に引き続き武藤貞一の著書を紹介したい。今回は『世界戦争はもう始まっている』(GHQ焚書)である。  第二次世界大戦は193...
武藤貞一

わが国が第二次大戦で戦わざるを得ない状況に追い込んだ勢力~~武藤貞一著『日本の変貌』を読む

武藤貞一の著作はGHQに嫌われ、国会図書館においても全著作がネット公開されていない 武藤貞一という人物は今ではほとんど知られていないと思うのだが、戦前の昭和十一年から「大阪朝日新聞...
長野朗

長野朗の『支那の真相』、『我等世界に何を学ぶ可き乎』を読む

このブログで長野朗(ながの あきら)の著書をいくつか紹介させて頂いたが、長野は戦前の代表的な中国通で多くの著書を残している。彼の著書のうち十八点がGHQ焚書図書となっており、没収さ...
山中峯太郎

辛亥革命に続く第二革命に参加した山中峯太郎の著作は多数がGHQに焚書処分された~~『狙日第五列 』

山中峯太郎 山中峯太郎は陸軍士官学校に学び、陸軍大学校に進んだが、陸大に入校した明治四十四年(1911年)に辛亥革命が起き、大正二年(1913年)七月に、辛亥革命後に孫文から政権を...
桜井忠温

GHQは満州事変について何を隠そうとしたのか~~桜井忠温 著『常勝陸軍』

桜井忠温 (さくらい ただよし)は日露戦争に出征し、乃木将軍配下で旅順攻囲戦で右手首を吹き飛ばされる重傷を受け、帰還後療養生活中に執筆した日露戦争の実戦記録『肉弾』は15ヶ国に翻訳...
長野朗

GHQ焚書に描かれた、中国の排日運動を操った国~~長野朗『支那三十年』

前回の「GHQ焚書」で、長野朗著『民族戦』の一節を紹介したが、今回は、同じ著者の『支那三十年』(昭和十七年刊)の文章を紹介したい。長野朗は、中国で排日運動が始まった大正八年(191...
長野朗

GHQ焚書・長野朗著『民族戦』に描かれた、漢人の侵略の仕方

12年前に西尾幹二氏が書き始めた『GHQ焚書図書開封』シリーズで、多くのGHQ焚書が紹介されているが、中国関係の書籍では西尾氏は長野朗(ながの あきら:1888~1975年)の著書...
桜井忠温

GHQが焚書処分した青少年向けの書籍~~桜井忠温「子供のための戦争の話」

GHQが没収廃棄して、戦後の日本人に読めないようにさせた本のなかに、青少年向けの本が少なからずあるが、これらの本は著者が若い世代にも理解しやすいようにやさしい言葉で記されているので...